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【外食】東京|浅草橋|五感で楽しむ旬の食材!駅チカにあるレトロな隠れ家的お店

東京の下町情緒が色濃く残る浅草橋。駅を出て徒歩2分の路地裏に、昭和レトロな雰囲気が漂う創作和食の「酔壱や(いちや)」があります。細い路地に面した小さな店構えですが、中に入るとアットホームな空間が広がっています。扉を開けた瞬間からワクワクが止まらない。

存在感のある看板

◇お店の雰囲気
店構えからレトロ感、手作り感が満載。和風かつモダンな雰囲気を持ち、薄暗い店内。扉を開けると木の柱と天井が出迎え、カウンター席とテーブル席が並びます。木の温もりを感じ、ホットする空間です。案内された席は個室でなかったけれど、それぞれのテーブルがそこ居るお客さんオンリーの空間として成り立つ、という不思議な雰囲気です。

◇メニュー
お料理は季節の食材を活かした和食が中心です。
おすすめは、新鮮な魚介類を使った刺身盛り合わせや、柔らかく煮込まれた黒豚の角煮やチャシュー、季節の野菜をふんだんに使ったサラダなど、選ぶのに困ってしまうくらい。
メニュー冊子には載っていない、おすすめボードに記載の「本日のおすすめ料理」から選ぶのも賢明だと思います。
そして、なんといっても看板メニューは、本場香川県から仕入れた讃岐うどん。食べないわけには行かない!〆は讃岐うどんで決まりですね!

メニューの冒頭にはこんなひと言が

私がセレクトした料理
・突き出し:さんまのロール巻き
旬の青魚をオシャレにアレンジしてご提供。突き出しにするにはクオリティ高すぎ。秋刀魚EPA含有量850mg(100gあたり)ですよ。この一品だけでEPA一日の摂取量半分以上いただけてしまいます。

・水菜と地鶏のたたきサラダ
一番最初に目に飛び込んでくるのは色鮮やかなサラダ。多彩な食材と盛り付けの美しさ。秋の山と湖を思い浮かべるようなアレンジで、テンションあがります。たたきの存在を忘れ、ひたすらサラダに手が伸びてました(知らぬうちに、たたきはお相手モクモクと食べる)

・本日のお刺身
刺し身の盛り合わせがなかったのが残念。肉多めになりそうなメニューだったので一品盛りでしたが注文しました。魚の名前は忘れてしまった(ごめんなさい)本日のおすすめボードの中からセレクトです。

・黒豚のネギチャーシュー
「黒豚の角煮」とめちゃくちゃ悩みましたが、直感で選びました。チャーシューには出汁がしっかり染み込んでおり、いいお味です。チャーシューの周りに散りばめてある赤い実はザクロの種。酸っぱさ、渋み、甘みが程よく混ざり合った味わいでチャーシューの甘辛さを引き立ててくれます。見た目もアクセントとなり可愛らしい仕上がりです。栄養価も高くポリフェノールを多く含んでいます。プチプチとした食感もたまらない。ザクロも旬の食材です。

このお皿が今日一番のお気に入り
真ん中に、ちょこんと乗った赤いザクロの種がたまらなく可愛い

・ひきわり納豆の卵焼き
卵焼きは他に「だし巻き玉子」「とろけるチーズの卵焼き」と3種類あったのですが、納豆好きのお相手が、このメニューを選びました。玉子は、もともと出汁で味がついていますが、醤油をつけて食べると絶品です。玉子も納豆も高タンパク。タンパク質摂取おたく気味の私には、たまらない一品です。

・ぶっかけうどん(出汁&ごま)
最後のシメは最初から決めていた「讃岐うどん」ぶっかけを選びました。出汁とごまを二人で分けっこ。味も2倍楽しめました。弾力のある麺が、しっかりとした噛み応えを提供し、満足感を与えてくれます。ふつうのうどんのようにスルスルっと入ってこない、麺そのものをしっかり味わう、そんなうどんです。
 

ごまぶっかけ
出汁ぶっかけ

◇魅力
・本場のさぬきうどんが食せる
・五感と旬を楽しむ
・雰囲気を楽しむ

何と言っても、季節の食材をふんだんに使い、色鮮やかで味わいよく、しかもリーズナブルな価格で提供いただける。そしてレトロ感漂うお店で落ち着いて食事ができる。女子会、カップル、宴会等々、幅広い年代にマッチしたお店ではないでしょうか。帰り際、男性サラリーマン風のお一人さま客がご来店。夕食も兼ねて来店されたのでしょうか。次回、浅草橋に宿泊することがあれば一人でも行ってみよう、と思えるお店です。

◇店舗情報
住所:東京都台東区浅草橋1−28−1 松尾ビル1F・BF
営業時間:月〜金 11:00〜14:00 17:00〜23:00 土〜日 17:00〜23:00
平均予算:夜)3500円〜4000円
     昼) 600円〜


今回の上京は10日ほど前に肺の手術をした経過観察で東京に来ました。おつきあいいただいたお相手は、東京在住の息子。浅草橋には縁がありませんが、たまたま私の宿泊ホテルがこの街だったというだけで、とてもいいお店と巡り会えました。
そしてそして、普段なら、なかなか話してくれない彼女さんのお話も聞くことができました。恋バナ大好き還暦間近な母にとっては、とてもうれしい内容でHAPPYな気分で店を後にしたのでした。


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