和食調味料 de Eat right!!
皆さん、こんにちは食育実践ジャーナリストyuucoです(╹◡╹)♡
皆さんは、調味料を選ぶときの基準は何ですか?
値段? 特売品? パッケージ?
ネーミング? キャッチコピー? 成分? メーカー名?
調味料にこそ選ぶ力!少し意識するだけで、ぐーぅんと良食です!!
伝統食で健康を実現する調味料の選び方
和食は「日本人の伝統的な食文化」と題して、ユネスコ 無形文化遺産に登録(2013 年 3 月 12 日)された、世界が注目する食事です。
この和食に欠かせない調味料といえ ば、醤油、味噌、みりん、塩。
和食調味料である醤油の持つ殺菌力は食中毒の抑制、 胃がんを抑制し、食物を消化吸収する唾液や胃液の分泌を促すといった健康メリットが期待できます。
また、味噌には、必須アミノ酸 9 種類を全て含む良質なタンパク質のほ か、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維など 豊富な栄養成分が含まれます。
人間の体内では、ミネラルを生成することができない ため、栄養豊富な塩を摂ることは健康づくりには重要です。
特に塩は、人間が生きる上で、無くてはならない食材です。
発酵食品の原料でもあり、保存食、寿司などの伝統食に欠 かせません。日本では岩塩の資源が無いため、海水を煮詰 めて作られていました。しかし近年は、正しい製法で作ら れた塩が減少しています。
〈ホンモノ〉と〈ニセモノ〉
実は、このスーパーフードとも言われるこれらの調味料に は〈ホンモノ〉と〈ニセモノ〉が存在します。健康を意識し 「自炊を心がけています」「和食中心の食事です」と日々の食生活を送っていても、〈ニセモノ〉を選んでいたら逆効果。
だからこそ、調味料は正しい製法で作られたホンモノを 選ぶ必要があります。〈ホンモノ〉は、原料や製造に時間とコストがかかり、大 量生産は難しく価格も比較的高めです。〈ニセモノ〉は、製造時間を短縮し、コストを削減し、食品添加物で味や見た 目を近づけた全くの別物。使い続けることで健康を害してしまう恐れがあります。
調味料で、Eat right!!
毎日使う調味料です。「塵も積もれば山となる」という言 葉もある通り、少量でも日々口にすることで “生活習慣病” の原因の一つとなります。まさに自ら “つくる病気” です。
調味料を購入する時は、ラベルを見る習慣をつけましょう。
選食力を 身につけて、購入の際は、必ず裏のラベルを見て、ホンモ ノを選ぶようにしましょう。毎日の食事の見直しが、健康な 身体をつくる近道です。
ホンモノは美味しく、適量を使用することで健康効果が 期待できます。
調味料は少し贅沢してホンモノを選び、舌で味わい、そして健康を実感しましょう。
食育実践ジャーナリスト安武郁子が2015年から”歯科経営マガジンGhoix(©️プラネット)へ連載の「eat right 〜あなたは たべものでできている(July. 2022.PLANET.CO)」より