【過去と未来を繋げる】
今日は『過去と未来を繋げる』
についてお伝えしていきます。
本日11月11日は語呂合わせ的に
「電池の日」
「ポッキー&プリッツの日」等
色々あります。
個人的に気になったのは
「サムライの日」です。
「11」の漢数字「十」と「一」を
組み合わせると士(サムライ)となります。
日本和装ホールディングスが
11月11日に記念日を
制定しています。
目的としては
日頃着物を着る機会が減った
日本男児に着物の良さを
再確認してもらい
日本が誇る着物文化の継承と
普及を促進することです。
現代で着物を着る風習は少ないですが
観光地やイベントでは活用されています。
剣道着と袴で街を歩く訳ではないですが(笑)
和装はどこか身が引き締まります。
普段着用しないからこそ
見落としていた盲点が見えます。
過去と未来を繋げる上で
自分の好きな日本の伝統文化が
新しい着眼点になりそうなので
テーマとして取り上げました。
本日偶然テレビをつけたら
徳島の「遊山箱(ゆさんばこ)」が
話題になっていました。
遊山箱とはお出かけや雛まつりなどの
特別な行事の時に、子どもたちが使う
3段重ねの木製お弁当箱です。
最近ではアフタヌーンティーに
使われていることも多く
時代の流れに応じて変化しています。
日本の伝統文化には
お宝とされる知恵が
ぎっしりと詰まっています。
過去の叡智を未来の発明や知見等に
繋げて活かすことができます。
今ここに集中するために
過去と未来を見渡すのです。
以前『前後裁断を意識する』で
過去や未来に囚われないと
お伝えしました。
今ここに集中するのに
過去や未来は関係ないのでは
と疑問に思われるかもしれません。
過去と未来も含めた今なのです。
これも陰陽バランスと同じで
二元論や二項対立で考えると
柔軟性がなくなります。
過去の歴史や伝統文化から学び
未来の後世に橋渡しすることで
今ここに集中する意義が見出せます。
例えば家の建築を考えるとします。
現代のハウスメーカーや工務店で
カタログから引っ張り出して建築する
発想だとありきたりすぎます。
そこで過去の時代に遡ってみます。
原始時代の人類は
どのようにして
住んでいたのだろうか?
縄文時代や弥生時代の住居を
現代に活かすとどうなるだろうか?
もし縄文時代の「竪穴式住居」や
弥生時代の「高床式倉庫」を
現代の家に一部取り入れてみたら
どうなるだろうか?
良し悪しは別にして
過去と未来を融合した
斬新な家が出来るかもしれません。
過去から未来に橋渡しする
視点で見ると面白いです。
その点で「遊山箱」は
上手く調和しています。
他にも色々な要素を組み合わせると
素晴らしい発想が浮かんできます。
着物や呉服業界は
昨今の感染症の影響で
厳しい状況にあると
伝えられています。
しかし、巻き返せるチャンスは
まだまだあると思われます。
過去を悪い出来事、未来を未知の恐怖と
認識していては今ここに集中できないです。
それこそ「インサイト」を
引き出すのです。
全て繋がっています。
問題があるということは
解決できるように
セットで作られています。
強引に解決しようとすれば
いたずらに問題が長引きます。
他者に協力してもらう
問題から離れて
逆方向を意識する等
執着を手放してみると
最終的に上手くいくものです。
痛手を負った過去や
起こり得る恐怖の未来ばかりを
想像して繋げても今は輝きません。
人生は全ての出来事に意味があります。
全部とんとん拍子の右肩上がり状態では
かえって何の変化・進化もありません。
嬉しいこと悲しいことを含めて
味わい深い人生になるものです。
過去から未来に繋げて
今ここに生きていきましょう。
今日も読んでくださって
ありがとうございます。
P.S.
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