【ダイエットはライバルが居ると上手くいく】
今日は
『ダイエットはライバルが居ると上手くいく』
について考察していきます。
私は大きな減量を
体験していませんが
弟が半年間で25kgの減量に
成功しています。
16年位前の事になりますが(笑)
当時弟は体重が90kg以上あり
堕落した生活を送っていました。
~弟のライフスタイル~
昼の状況は割愛します。
「朝」
寝坊するかしないか
午前7時頃まで
ゆっくり寝ている。
朝食はかろうじて食べるも
飲み込むように摂る。
急いで職場に直行する。
「夜」
仕事を終えて帰宅すると
朝食の2倍以上
お腹いっぱいになるまで
夕食をたくさん食べる。
お風呂に入った後は
自分の部屋で横になって
携帯やゲーム等をして
ゴロゴロと寛いでいる。
ここまではぐうたら生活で
よく見かける光景でしょう。
問題はここから先です。
弟が肥満体型に陥った
最大の要因は
夕食後に
「カップラーメン」
「スナック菓子」
「果糖たっぷりのジュース」
etc
貪るように食べて飲んでを
ひたすら行っていた事です。
あれだけ夕食を食べておきながら
まだ食べられるのが凄いというか
只々驚くばかりでした。
スイーツは別腹である
と同じ感覚でしょうか。
もはや満腹中枢が
全く機能していません。
食べなければ満足出来ない
体質に成り果てていました。
食品添加物や化学調味料が
大量に混入されている食品を
繰り返し摂取すれば
身体には異変が起こります。
最初は目に見えない状態であっても
徐々にボディブローのように
じわじわと効いてきます。
私も確認出来た事例として
「トイレで小便を流し忘れたのか
尿の色が赤褐色状態になっている」
「食後眠気が襲うのかすぐに横たわって
1時間以上仮眠という名の熟睡をしている」
「少し歩くだけで息切れを起こして
呼吸が完全に乱れている」
etc
明らかに正常な状態ではありません。
極めつけは
弟が家の階段を降りている時に
「膝関節が軋むように痛くて辛い」
と悲痛な表情をしていた事です。
階段すらまともに
昇り降り出来ない状態にまで
症状が悪化していました。
のんびり屋の弟もさすがに
お尻に火がついたのか
ダイエットする氣になりました。
もし膝関節に激痛が走らなかったら
油断して暴飲暴食にのめり込み
100kg以上の巨漢体型に
なっていたでしょう。
人は命の危険が差し迫った
緊急事態に陥れば否が応でも
行動するようになります。
心身共に少しでも
余白スペースがあれば
楽観主義によるバイアスで
現実を直視しようとしません。
最低最悪の状況において
ニュートラル状態を保って
冷静に対処する事とは
全く意味が異なります。
感情を乱さない為に
中立かつ中庸になります。
頭を冷やして
認識と判断をします。
弟は
「さすがに危険な状態だから
意地でもダイエットをやり遂げる」
「20kg以上減量してみせる」
とコミットメントしました。
ところが
私にはまだ不信感がありました。
弟はいかんせん
継続する事が苦手です。
三日坊主で挫折して
すぐ元に戻るのではないかと
懸念していました。
最初の内は身体の痛みもあるので
威勢良く取り組むでしょう。
しかし
長く染み付いた不規則な習慣には
甘い誘惑である悪魔の囁きがあり
途中でそそのかす事もあり得ます。
少しでも手を抜くと
全てが台無しになります。
そこで私は弟に対して
ライバルを設定するように
勧めました。
具体的な数字を掲げて
長期間を要する目標設定では
相手の存在がある事で
より自分に負荷をかけられます。
強い意志力があり
極限まで追い込むストイックさが
あれば1人でも対応出来ます。
それでも人間なので
挫けそうになる時も
必ず出てきます。
そんな時にライバルが居る事で
良い意味で競争意識が働き
一段と真剣味が増します。
最近の風潮では
「競争して優劣をつける事は良くない」
「競争する時代はもう終わりだから
必死になって取り組む事はない」
「競争社会を作った事で今日のような
格差が出る状況になってしまった」
etc
競争に対して
ネガティブな印象が
抱かれています。
競争より共創という概念が
定着しつつあります。
私も共創に関しては
積極的に取り入れたほうが良い
と考えています。
風の時代のキーワードと
言って良いかもしれません。
競争を否定的に捉える背景に
単に勝敗や順位を競う事
つまり
ステータスゲームとして
認識している事です。
ステータスゲームは
上っ面だけを追求した
どんぐりの背比べや
見栄っ張りです。
価値あるモノを得られる事は
皆無と言って良いでしょう。
権力や地位ばかりに固執して
本当に素晴らしい長所には
見向きもしていません。
他者や周囲に対しては
感謝と尊敬の念を抱き
胸を借りる氣持ちで挑む事が
本来求められる競争の意義です。
最大の敵は
自分自身であり
自分の堕落した心です。
ライバルと一緒に
目標に向かって進む事で
ダークサイドに落ちそうになる
自分を鼓舞してくれるのです。
競争は形式上だけであって
実際はお互いにより良くなる為に
切磋琢磨して進化向上出来る
魂と魂のぶつかり合いです。
ライバルを作る事は自然と
成功回避不可能状態になります。
弟は職場の同僚スタッフと一緒に
ダイエットする事にしました。
同僚も減量したい目標があり
タイミング良く競争相手が
出来たので一石二鳥です。
弟が取り組んだダイエットは
「早寝早起きの習慣をつける」
「朝食は和食を中心に栄養価の高い物をしっかり摂る」
「夕食は鶏のささ身と野菜サラダのみにする」
「お菓子やカップラーメンは一切食べない」
「毎日1時間ウォーキングする」
etc
ダラダラしていた生活から
自分を追い込んで負荷をかける
ストイックな生活に変化しました。
ミラーニューロンの影響は絶大で
私も刺激を受けていつの間にか
減量する事になっていました。
私自身はダイエットというより
体脂肪率を10%以下にして
筋骨隆々にする事です。
さらに弟は自宅で私を
ライバルにしました。
ダイエットする事から
逃げられない環境にする事で
監視の目を行き届かせて
減量にフォーカスしました。
私をコーチとして活用しました。
私も肉体改造に取り組めて
アドバイス出来たので
貴重な経験となりました。
適切な食事制限と
筋力トレーニングを行った結果
半年間で25kgのダイエットに
見事成功しました。
最後まで完遂出来て
リバウンドもしていない事は
自信を持って進化したと言えます。
私も振り返ると
上手くいっていた時は
ライバルが居ました。
特に剣道では尊敬する先輩を
ずっと追い続けて稽古していたので
アドレナリンが出っ放し状態でした。
ダイエットに限らず
ビジネスやトレーニングでも
同様の事が言えます。
良き競争相手が居る事で
核となるコアやモチベーションが
ブレずに突き進めます。
ある程度は自分1人で
一匹狼として
やり切る事も必要です。
ただ最終的には
相互依存の関係になります。
ライバルを作って
切磋琢磨出来る関係性を
築いていきましょう。
最後までお読み頂き
ありがとうございます。
追伸
あなたにとっての
「ライバル」を
教えてください。
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