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「作り置き」という料理のジャンルについて【家庭料理の最適化_07】
スーパーのお惣菜は容器が変形してバーコードが真っ黒になるまであっためる漢、
オレはゆうじです。
ちらちら書いてますが、ワタクシフリーで料理代行(家事代行)の仕事をしておりまして。
お客様のお宅へお伺いして主に作り置き中心の料理をしています。
![](https://assets.st-note.com/img/1683801637181-DpObI6rhqS.jpg?width=1200)
この「作り置き」という料理
改めて考えてみるとけっこう特殊なんじゃねって思ったので今日はそのへんのお話。
やっぱり出来立てが一番だよね!HAHAHA!
とは言いつつも、毎回毎回フルスクラッチで料理するのってけっこう大変なわけで。
特に仕事とかなんやで忙しいときはもうなんもする気にならないっすよね。
仕事にしちゃうくらい料理が好きな僕ももちろんそういうときあります。
そんなときにやっぱり作り置きがあったらなんだかんだ嬉しいですよね。
なんなら米だけ炊いとけばいいんだから。
もはや米なしで即晩酌してもいいじゃないですか
なんならお弁当にしたっていい。
はいからな弁当箱なんていりません。
冷蔵庫に余ってる作り置きおかずを手当たり次第にタッパーにぶちこむ。
え?
そんなに品数ないからスカスカだよって?
米で埋めればいんだよ米で。
糖質がー
カロリーがー
とかいうヤツはオートミールでもスポンジでもなんでもいいからとりあえず詰め込んどけ。
すみません。
ちょっと思いがあふれ出してしまいました。
そんな感じで
とっても便利な「作り置き」料理
なかでも僕が特に意識している冷めてもおいしいという点について、
自分なりのポイントを書いていこうかと思います。
いきなりですが最初にとっても大事なこと言います。
冷めてもおいしい=濃いめの味付け
これ間違いです。
冷めてようが出来立てだろうがしょっぱいもんはしょっぱいです
当たり前だろうが!なめんじゃねえぞ!
って思った方すいません。
僕自身はじめの頃は勘違いしていた部分もあったので、ちょっとでかでかと書いちゃいました。
まあ要素の一つとして、
味を感じやすくするために濃いめの味付けにするってのは持っておいていいかもしれないですが、これをメインに考えるのはちょっと違うんじゃあねえかって思います。
(味を感じやすくするっていうことについては今度ちゃんと書きます)
なんでこの勘違いが生まれてしまうのか?
作り置き
→お弁当によく使う
→ご飯が進むような濃いめの味付け
→濃いめ
→冷めてもおいしい
冷めてもおいしい=味濃いめ
たぶんこんな感じで論理が飛躍してしまった可能性あります。
知らんけど。
少し話がそれましたが、
冷めてもおいしい料理
について
ここで重要になってくるのは
出来立てがゴールではない。
という点かなと思ってます。
作り置きの場合は食べる前に
出来上がったものをいったん保存する(冷やす)
という工程をとります。
もちろんできてすぐ食べる場合もありますけど、そういうの言い出したらキリないんで。
あと場合によっては食べるときにあっためて食べる場合もありますよね。
レンチンするなり鍋で加熱するなり、
となれば、
一旦完成させる→保存(冷やす)→加熱する→食べる
というだいぶ特殊な工程をとります。
ゴールまでに再度熱が加わるのです。
これメニューによってはけっこう味に変化もありますからねえ。
この辺りも想定に入れておかなければなりません。
そして
加熱するしないに関わらず忘れちゃいけないこと
出来上がってから食べるまでの間にも
味は入っていくし、食材の状態は変化していく
ということ。
それが「作り置き」という料理の最大の特徴であり、
そして
冷めてもおいしい
を実現するにはここの部分をコントロールすることがかなーり重要になってくると思います。
当然作り置き以外にも応用できると思いますよ。
奥が深いですねえー料理って。
というわけで
次回は冷めてもおいしいを実現するためのポイントについて、
解説していこうと思います。
本当は全部書こうとしたんですが、長くなりそうだったので分けます。
なるはやで更新できるように頑張りますのでよろしくお願いします!!!