はじめてのハワイの感動は仕事にも通じる
初めてハワイに行った20代。時差ぼけのままチャイナエアラインで、ホノルル空港に到着。タラップを降りてその空気に触れた途端にそこが楽園てあることがわかりました。湿度がほとんどない汗も全然でない空気は生まれてはじめてでした。人間が生物として生きていくために一番気持ち良い空間と風がそこにありました。ハワイが凄いのは海やサーフィンや買い物やホテルライフではなく空気でした。その空気に触れた瞬間。ハワイが大好きになりそれこから何回も通うようになりました。
ワイキキに行くたびに毎回ダイヤモンドヘッド登山。そして毎朝のランニングやウオーキング。朝の散歩以外は、プールサイドでひたすら読書。1日だけ買い物。1ドル80円代が懐かしいです。ワイケレのアウトレットがオープンのときは会社を休んでいきました。マウイでの年越しも体験しました。ハワイ島にも行きました。ハワイには何回も通いましたが、初回ほどの感動がないのが残念です。きつい時差も含めて近年は行かなくなりました。
このようにいいものは良いのですが、初めての時が一番感動します。感動はずっと覚えていてそのあとのリピートにつながります。仕事もそうです。20代は初めての連続。昨日まで知らなかったことが知れて、昨日までできなかったことができるようになるのです。こんな素晴らしいことはないのです。私の20回目のハワイのように楽しいけれど感動はしないなあということはなく、20代はワクワクドキドキできるのです。
わからないことやできないことがたくさんあるのは伸びしろでしかないです。それを楽しんでください。楽しむためには周りの人と協調することが必要です。自分の知らないことを話してくれる人とたくさん話して豊かな20代を過ごしてください。できればリモートとかでないほうがいいです。同じ空間、隣の席にいたほうが楽しく学べることもあります。
周りから真似して技を盗んで初めのハワイのように日々をワクワクと過ごせたら人生が成功したようなものですね。40代以降は20代の伸びしろと可能性を信じて愛してあげるのがいいと思います。