知識や技術もだけど、覚悟も必要(^^;; 弾ける笑顔が見たいから。
保健室café Bright Sunの今日のお客さま。
ご高齢だけれどもお元気な女性4人様。
皆さまワンコインランチとセットドリンクをご注文くださり、楽しそうにお過ごしになりました。
このようなテーブルの配置(本来2〜4人掛けテーブルを4つ組み合わせています)で、向かい合った方々は約2メートル離れることになる空間をご提供。
もちろん、お部屋のお掃除とテーブルや椅子の消毒、カトラリーや食器などの清潔には充分に気をつけ、1時間に10分は換気させていただきます。
仲良しのお友達同士でお約束されていたようで、ご近所から徒歩で来られ、お昼を挟んで2時間ほど、お食事以外の時はお口を覆ったりマスクを付けたりしながら楽しそうにおしゃべりされていました。
私が換気やお茶を運んでお邪魔するたびに、
『まだ、いい?』
『ごめんね〜、長居して』
『もうちょっとおらしてね(いさせてね)』
と気にして声をかけてくださいます。
『お客さんがどんどんくる店やないんやし、なんぼでもおってくださいね(いくらでもいてくださいね)』
とお返事して、私もラジオを聴きながらキッチンでのんびりさせてもらいました。
『みんなで話したくてもこんなご時世やから、だれかんちに行く言うたかて気ぃ遣うし、ここがあってほんまよかったわぁ!』(誰かの家に行くと言っても気を遣うからこのcaféがあって本当に良かったわ)
と、本当に本当に喜んでくださって、少女のように笑顔が眩しいお客さまたちです。
新型コロナが何を奪ったって、、、
こういうたわいのないおしゃべりや、話すことで溢れ出てくる笑顔、生きるエネルギー、気持ちの健康、なんですよね。
もちろんご高齢の方ですからコロナ感染が命取りになる可能性が高い年代の方々です。
でも、どちらかを選べということが、酷な年代ですよね。
だって後期高齢者の方々の1日1日は私たちの年代以上にかけがえのない大切なお時間かもしれないんですもの。
笑顔や幸せ感と引き換えのコロナ自粛。
もちろん自粛は大事だけれど、せっかくこんな田舎町でお客さまもまばらで、看護師がそれなりの知識を持って時間をかけて清潔にし、空間を準備することができるのですから、私は【どちらか】ではなくて【どちらも】ご提供することにチャレンジしたい!
こんなふうに芯から弾ける笑顔を見せていただこうと思ったら、、、正しい知識も技術も、そして私の覚悟もいるなぁ…といささか責任の大きさに慄きつつではありますが、私自身も今できる精一杯のことをさせていただくことで、こうして幸せな時間を過ごしています。