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身近な人に天職をみつけてもらい長く働いていくことについて

記者発表会30回目を迎えました
noteが公開される頃は30回目のマスコミ向けの勉強会を日本橋で開催中です。私が広告代理店の制作部の広報担当からPR会社に転職したときに初めて担当したお客様と縁あって今も仕事を続いています。長く担当できるは仕事の幸せの一つ。無事30回目を迎えられたことにクライアントの皆さんと商品。参加してくれたマスコミのみなさんに心から感謝て30年の間に広報担当の3人の女性はみんな戦友です。認知は広告、売りはPRと言って頂きずっと併走してきました。新発売ではないので新製品発表会ではなく、勉強会でした。市販のスキンケアで医師を呼んだ勉強会を開催したのは日本で初めてとメディアの方に言って頂いたのでそうだったんだと思います。

マーケティングPRは売る仕事です
マーケティングPRという仕事は推し活でしかないです。30年という年月は振り返るとあっという間でした。ユースキンという医薬品のハンドクリームが買える場所が薬局からドラッグストアやオンラインに変わり、店頭の薬剤師さんのおススメから口コミがSNSになる30年をご一緒に過ごしてきました。向いてると言われこの仕事が天職になりました。そこから30年この仕事を一度も辞めたいと思わないことは嬉しい限りです。

続けてきたこと
記者勉強会はサラリーマン時代に10回。独立してから20回。阪神大震災の年からスタートして東日本大震災の年もコロナの年も記録的な寒波の年も記録的な暖冬の年もずっと続けて今年で30回目を迎えます。コロナ中にオンラインも考えましたがやはりリアルが一番です。

出会いについて
このクライアントとの出会いは1995年阪神大震災のころ。川崎にある製薬会社の古い自社ビルの会議室の机いっぱいのハガキが積まれていました。ブランド発売40周年のカナダ旅行があたるキャンペーンの応募ハガキです。海外旅行の懸賞ハガキなのに、そこにはユースキンというひびあかぎれの治療薬との幸せな家族の思いがたくさん書いてありました。応募ハガキの半分以上に書いてありました。びっくりしました。感動しました。広告じゃあできないユーザーの繋がりを実感しました。

こんないい人たちをもっと知ってもらいたいから
そのハガキに書かれたエピソードに家族総出で返事を書く。その方に合わせすべて手書きで返事をされる姿に感動しました。世の中にはこんないいメーカーがあるからそれをもっと知ってほしい。まずはこのいい人たちを外から知ってほしいなあと思ったことが原点です。インターネットやSNSが発展してもダイレクトに会う、話すをずっと大切にされてこられ伸ばされているこのブランドとオーナーに感謝しかないです。私の20年前の独立を後押してくれたのはこの社長です。すべての仕事のルーツは彼に教わったような気がしています。

マスコミの方も店頭の方もうちのユーザーだから
マスコミの方もユーザー。だから消費者のように話してほしいと言われました。ブランドの広報代行として平等にかつ優しく話しました。まずは知って試してもらい素直な感想を聞く。そしてうちのスタッフにはマスコミに対して持ち上げすぎなくてもいいので素直に話してほしいと言われました。これがスタートのときの二つが仕事の約束です。きっと忘れておられると思いますが今も続いている約束です。

仮説を科学的に実証すること
ずっと愛されてきたブランドの新しい価値を知ってもらうために新しいニュースを作るためにオリジナルモニター試験を毎年毎年やり発表してきました。手をマッサージしたら顔の血流が変わる。足をマッサージしたら冷え性が治る。治療薬としての量の実験。スキンケアで世の中に役に立ちたいといろいろと考えました。コロナ中には、消毒により手荒れが増えました。手の傷があるとそこに汚れがたまる実験もしました。ブランドやクライアントの未来に繋がるならと初めてをたくさん体験させてもらいました。

エビデンスづくりとコンテンツはクリエティブな作業
学者や専門医と共同でいろいろな仮説を証明する過程は、どんな仕事よりもたまらなくクリエイティブでした。新発売がニュースではなく、時代に合わせた知りたいことがニュース。それをずっとずっと作らせて頂きました。汗もじゃなく汗あれ、花粉皮膚炎。いろいろなものを啓発するだけじゃなく売るにチャレンジしてきました。世界でもあまり体系化されていなかったハンドケアとフットケアの有用性を科学的にひろめるために専門家と取り組みました。

マーケティングPR担当はファンクラブ会員№1的なもの
ファンクラブ会員No.1番。それが30年変わらない私の役割。近いけど外の人として大好きを言い続ける。周りの人にも好きになってもらうためにわかりやすく良さと好きを理解してもらうかを考えてきました。その後、@コスメやAmazonなどの口コミサイトが立ち上がったあとは口コミが一番寄せられたブランドとして消費者に支持されていることを自分のことように喜びました。そしてずっと売り上げを伸ばし続けているのをみるのは嬉しいことです。

好きな人を増やしたい
身近な人に天職を見つけてもらってください。幸せとは働いて誰かに役に立つことと言われています。私はたまたま推し活が仕事になりました。ご本人に了解を得てnoteを書いてます。長い文を読んで頂きありがとうございます。


  

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