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学校給食の牛乳は必要か?
🌞自己紹介🌈:るりこ先生
その人の好きなものや生活スタイル、食事や趣味まで。できるだけその人をたくさん知る。そして病気ではなく、その『人』を診る。現代の日本のような”治療=西洋医学”ではなく、薬を使わずに自身の自然治癒力を高めて治す栄養療法の重要性を伝え実践する『病気にさせない内科医』るりこ先生。問診や血液検査などにより疾患の原因を追究し、その原因に対する根本的治療を行っている。2021年から栄養療法を開始し、ライナスポーリング博士の提唱する分子整合栄養医学を医療に取り入れた観点から癌や糖尿病、リウマチ疾患、精神疾患まで幅広い患者を治療。現在はオンライン診療で、薬を使わず、本来のその人のあるべき姿へと導く医療を行っています🌿。
3児の母/本来の健康/栄養生態学/元開業医/膠原病リウマチ専門医/内科専門医/抗加齢医学専門医/テストステロン治療認定医/タイ法医学/アーユルヴェーダ/スーパーフードマイスター/プロテインマイスター
学校給食での牛乳について。
小学生のころ給食の時間に牛乳を最後まで飲むまで残されている友達いたなあって
果たして学校給食の牛乳は必要?
世界でも学校給食の牛乳については、懸念を呈する意見が出てきている。ちなみに私も子供には牛乳をほぼ飲ませていなかった🥛。
「Why WHAT You Serve Matters Now More Than Ever(あなたが提供するものがこれまで以上に重要な理由)」という医師たちによって作られた学校給食の見直しについての小冊子がある。
(いますぐ日本でも配りたい。😇🙏🏼)
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ここに牛乳の学校給食からの見直しが提案されていたので、紹介。
1. 乳製品と健康リスク
乳製品は必須ではない
牛乳はカルシウムの供給源として推奨されることが多いが、植物性の食品(豆類、葉物野菜、ナッツ類など)からも十分にカルシウムを摂取できる!
乳糖不耐症の問題
多くの子ども(特にアジア系、アフリカ系、ヒスパニック系の人々)が乳糖不耐症であり、牛乳を飲むことで消化不良や腹痛、下痢などの症状を引き起こす可能性がある。
乳製品と慢性疾患の関連
心血管疾患や特定のがん(前立腺がん・乳がん)との関連性が指摘されている。
2. 牛乳の代替案
植物性ミルクの推奨
牛乳の代わりに、大豆ミルクやアーモンドミルクなどの栄養強化された植物性ミルクを導入することが望ましいと提案されてる。
乳製品の過剰摂取を避けるべき
牛乳を飲むことを義務化せず、より多様な選択肢を提供すべきである。
3. 学校給食における牛乳の提供見直し
牛乳の提供を強制する政策の変更を求める
米国では学校給食プログラムで牛乳の提供が義務づけられているが、この冊子内ではこれを廃止または柔軟な選択制にすべきと主張。
乳製品を含まない食事の選択肢を増やすべき
すべての子どもが平等に健康的な食事を選べるように、牛乳に代わるオプションを充実させることが必要。
結論
ここでも牛乳が必須の栄養源ではなく、むしろ健康リスクや消化問題を引き起こす可能性があるため、学校給食での提供を見直し、植物性ミルクなどの選択肢を増やすべきと提言されてる。
私もこの意見に賛成。
カルシウムを摂るために牛乳は必要!というイメージが強くあるけれど、そんなことはない。
例えばひじきにも、牛乳よりも多くのカルシウムが含まれる。
牛乳によって、特に日本人が腸に及ぼしうるデメリットにもきちんと目を向けた方が良いとわたしは思います。
いずれにせよ、いろんな選択肢を親や子供たちが自由に選択できるような環境になればいいな。
そのために親ができることはがんばる。
おしまい🩺