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22歳大学生、「最少の時間と労力で最大の成果を出す「仕組み」仕事術」を読んだ話

こんにちは

隙間時間では必ず目か耳を使っているものです。新幹線での移動も増えているのですが、本を見ながら好きな音楽を聴くか、Noteなどの文字を見ながらVoicyやPodcastなどを聴くようにしています。
必ず目あるいは耳のどちらかからは有益であろう情報を入れるようにしています。

今回も隙間時間に読んだ本を紹介します。最少の時間と労力で最大の成果を出す「仕組み」仕事術です。もともと自分の生活や自分が所属しているコミュニティでもっと効率的にできるところがあるとぼんやり思っていたのですが、この本を通してそれがはっきりと言語化できるようになりました。

印象に残ったフレーズを抜き出します。


「仕組み」とは、誰が、いつ、何度やっても同じ成果が出せるシステム   そもそも「仕組み」とは、いったいどういうことでしょうか。私は「仕組み」とは、「誰が、いつ、何度やっても、同じ成果が出せるシステム」のことである、と定義しています。

・頭で考える必要のある、つまり「思考系」の面倒くさいことは進んで行う。 ・頭で考える必要のない、つまり「作業系」の面倒くさいことは徹底的に楽をする。

ビジネスの世界においてさらに上を目指そうと考えている人は、単純作業やルーチンワークなど頭を使わないですむ仕事には「仕組み」を徹底してつくることで、効率化させたり、人にまかせたりします。

「今の自分の仕事は自分がいちばん理解している」という発想から、「自分でできる仕事は、他人でもできる」に。   「自分がいなければこの仕事はまわらない」という発想から、「自分がいなくてもこの仕事をまわるようにするにはどうすればいいか」に。   「自分がこの仕事を責任持って行う必要がある」という発想から、「他人が責任を持ってこの仕事を行うには、どういう仕組みが必要か?」に。

ルーチンワーク化するということは、無意識化するということ。無意識の記憶を司る線条体が関与していると考えられます。繰り返すことで体が覚える。無意識だから苦にならない。そういう状態を一般的には、「集中している」とよんでいるのです。

「仕組み」をつくることによって、時間が生まれます。 自由な時間がたっぷり使えて、楽しい仕事、価値ある仕事、そしてその結果豊かなライフスタイルをおくることができる──そんな自分の将来に向けて、「仕組み化」を意識していただきたいと思います。


この他にも印象的なフレーズが山ほどあったのですが、長くなりそうなのでここで区切ります。200ページ弱とボリュームは多くないのですが、学べるものは非常に多いというコスパ・タイパのいい本です。

さっそく私も日々のタスクを書き出し、仕組みを作ってみることにしました。朝起きて、散歩をして、ご飯を作って食べて…などあらゆる行動を文字に起こしていきます。そして、どんな順番で何をやるか整理していくことで頭を使わずともタスクが完了していく状態になるのです。

このNoteを書くことも順番通りで、タイトルだけをストックしておいて文章を書く時間を必ず設けています。最近投稿頻度が増えつつあるのもこのおかげです。「次に何をしようか」と考えずにタスクが完了していくことで、何かを考えたい場面で考えるエネルギーを一気に使えるのもいいところです。

この仕組みづくりで勘違いしたくないのは仕組みを作ることは手段でしかないということです。きれいな仕組みができて満足するのではなく、それを実行して難しいタスクへのエネルギーや余暇を楽しむ時間を作ることが大切だと思います。

今は学生ですが、社会人になってからもこの仕組みづくりをしていきたいと思います。メールへの対応(会社名や名前、電話番号をまとめたテンプレを作る)、上司への報告(毎回伝えること・伺うことをリストアップする)などシステムを作ってしまえばあとはその通りに動くだけ。自分の頭にプログラミングをするような感覚でこの仕組みづくりを楽しんでみます。

とはいえまずは数をこなして、効率か・非効率かを区別できる段階に達するのが重要。今はホワイトな社風にしようという風潮も強くなってきていますが、体を壊さない程度に自分を追い込む時間も大切だと私は考えます。
この本を上手く自分なりに解釈して、成長につなげたいものです。

では。


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