死ぬまでにしたいこと
上記タイトルでネット検索すると、「死ぬまでにしたいこと 100」 とか検索候補が挙がってくる。
100 って結構多いなって思う。私はそんなに挙げられないかもしれない。
ちなみにどの年代でも 「旅行」 が 1 位らしい。
毎月のように (というかそれ以上) 旅行に行っているので、100 も挙げられないのかもしれない。
今までに思っていた 「死ぬまでにしたいこと」 は、
プラハにあるミュシャのステンドグラスを見に行く
縄文杉を見に行く
富士山登頂
戦闘機に乗る
なのだけれど、前者 2 つは完了した。
戦闘機は、民間人が乗れないこともないらしいがかなりハードルが高いようなので今回の人生では諦めるしかないかもしれない。
宇宙も行ってみたいけれど、まだ早いかな。何回か生まれ変らないと (訓練や金銭的な面で) イージーには行けなさそうだ。
でも人間に生まれ変れるかも分らない。
格安宇宙旅行が実現して時宜を得たとしても、そのときの私はナンプラーの材料になって終る人生かもしれない。
めげそうになるが、ここは岡潔先生の下記の言葉を引用したい。
これ ↑ をお嬢さんたちによく言っていたそうである。とてもいいお父さんだと思う。
ちょっと小笠原諸島にも行ってみたい気はするのだが、船で 24 時間ってどうだろう。私は閉じ込められるのがすごく嫌いなので、いくら客船でも 24 時間船ってどうだろう。
まぁ飛行機も似たようなものだけれども。
というわけで、戦闘機よりは難易度が低そうな富士山登頂を目指したいと思う。先日から登録している kindle unlimited で下記のような本を見つけたので早速半分ほど読んでみた。
水筒・ストック・ヘッドライトは必須とのことだ。
私は決して 「登山好き」 になりたいわけではない。登山は苦しいので好きではない。好きではないからこそ、日本人としては最高峰の富士山に登頂しておいて、あとの山はスルーする、という魂胆だ。
ヘッドライトや登山靴、ストックなんかもレンタルしたい。
だってスポーツすら 「わざわざ 'やりにくい' ルールまで作って、限られた範囲の中でそれを競うって何だろう」 くらいに思っているのだ。
山に登らなくても生きていけるのに、わざわざ苦しい & 不便な思いをして達成感を得なくてもいい。
そういうのは根っから怠惰な私には向いていないのだ。家でゴロゴロぬくぬくして、漫画読みながらアイスでも食べているのがいちばんである。
さて、とにかく私は普段運動をしていないし、そもそも山登りの経験も知識もない。
高山病は死ぬリスクもあるので、とにかくナメたらいけない。
私が今までの人生で学んだこと、声を大にして言いたいことは
自然をナメるな
である。
別に何か教訓となった経験があるわけではないのだが、とにかく簡単に人は死ぬということだ。あらゆる方法で人は死ぬ。
死に方として高山病を選びたくないのなら、とにかく高山病で死ぬわけにはいかない。
だから先人たちが 「高山病に気をつけろ!」 と言うのであれば、素直にしたがって高山病に気をつけるのである。
というわけで大事も大事を取って 2 泊 3 日で登頂しようかなと考えている。なんとなく高山病にすぐかかりそうな気がしているからだ。
縄文杉の平均往復時間は 10 時間のところ、9 時間で帰ってきたがあれは登山道は最後の方だけで、トロッコ道はかなり楽チンだったためだ。
最初から最後まで登山道の富士山とはワケがちがう。しかも寒暖差激しいし。
しかし縄文杉 & 白谷雲水峡のとき、登山靴を借りたのだけれど自分の足に合っていないものを借りてしまったらしく、爪が死んでしまった……。縄文杉は大丈夫だったけれど、白谷雲水峡で足が痛くて痛くて泣いて途中で諦めて帰った。
普通、連続で行くものじゃないと宿屋のおっちゃんに言われた。
やっと治ったと思った酒さ様皮膚炎 (もしくは酒さ) も、沖縄で数日間にわたり汗をかいたためか再発したっぽい (またミノマイシン飲んでる)。
汗・皮脂・紫外線は大変危険だ。そして雲の上である富士山の頂上に到達しようというのか。
汗をかくのに風呂に入れない富士山に、2 泊もしようというのか。
まぁでも、死ぬときに 「あぁ、富士山登りたかったなぁ……😭😭」 とか言い出すくらいなら、一時の体調不良なんか何よ! という気もしないでもないが。
ネットで情報探すと登山の達人っぽい人の記事が多い。当然、培ったものがあるだろうから発信もしてくれているのだ。
しかし、note で検索したら高山病にかかったという記事を結構拝見したので、やはり高山病をナメてはいけないと思った次第だ。
ご来光を頂上で見たいのなら、7 合目を夜中の 1 ~ 2 時あたりに出発しないといけないらしい。宿を取ったとしても、ほぼ睡眠が取れないではないか。
そこから登頂して 5 合目の下山まで休みなしで行けるだろうか?
18 きっぷで 1 日 6 時間電車に乗っているのも結構キツイのに、登山 & 下山 6 時間なんて、私にできるだろうか?
おそらく答えはノーである。
パートナーは 「トイレに不自由するのが嫌」 と言っていたが、とりあえず小銭を用意すればお手洗いは使わせてもらえるようである。
彼は私より断然体力はあると思うが、膝を痛めがちなので彼こそ下山が危険なおそれがある。
というわけで本当に 2 泊必要なのかどうなのか分らないが、多分 2 泊で行く。
まだちょっと海外旅行にも心が動いているので、本当に今年登頂計画を立てるかは分らないけれど、準備は万端にしておこう。