【同調圧力:忘年会には行くな!】健康&身体パフォーマンスに関する完全な盲点の解説。
おう。
トップ画のストレッチして、絶賛脚がつり中のD総司令だ!!
キミはできるかな?笑
身体パフォーマンス向上において「筋肉がつるポジションを見つけること」は超絶に大事であり秘伝といっていいレベル。オリンピックのメダリスト、スピードスケートの加藤条治クンは「わざと筋肉をつらせて鍛えていた」と公言している。医学的には「有痛性筋けいれん」といい、筋肉を異常に緊張させること(おもに伸ばし)で起こる。そこで痛みがでるということは、その動きとポジションの筋肉が広義の意味で弱いのである。
わざと「つらせる(有痛性筋けいれんを起こす)」ことはもちろん「安全を確保しながら行う」のはいうまでもない。
このように、健康のテクニックはいろいろあるが、本コラムのタイトル「健康&身体パフォーマンスに関する完全な盲点の解説。」は、ここではない。健康になるための最大の盲点。
それは「暇であること」である。
財力があり、どんなに高いサプリを買っても、良い医者に診てもらっても「暇な時間がない人」は健康になれない!と断言する。日本人は仏教/密教の「修行の感覚」が好きだが、その修業とて「暇だから修業できる」のである。日本史の中で最強の超能力者といわれる、役小角、空海なども「暇だったから色々とできた!」のである。スマホもパソコンもない時代、財力と食べることに困っていなければ「勉強するか鍛えるか(健康になるか)」くらいしか、やることがなかった!?ともいえるかもしれない。ゆえに、ネイティヴ・ボディの鍛え方は現代より昔の方が研究は進んでいたという見方もできよう。
哲学の横綱ソクラテスは「暇こそ最高の贅沢」といったが、この背景には「古代ギリシアで面倒くさい仕事は、ほぼ奴隷がやってくれた」のでエリート学者や富裕層は暇すぎてやることがなかったのである。なので口先三寸(失礼!笑)の「哲学」が生まれたのである。この辺を面白おかしく、かつ、情熱的に解説したのが國分功一郎の名著『暇と退屈の倫理学』である。極論をいえば暇な時、日本人は修行し、ギリシア人は哲学をしたのである。
哲学の話しになるとnote記事100本ではきかないので上記、國分くんの本にすべてをまかせて話を戻そう(※國分くんはたまに変な政治家に利用されるので見極めていこう)。
閑話休題。
健康&身体パフォーマンスを向上させたい場合、まずは第一条件として「暇であること」が必須の条件である。財力は最低限でいい。このことを知ってほしいのである。
ゴルフ友達の似鳥くん(仮名)は、足底筋膜炎(足底腱膜炎)になりながら3日連続でラウンドしてしまい、重症化した。3日連続の1日目で一緒にラウンドした時「今日から3日連続ラウンドだわあ」と楽しそうに足をひきづりながら語っていたが、その後、ドクターストップがかかり8か月、練習さえも禁止された。
ゴルフというスポーツは短距離走、バスケ、サッカー、バドミントンなどと違い、クイックネスの筋肉をつかわずに無理しながらできてしまうのがやっかいであり、そのまま頑張ってしまうと似鳥くんのように重症化してしまう。
人生時間において「暇のシステム」「暇の意識化」は情報化社会により、かなり崩されている。
暇=休み。
この状況になるとキミは「遊んだり」「飲みにでかけたり」「美女やブスとSEXしたり」「パパ活をしたり」「家族サービスをしたり」を優先的にしていないだろうか。「健康になるための休み時間(暇な時間)」をスキップさせている人が多く、最近は「休息を学ぶ」みたいな変なビジネスも発生している。
【最高のパフォーマンス→暇=休み=回復】
身体のどこを、どのくらい回復させていくか。そもそも寝て休むよりも、鍛えたり、可動域を上げてミトコンドリア活性を促した方が健康になるんじゃないのか? この辺の自己検索は「暇」じゃないと最適解を導くための実験ができない。既述したとおり、高いサプリを飲んでも、医者にみてもらってもオーバードース(薬の過剰摂取)になったり、西洋医学の餌食になるだけである。
何からはじめていいか分からない人はコ口ナ禍で「行動規制され、暇すぎて表にでてきたプロが残した動画」を参考にするといい。その1人が中野君である。※コ口ナが明けて通常営業に戻ったのか、わかりやすく、ここ約1年動画の更新がなくなった(笑)。しかし、彼が残した文字通りの有料級の動画(Youtube)と3冊の書籍はまさに珠玉の情報である。
35歳を過ぎたあたりから「休んでも(寝ても)回復しない人」は、
❶細胞の老化
❷ミトコンドリアの不活性(運動不足)
このダブルが同時に発動していることを、まずは素直に認めよう。
★ゆえに正しく動かして肉体を回復&活性させていかねばならない
マッサージや整体のような「受動的な癒し(受け身の圧力)」では根本改善はしないし、パフォーマンスアップは見込めない。それらはあくまで「メンテナンス」「ミクロの癒し」である。自ら意識して能動的に動き、快調になるバランスと運動量と負荷はキミしか知らない。イチローの初動負荷などは1つのヒントだ。
★自身で自在に動かせないと人生の生活クオリティ(QOL)は落ちる
数百円の牛丼に必死でくらいつく小太りのサラリーマンは本当に危険であり、チー牛のオタク君もまた栄養が偏るだろう。身体を鍛えると糖質エネルギーから脂質エネルギーに変わるので過度に太ったり、ガリ痩せになることはありえないのである。地球人生活(基本セオリー)というのは面白くて、貧乏な若い時の肉体は素早く回復してドンドン働けるが、頭脳を働かせ、稼げるようになると肉体が衰えていく。
ゆえに、このメカニズムを看破した上で、稼いだ金の一部を「徹底的に身体パフォーマンスの向上のために使う!」を実践してみてはいかがだろうか。
忘年会シーズンが到来している。
コ口ナ禍の反動か、私のところにも誘いは多い。しかし、冬の寂しさ、儀礼感、同調圧力に負けて飲みに行きまくってはいけない。
年末の忘年会は、
❶冬は空気が乾燥している
❷アルコールの過剰摂取は身体に良くない
この2大要素によって1年の中で「身体にメチャクチャ悪いタイミング」なのである。この時間帯、自身の身体パフォーマンス向上、健康づくりにつとめて「むしろ健康!」になってみてはいかがだろうか。周囲が飲みにいくぶん「希少な存在」になれるだろう。飲むなら最高の日本酒ともに新年会だ!
最後まで読んでくれてありがとう。
累計100万部を超えた伝説の書『梅干しと日本刀』の他、健康の名著のリンクを貼っておく。身体を動かしながら健康IQも上げていこう。