【「すいません症候群」から脱出する】
今日は『「すいません症候群」から脱出する』
についてお伝えしていきます。
仕事、日常生活において
「すいません」を使う場面を
見聞きしているのでは
ないでしょうか。
私も学生時代や会社員時代
先輩、上司、顧客に対して
口癖のように
「本当にすいません」
「誠に申し訳ございません」
「お手数とご迷惑をおかけしました」
etc
連呼していました。
言葉以外にメールやライン等にも
キャッチフレーズとして
浸透している状態です。
丁寧な言葉遣いで
謙虚にかしこまっている
ように思えます。
しかし、本当にそうでしょうか。
内心で思っている事は
「とりあえず言っておけば
その場を取り繕えて安心出来る」
「自分の立場が危うくならないよう
安全な状態に持っていく」
「予防線を張る事によって
酷く叱責される事を回避する」
etc
瞬時に作話と言い訳を思いつき
自己防衛を発動させています。
と同時に
「謝る」目的から
脱線しています。
社交辞令の一環として
形式的に表明しているだけです。
本当に心から謝罪する氣はなく
「すいません」を
便利語として使っています。
口では謝っているつもりで
心では謝っていないという
誠実性が一致していません。
「思考」
「感情」
「発言」
「行動」
全て不一致な状態が続くと
「嘘」をつくようになります。
「嘘」をつき始めると
作話と言い訳をする事が
驚くほど上達していきます。
すると間違っている事を
認められなくなります。
自分の過ちや失敗を
素直に認めて受け入れると
感情的な摩擦も減ります。
「嘘」をつき
自分を正当化する事で
信念の執着が強化され
より一層苦しくなります。
結果フィードバック機能が使えず
改善点や向上点を全く
見い出せないまま
退化していきます。
「すいません」を
発言してはいけないのではなく
「すいません」と謝罪した後
具体的にどう改善して
行動に落とし込むかを
表明する事です。
もし何かに取り組んでいて
上手くいかず失敗した際
誰かから指摘を受けた時は
「すいません」を
「ありがとうございます」
に置き換えて対応します。
もちろん指摘する側も
改善点や向上点を引き出すように
建設的なフィードバックを行います。
上司と部下のやり取りで例えると
「すいません」の場合
上司:「先日の企画だが、なぜ上手くいかなかったのか」
部下:「すいません、ターゲットの選定ミスの為失敗しました」
「ありがとうございます」の場合
上司:「先日の企画、市場選定は上手く出来ているよ
後は見込み客をより詳細に絞り込んでいく事だね」
部下:「貴重なアドバイスありがとうございます
年齢・性別等を絞り込んで次の企画に活用します」
クレーム等本当に謝る場面では
「すいません」
「誠に申し訳ございません」
「この度はご迷惑をおかけしました」
氣持ちを込めて
丁寧に対処する事です。
上っ面で口先だけの
「すいません」症候群から脱出して
「ありがとうございます」を発信する。
もしくは相手から
「ありがとうございます」を
もらえるように誠実性を
一致させていく事です。
誠実性を一致させる事は
一朝一夕で出来る事では
ありません。
日々一致させていけるように
コツコツと積み重ねるだけです。
「嘘」をついてしまう要因として
「自分は知っている」
「自分はその意見に反対だ」
「自分こそが全て絶対に正しい」
自分だけの視点に
陥る事があります。
1つの考え、概念、信念に
固執すると周囲を全て敵視して
客観視が出来なくなります。
信念を固めず、信じない事で
柔軟性が出て来ます。
人は信じると楽になると
思い込んでいます。
50%信じて50%信じない
くらいのスタンスで居ると
がんじがらめになりません。
信じない事によって
新しい発見があります。
常に
「分離」
「融合」
「発見」
「進化」
を意識的に実践していきます。
でなければ「自信」が
「過信」
「慢心」
「傲慢」
に移り変わっていきます。
これらを抱き続けると
確実に身を滅ぼします。
「自信」は持ちつつも
「謙虚」を兼ね備えて
何事もバランス良く
実践するに尽きます。
「すいません」が
出そうになったら
「ありがとうございます」に
置き換えて発信しましょう。
今日も読んでくださって
ありがとうございます。
追伸
あなたの
「すいません」エピソードを
教えてください。
追追伸
余談ですが
今日の日本(政府)や世界が
全く進化しない最大の理由は
あらゆる分野の対策に関して
平気で「嘘」をつき捏造をして
素直に過ちを認めない為です。
実に単純明快です。
嘘をつく事を止めて
正直に活動すれば良いだけです。
「嘘をついていた事を正直に認めて
心から国民に謝罪する」
「数々の愚策を見直し日本全体が
向上する具体策を提起する」
「自分の命は投げ出してでも
国と国民を守る気概を示す」
それが実現していたら
とっくに良くなっていると
思われるでしょう。
実現出来ない背景として
自分達の保身や利権を守る為に
事実を隠蔽しているからです。
諸外国の傲慢な外圧に押されて
従わざるを得ない状況が
あるのかもしれません。
穏便に済ませる為に
嘘をついてまで
国民を守っているのだと。
命懸けで国(祖国)を大切に想って
行動しているのであれば
国民が全員でその愛国者を
守るように動いていきます。
それは私達国民も同じで
お互い様です。
宇宙、大自然、ご先祖様に
心から感謝して敬意を表すれば
自然と国を大切に想うはずです。
右や左は一切関係ないです。
名探偵コナンの
降谷零(安室透&バーボン)が
「僕の恋人はこの国さ」
と発言しているように
自分の恋人のように
思えてくるでしょう。
国を恋人とする事を
押し付けるつもりは
全くありません。
個人の自由なので
好きにしたら
良いと思います。
授けられた命に感謝して
ご先祖様に恩贈りするよう
寄与して貢献する事は
出来るのではないでしょうか。
他人事ではなく自分事として
主体的に生きていくと
活路が見出せる氣がします。
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