エバらずおごらず若者に媚びず。昭和のおじさん管理職の反省について
偉くなると威張りと管理がゴールになる人がいます。部下は自分のものじゃない。会社の大切な資産です。それがわからないと下に平気で数字の責任を押し付けをしてしまうのです。実務ができないから、部下に理不尽に威張ってしまうのです。
そしてこの数年。パワハラやセクハラが怖くて部下、特に女性と何も話せなくなっている人がいます。部下が怖いマネージャーは部下の成長を手助けできないのです。本末転倒すぎる会社経営です。
近年管理職に向けてやたらと総務主催の勉強会を開き「あれはダメ」「これはダメ」と言われます。もちろんセクハラは問題外。パワハラも問題外です。しかしそうゆう人を放置してきた風潮があったはず。部長の上の世代が怒鳴り続けたり、飲み会で女の子の肩を触るのが社風になってきたベースがあるはずです。威張るようになった人を上にあげた会社の責任を認めないとセクハラとパワハラは根絶しないのです。
大企業から中小に転職された30代以上の男性に多いのですが、同世代の男性と話さずに、ひたすら20代に威張るまたは兄貴面する、先輩風を吹かしたい人がいます。不思議なほど若者を構ったり、イジったりする人です。自分の仕事がなくマネージを勘違いしている人です。
令和の今は空前の人材不足と人手不足。そして働き方改革により個人の労働時間が極端に制限された今、昭和の塾の先生みたいに、「勉強していないと将来困るのはお前らだ」と言い続けるのは古いと思います。
自分も背中を見せながら困っているところや足りない実務を部下の目の前でやってあげないとです。評論家のように若い人の話し方を注意するのではなく実際にとってあげて数字をつけてあげないと人はついてきません。実務ができないことを指摘されると、すぐに「会社のせい」にしてまた違うところにいきがち。実務より肩書が大切な人です。
平成まではこのように会社という組織は主におじさんが威張れて、若手に教えるのが気持ちよい組織になっていたのです。それを是正しないと令和では生き残れません。失敗を何回もさせたら大体は辞めちゃうからです。
偉くなったおじさんはサボる。
おじさんは会社に来ない。
おじさんは飲みに行ったりゴルフしたりも仕事。
おじさんは書類は作らない。
おじさんは勉強と経験のためと言いながら若者に仕事を押し付ける。
そしておじさんは偉そうに評論家になる。
そんな時代は終わりを告げました。会社の名前で生きるのか、自分の働き方で評価されるのかは自分次第。この時代は生涯実務家でないと生き残れません。
最初に入った会社の名前や大きさを自慢を続けているうちは全然ダメです。学歴に頼るなんて問題外。会社ではなく自分のチカラで認められてください。また辞めた会社の人とやたらつるんで仕事を得ようとするのも昭和の時代の発想。仕事で評価されて仕事を通して戦友になってください。〇〇さんと知り合いというのも問題外だと思います。こうゆう人とは距離を置いてくださいね。ヒトは、環境の生き物だから、仕事をするのが好きな人と働いてください