チガサキ⊿ライフ088 : プール
1. 水着
太って入らなくなった水着を買い替えに、ファッションアドバイザーの子供たちを引き連れ、三人で買い物に出かけた。真剣に水着を選んでくれる二人だが、勧める水着にはすべて娘の趣味のキラキラが付いており、ほとんど役に立たなかった。
2. 市営プール
大人200円、小人50円のリーズナブルな浜須賀市営プールは、国道134号に面した位置にある。夏季限定の屋外プールで、夏には何度も利用した。慎重な息子は時間をかけて漸くプールに入ったが、何が嫌なのか、けっしてプールの中で浮き輪は付けなかった。すでにプールに慣れた娘は、浮き輪で浮かびながら、バタ足で競争を何度も強いられ、何時も私の息が上がってしまった。
3. 公園プール
冬場でも利用可能な市民プールを探したが、藤沢市、鎌倉市、寒川町と茅ヶ崎市の3市1町の協議事業で、近接の相互プール利用が可能であった。そこで、白羽の矢が当ったプールは、我家から一番近い藤沢市鵠沼海岸にある、八部公園プールであった。この“はっぺ”と読み方が難しいプールまで走り、ばてるまで泳ぐと、1回400円でちょっとしたトライアスロンもどきとなり、毎週土曜日の朝に通っていた。子供の日には八部公園でフリーマーケット等のイベントがあり、生憎の雨ではあったが屋台の焼きそばやポップコーンを食べてささやかなお祭り気分を味わった。プールも無料開放され、スーパーボール掬いまで出来た。藤沢市民でも無いのに、子供たちは遊びを満喫し、私はお財布に優しいゴールデンウィークの一日に満足した。