生姜醤油で食べる「姫路おでん🍢」糖尿病食を作る管理栄養士のレシピ
💗何てことはないレシピですが、糖尿病の夫のために管理栄養士が栄養計算しています。
💗ちょっとした工夫と薬膳効果も載せてます。
テレビ『秘密のケンミンSHOW極』でちょうど「姫路おでん」やってたんだけど、わが家もおでんだったんですよ。
まさに生姜醤油で食べる「姫路おでん」をね。
これね、体も温まるし、本当においしいから一回やってみてほしい!
というわけで今日はおでんについて語ります。
🍢姫路おでんとは
兵庫県の西の方は醬油が有名だし、姫路は生姜がよく取れたからこういった食べ方が広まったそうな。
(ケンミンショーで言ってた😄)
関西はだし文化が広まっているから、しっかりだしを取って具材を煮るんだけど、後から絶対生姜醤油をかけるから、基本的にはうす味のおでんなのね。だしは透明。
とはいえ、お店にもよります。
最初からしっかり甘辛く味付けてあったり、真っ黒なだしで煮てあったり。
どちらにしても、生姜醤油はマストでかける・・・結局どれもおいしいんだわ😅味の想像はつきますか?
🍢姫路おでんレシピ
【糖尿病注意ポイント】
💠たんぱく質が多くなりすぎないよう、食べすぎに注意。
💠味付けに砂糖やみりんは使わない。
💠野菜不足にならないように考慮する。
💠練りものや調味料に塩分が多い。量に注意。
💠うす味とはいえ、煮汁は飲まない。
【おでんの具材】あくまでわが家のレシピです😅💦
めっちゃ入ってますが、一気に全部は入れません💦
こんなに食べたら多いから、これを2~3日食べるんです(笑)
【作り方】
1️⃣すじ肉をゆでる
姫路おでんで使う「すじ肉」は「アキレス」ではなく肉肉しい筋肉です💦
かなり煮ないとやわらかくならないから、早めに茹で始めないといけません。
鍋にすじと水をいれ、沸騰させて灰汁を抜く。
その後水を替えて、串が刺さるくらいまでコトコトと茹でる(1時間前後)
👉この茹で汁は取っておいて、わが家はカレーを作ります🐻
2️⃣だしを取る
すじを茹でている間にできることはやっておく🐻
大鍋に水と昆布&だし袋を入れて弱火で煮出していきます。沸騰させないこと。
ここに調味料を加えてだし汁は完成です。
この時点では、ほとんど味はない。でも練りものから塩分が出てくるし、生姜醤油をかけて食べるから、こんなものでOK。
3️⃣卵・大根・こんにゃくを茹でる。
・ゆで卵は10分ほど茹でる
・大根は隠し包丁を入れ、串が刺さるくらいまで茹でる。
・こんにゃくは格子状に切り込みを入れ、灰汁を取るために茹でる。
4️⃣先に時間のかかる具材をだし汁でコトコト煮る
5️⃣すぐ煮えるものは食べる20分くらい前に投入
土鍋に入れればもう少し見栄えが良かったであろう😔
6️⃣生姜醤油を作る
醤油にすりおろし生姜をまぜるだけ。わが家は減塩醤油です。
※おでん自体の味が濃い場合は、この生姜醤油をだしで割ったりするようです。
なんせ生姜を使う機会が多いので、私はいつもすりおろし生姜を冷凍しております。(生姜を買ったらすぐに全部すりおろして)
「静岡おでん」もおいしいですよね!
旅先で食べた静岡おでんがおいしくて、夫は生姜醤油にさらにけずり粉までかけて食べてます💦
🍢おでんの具材のカロリーをチェック
わが家のおでん1人分の具材のカロリー(素材だけです)
一度に食べてしまうのではなく、この中から選んで食べますよ。
たんぱく質のとりすぎに注意です!(太字がたんぱく質)
どうしても野菜は少ないから、「お浸し」などの野菜の小鉢を用意できるといいですね。
🍢ちょっとだけ薬膳的に考えてみる
「おでん」には温・涼・平の食材がバランスよく入っている感じ。
生姜も使えば温まるね。
消化にも良く、疲労回復や元気になれそうな具材たち。
ただし、くどいようですが、食べ過ぎには注意ですよ(笑)
🍛余ったらカレーにされる、わが家のおでん
山形のいも煮も最後はカレーになるようですが、わが家ではおでんもカレーに変身するのです。
おでんのだし汁を使うと塩分が濃くなってしまうので、取っておいた「すじ肉のゆで汁」を使ってカレーを作っています。
まとめ
🍢「姫路おでん」はうす味のおでんに生姜醤油をかけていただきます。
🍢血糖値が気になる人は、砂糖やみりんを使わず、おだしを利かせて煮る。
🍢たんぱく質が多くなるので、種類を選んで食べましょう。
🍢おでんは薬膳的にバランスよく食材が入っています。
🍢余ったらカレーにしてもおいしいよ。
地方によって「おでん」って具材も味付けも全然ちがいますよね。どれもおいしいんだけど。
同じ兵庫県でも生姜で食べる地域は少ないようです。
現にうちの祖母は、おでんを「ウスターソース」で食べる💧(神戸人ですが)
勇気がいるので、いまだにソースは挑戦できていません😅
生姜醤油は簡単に用意できるし、想像できる味でしょ?試しにぜひやってみてほしいです。
一度食べたらやみつきかも!
最後までお読み頂き、ありがとうございました💗この記事がお役に立てれば幸いです✨
また「こんな栄養のお話しが聞きたい!」というのがございましたら、教えていただけると嬉しいです💗
今後とも一緒に考えていけるような身近な情報を発信していきますので、どうぞよろしくお願いします🌿
栄養計算や交換表を使った計算方法についてはこちらのnoteでくわしく説明しています。
よりわかりやすくお伝えできるよう、これからもがんばります🐻