見出し画像

【腰痛を解消する】

今日は『腰痛を解消する』
についてお伝えしていきます。

腰痛は現代社会において
避けて通れない悩みです。

肩、腰、膝の順に痛み始め
関節にも影響してきます。

20万人以上の方々を
治療してきて分かることが
色々あります。

治療家なので

鍼灸、整体、矯正、指圧

筋膜リリース、カイロプラクティック

オステオパシー、AKA等の

あらゆる物理療法を
一通り行ってきました。


通院して頂いていく内に
痛みは取れて改善しています。

しかし、またどこかで再発します。

もちろん
急に負荷がかかる作業をしたり

とっさに避けられない状況で
再び痛めてしまうことはあります。


なぜこのような堂々巡りが
起こるのでしょうか?

やむを得ない状況だから
仕方ないと思って果たして
割り切れるでしょうか。


治療家としては
辛酸を舐める思いです。

まさに根本的な問題です。

完全に克服するとまで
いかなくても日常の中で

気にならない状態を
維持することは
できないだろうか?


それには治療家、患者さんが共に
建設的なコミュニケーションを取り

「セルフケア」をしていくことの
重要性を認識することです。

上医は国を医し
中医は人を医し
下医は病を医す

この考え方と関連してきます。

本物の医師、治療家は
患者さんの状態を
良くするだけでなく

社会全体を良い方向に導く
ように活動することです。

治療するのは手段であって
本当に治すのは患者さん自身です。


脱線しましたが

腰痛を解消するには
「腹圧を高める」こと

つまり「腹筋を鍛える」ことです。

正確には「腹直筋」
強化することです。

腹直筋は恥骨から
胸骨、肋骨に付く筋肉です。

腹筋群を構成する筋肉のうち
最も表層に位置しています。

画像1


通常の仰向けになって行う腹筋は
かえって腰を痛めやすいです。

私のような「反り腰」
であれば尚更です。

ある程度筋力が付いた状態
であれば問題ないですが
極力控えたほうが無難です。

また表層の筋肉だけでなく
深層部の筋肉

いわゆる「インナーマッスル」
強化する必要があります。



ではどうするかと言いますと

『レッグレイズ』

『ブリッジ』

この2つを実施することです。


『レッグレイズ』とは字の通り
足を使ったトレーニングですが

実際は「下腹部」を
鍛えるトレーニングです。

中でも「腸腰筋」と呼ばれる
腰椎から大腿骨までを繋ぐ筋肉です。

画像2


レッグレイズの中でも
仰向けで寝転んでする
やり方ではなく

立位で棒にぶら下がって
「L字型」を作り
維持するのが望ましいです。

立位だと姿勢が綺麗に保てるのと
背骨間の筋肉がストレッチされるので
仰向けよりお勧めしています。


『ブリッジ』は
通常の腕と足をついて行うやり方

膝を90度に曲げて床につき
上半身を反らしていくやり方

椅子を使ってする方法があります。

肩を痛めている方や
その他ケガをしている方は
控えたほうが良いです。


後は普段の「起き方」が
重要になります。

反動をつけて起きることは避けます。

膝を立て一旦横向きになってから
手をついて起き上がるようにします。

寝起き時は筋肉が硬直しているので
急に起き上がると
「ギックリ腰」の要因になります。

よって起き方は良い状態の時から
徹底してクセ付けしてください。


ジムや治療院を活用するのは
良い事だと思います。

ただ自分で何もしないまま
依存するだけでは上記の
堂々巡りが続くだけです。

セルフケアを実施した上で
更なる高みを目指すために

ジムや治療院を活用していくの
お互いに進化向上する
相乗効果が生まれます。


「吉田松陰」が提唱している
『師弟同行・師弟共学』

「ジョン・F・ケネディ」の名言

『国があなたのために
 何をしてくれるのかを
 問うのではなく

 あなたが国のために
 何を成すことができるのかを
 問うて欲しい』

と重なるところでしょうか。



治療家、患者さんが相互に
高め合っていく環境を創ることも
自分の使命だと感じています。

上医は国を医し
中医は人を医し
下医は病を医す

これを基軸に医療のあり方を
変えていけるように精進致します。

今日も読んでくださって
ありがとうございます。




いいなと思ったら応援しよう!