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チガサキ⊿ライフ127 : 土曜参観 (小学校)

1. 低学年

 「お父さんに手を上げて答える所を見て欲しい。」と、小学一年生の娘から絶対に授業参観に来てと誘われた。娘のラブコールに答え、午後半休をとって参加した。国語の授業だったが、こちらの視線を気にしながら、手を挙げて答えていた。成長の証しであろう、二年生では「絶対」とは言わなくなった。昔は無かったPCを使う授業で、担任も自分で言っていたが、参観日にはあまり合わない授業内容であった。

2. 中学年

 三年生の年は、土曜日に三時間の授業が参観の対象になっていた。10時頃から始まる授業構成は、3時間目・国語、4時間目・算数、昼食を挟んで5時間目・音楽であった。一番乗りで、休憩時間に到着した。平日にも参観可能な日を設け、参観週間で分散されているようで、保護者の数は例年より少なかった。妻と息子は途中で一旦帰ったが、フル出場すべく私は残った。給食時間には学校の近くのお店でチャーハンを食べ、出直して挑んだ。娘に音楽だけは絶対に来てと言われていたので、妻と息子も再登場し、縦笛でのBelieveの演奏を家族で聞いた。

3. 会話

 授業を終えて一緒に帰宅時の雰囲気も変わっていた。一年生の時は、幼い同級生の男の子が、私を「高校生に見える。」と言い、女の子達が見えないと言う、幼さない会話であった。しかし、三年生にもなると、5時間目に戻って来たのを見てクラスメートが「また来たの?」と余計なお世話の質問から始まり、「仕事何してるの?」と事情聴取をされた。娘も「普通の会社だよ。」と親の代わりに答え、「いつもこんななの?」、「昔は芸人目指してたの?」等々目まぐるしく話をする様子は、すでにガールズトークの片鱗が伺えた。

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