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【エッセイ】ぬか漬け〜四葉胡瓜(すうようきゅうり)〜[家庭料理]

その姿を見ると食欲が湧き、夫も大好きな四葉胡瓜をぬか漬けにしました。

四葉胡瓜は「すうようきゅうり」と読みます。

中国華北系の品種で、本葉が4枚付いた頃から実がなり始めることからこの名前がついたそうです。

白イボ系の胡瓜で、普通の胡瓜より細長く、表面には棘のように鋭いイボがたくさんあり、皮が薄く柔らかく、味や香りが濃くて特徴的です。

個性の強い胡瓜です。

皮が薄く柔らかく漬かりやすいし、歯切れが良いので、漬物にするのが美味しいそうです。

売られている四葉胡瓜は25〜30cmのものが多く、今回購入したものの中には30cmを越えるものもありました。

愛用している漬物がめの直径を越えてしまうものもあるので、そういうものは、ただ横向きに漬けるのではなく、ぐっと押し込んで、縦方向に斜めに漬けます。

一晩漬けました。

ぬか床から取り出し、ぬかを落として、斜め切りにして、ぬか漬け盛り合わせに盛り付け。

さて、お味は。

とても美味しかったです!

苦味とコクと青くさみのよく合わさった味と強めの香りに、しっかり噛んでいる歯応え。

普通の胡瓜とは全然違う食べ物です。

胡瓜に強い個性を求める方にお薦めです。

ここ数年は、四葉胡瓜を食べると、
「夏が来たのだなぁ」
と実感しています。

もう暫くは、この味を楽しめますね。

四葉胡瓜のぬか漬け、美味しかったです。

ありがとう、ごちそうさまでした!







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天野マユミ丨散文詩人丨文化財めぐりと素敵な日々
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