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はからずも買うハーブ

私はメルカリで譲っていただいた苗で、カレー リーフを育てている。

カレー リーフは柑橘系の葉っぱで、虫が結構好むらしいのだ。

植え替え用に買った土のせいなのか、カレー リーフとはそういうものなのかは不明だが、葉水をあげようとするとコバエが葉裏についている。

小さく小さく虫に食われている。


苗は 2 ついただいたので、特に意図せず離して置いていた。

コバエが湧く原因かもしれない土だが、柑橘類専用の土のせいかカレー リーフの育ちはいい。やわらかい葉と新芽がぐんぐん出てくる。

カレー リーフは 5m くらいにもなる木だそうで、鉢植えではムリだろうがなるほどそんなポテンシャルをひしひしと感じさせる。


そんな折、2 つのうちの 1 つの苗に 「明らかに大きい虫食いの跡」 を認めるようになった。

今までは 2 × 4cm 程度の葉に、直径 1mm にも満たない穴が開いている程度だった。

それが今回は、葉の 1/4 ~ 1/2 の範囲で食い破られている。
しかも毎日穴が隣の葉へと移っているのだ。

明らかに何かいる。
気持ち悪い。


気持ち悪いけど葉水をやるときに詳しく見ても、それらしい犯人は見つからない。

仕方ないので食い破られている葉が多い枝ごとちぎって放ってしまった。


翌々日、また葉が大きく食い破られている。
駆除できなかったのかと思って、また枝ごとちぎって風にさらわせた。


さて、本日の朝である。
いつもどおりほかの植物にも水をやり、カレー リーフに葉水をあげていたところ、カレー リーフの枝の下に 「さらに枝みたいなもの」 を見つけた。

「ん?」

と、違和感を覚えた瞬間、戦慄が走った。


「あんなふうに枝が 2 本になっていたことはない。つまりアレが、虫食いの正体ではないのか」


一旦、その場から逃げ出してトイレに入っていたパートナーにヘルプを頼み、何とかしてもらう約束を取りつける。

しかしすぐに出てこない (^^;)


「ひえ~!!」

と思いながら、

「また虫が出たらどうするんだ? そのたびに誰かに助けを求めるのか? 自分で対処できなくてどうするんだ? 自分で『育てる』と決めたのではないか」

と、自分を鼓舞してアレと対峙することにした。


とりあえず怖いからスコップの先端で飛ばそうと思ったが、うちのスコップは先端が侵食したのか一部欠けてしまっている。

だからうまく狙いを定められなくて、アレの姿を見失った。


2 本あったはずの枝を見ると、1 本になっている。
やはり植物の枝がいきなり平行に 2 本に増えたりするわけはない。

やっぱり何らかの虫 (2cm 程度) だったんだ!

と確信したものの、結局ソイツを鉢から追い出さなければ、私のカレー リーフは毎日のように食い破られるのだ。


調べたくもないのでよく分らないが、多分アオムシの類なのだろう。
見失ってはスコップの先で飛ばそうと試みたが、何やら咄嗟に糸みたいなものを出してミノムシのようにぶら下がっている。

結構大きな声で 「ひえ~!!」 と言いながら、何とか追い出すことに成功。
しかしまた鉢へ戻ろうとしているではないか。
しかも動きがものすごく気持ち悪い (あぁ、今も気持ち悪い)。


私は基本的に不要な殺生はしたくない。
家の中で虫を見つけた場合は、なるべく外に出すようにしている。



殺生対象は、G か蚊くらいだ。

G は 「捕まえて外に出す」 という行為の 「捕まえる」 のハードルが高すぎるため、こちらのスキル不足で申し訳ないが殺虫剤を使用することになる。
(ホイホイ タイプが見なくていいし触らなくていいので一番好き)

ちょっと話逸れるが 「G キャップ 屋外用」 というのをベランダに置いておいたら、ベランダで頻繁に死骸を見かけるようになった。

今までもベランダで生きているのを見かけることはあったのだが、これを置いてから 「どこかから投げ込まれているのか?」 と思うくらい、高頻度でベランダに死骸が転がっていた。

しかし、最近まったく見なくなったのだ。
「巣まで根絶やし」 というのを謳っているし、駆除のプロも 「G キャップはよく効く!」 と言っていたというのをネットで見た。

「有効期限 1 年間」 のうち、まだ 3 ヶ月しか過ぎていないため、効能が低くなったというよりは、やはり根絶やしにされたのだろうか。

↑ 違った。どうやら仕込んであるエサがなくなったようだった。だから交換してみた。


蚊も 「〇らなければ〇られる!」 みたいな関係なので (可能なら) 〇してしまう。
外出しないためあまり蚊に刺される機会もないが。

最近は 「部屋の四隅にプチュッとするスプレー」 タイプのものが気に入っている。タイにも毎回持って行く。

とりあえずタイで蚊に刺された記憶はないため、効くのだと思っている。

蚊はね~、ホント 「かゆくしてこなければ」 勝手にしてもらって構わないのだけれどもね。

「雉も鳴かずば撃たれまい」

ではないけれど、「蚊もかゆくしなければ打たれまい」 という感じである。


しかし、今回は駆除してしまった。
ごめんなさい m(_ _)m


とりあえずコバエも凄いので、昔買ったけど化粧品としては変なにおいがして使えなかったゼラニウム ウォーター (芳香蒸留水) を取り出してきて、とにかくカレー リーフの土めがけて噴霧した。


ほとんど効果はなかった。


どうやらコバエには、「鉢ごと水に沈める」 というのが荒療治だが手っ取り早いらしい。
カレー リーフは葉っぱをそのまま食べるので、ヘタな駆除剤や農薬は使えない。

そこで 「今すぐできる対処法」 として水に沈めてみたけど効果はまだ分らない。


カレー リーフを食べる (育てる) ごときで虫の命を奪うという後味の悪さから解放されたい。

そう思って仕事が終ってから、めんどくさいけどホームセンターまで苗を買いに行った。

  • ラベンダー (2 種)

  • ペパーミント

  • レモン バーベナ

  • レモン タイム

ゼラニウムも欲しかったけど見つけられなかった。

実はニラの苗も譲っていただいたのだが、レモングラス同様、虫がつかない。
やはりにおいが強いものは虫がつくかつかないかが 2 分する気がする。
(カレー リーフも結構強い香りがする)

今日買ってきたハーブ類をとにかく近くに置いて、忌避するように仕向けるのだ。
アオムシは忌避できるのか謎だけれど。

あわよくばフレッシュなハーブティーも飲めていいじゃないかと多少テンション上がっている。


金木犀の葉もよくかじられている。
その隣の沈丁花はまったくと言っていいほど無傷だ。

沈丁花に毒があるとは知らなかった。


軽い気持ちで始めた家庭菜園だったが、

  • 虫が嫌い

  • 初心者

ということを本当によくよく考えて 「何を育てるか」 を選ぶ必要があると思った。

ルッコラは簡単すぎるくらい育つので、本当におすすめ。
しかしサカタのタネ & idoo & ハイポニカで育てると、結構からい (かいわれ大根的な辛さ)。


今日、違うメーカーのルッコラの種を買ってきたので食べ比べする予定。

シソが全然発芽しないのだが、時期が悪いのかやり方が悪いのか、有効期限が切れてしまったのかなぁ。

サカタのタネのオンライン ショップでも売っておらず、ホームセンターにもなかった。

昔 100 均で買った種はよく育ったのだが、風味が弱くて求めているものとは違ったのだ。


連休が来るなぁ。
私は夏季休暇を取っていないため、併せてしばしのお休み。

ハンドメイド品販売も、しばらくお休み。


さーてどうスケジュールを組もうかなぁ! と思って見た天気予報は、雨・雨・雨。


どうか晴れますように!



お読みくださりありがとうございました (^^)

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