
攻守というテーマから「恐竜博2023」を読み解いてみた
こんにちは、サカモトです。
恐竜博2023にやっと行ってきました!恐竜博については4,5年前に行ってから、毎年足を運んでます。
昨年の恐竜博の様子はこちらにまとめています。こちらの記事もよければ読んでください。
今年のテーマ
こういう美術展や博物展に行く場合はあらかじめ、テーマを調べていったほうがよりためになります。
なので、今回はちゃんとホームページで調べて行きました。
恐竜博2023のページはこちらです。
今年のテーマ
今年のテーマは
攻守
です。

攻めは
肉食恐竜でティラノサウルスやメガラプトル系の恐竜で、
守りは、
植物食恐竜で鎧竜です。
中でも、
鎧竜のズール・クラヴァスタトル
が今回の主役です。

なので、今回の恐竜博は、ズール・クラヴァスタトルを中心に見てくるのがいいことが分かります。
しかし、ズール・クラヴァスタトルって恐竜って、聞いたことないですよね。僕も全然知りませんでした。
会場の様子
それでは、まずは会場の様子です。
JRであれば、上野駅、さらに公園口の改札が一番近くです。しかし、平日だったのにかなりの人出で、ごった返してました。うーん、これは休日は大変じゃないのかな。

会場近くのポスターです。

建物の入り口はこちらです。何人かスタッフがいて、予約の有無や予約時間を確認していました。

事前日時予約制で土日分はかなり埋まっているので、土日に行く場合は注意が必要です。平日だったので、当日で全然予約は取れました。
時間よりちょっと早めに着いてしまったので、周りを少しブラブラしてました。国立科学博物館の出口にはでっかいくじらがどでーんといます。

会場の入口
会場の入口

小さなズールがいました。光を当て、壁にズールの影が映るようになってました。今回はこうした演出が随所で見られました。
第一章は「装盾類の進化」です。

左上には、なんと今回の展示の主役のズールがいました。

装盾類とは、トゲとか固い鱗などの肉食恐竜から身を守る盾の様なものをまとった恐竜で、装盾類の進化系から鎧竜が生まれました。


スクテロサウルスは、小さいですが、装盾類で、300個以上の皮骨で覆われていたそうです。

第二章に主役のズールが登場
第二章はズールの頭骨の展示から始まります。黒い壁にポツンとズールの頭骨がライトアップされてます。この演出よかったなぁ。



中に進むと、発掘されたときの状況の展示がされてました。


ズールは鎧竜の中で、頭から尾まで一体分の全部の化石が残っている唯一らしいです。
さらに、ズールという名前はゴーストバスターズの門の神「ズール」からつけられているそうです。そんな由来なんだ?!ゴーストバスターズはだいぶ前に見たので、こんなキャラが出てきたのかよく覚えてません。


第三章はもう一つの主役ティラノサウルス
第三章はもう一つの主役のティラノサウルスです。

この二体はそれぞれ、タイソンとスコッティという名前です。



ティラノサウルスはかなりの迫力でした。
第四章は今回の目玉の一つマイプ
第四章は今夏の目玉の一つ、マイプです。
これまで恐竜の発掘は北半球中心になされていましたが、このマイプは南半球で発見された獣脚類だそうです。
ごめんなさい、マイプの写真は撮ってません。マイプはまだ化石の骨格模型はまだないそうで、骨だけ展示されてました。
なんと、マイプはまだ2022年に新種と認められたばかりの恐竜です。

獣脚類の恐竜は撮影してきました。



最後は、絶滅の最新研究
最後の第五章は、最新研究です。
恐竜の絶滅は、隕石の衝突が原因というのが有力な学説ですが、そうではないという学説が出てきているようです。このへんはまだまだ分からないということでしょう。

それよりも面白かったのがドードーの話です。

1598年にその存在がみとめられたそうですが、なんとその後100年経たずに絶滅してしまったそうです。人類によってはじめて絶滅させられた種ではないかとのこと。これは興味深いです。

と、展示はこんな感じでした。
最後は出口でまたまた、くじらと対面して終了でした。幼稚園児がこのくじら像の前で記念写真を撮ってました。ほほえましい!

今回もなかなかおもしろい展示でした。
もし、恐竜博2023行かれるなら、参考にしていただければ幸いです。
そうそう、最後の売店で売られていたこの本、おもしろそうだったので、今度読んでみようと思います。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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