【呪詛人形とは】 大河ドラマ 「鎌倉殿の13人」 第29話

信じてないけど、信じたいのです

北条政子

景時の首桶名札死から始まった回でした。

景時がいなくなったことで、比企と北条の無制限ノールールデスマッチはさらに加速することとなる。

試されたのですよ、私の天運を。

善児

義時、絶対に中、見とるやろ。でも、景時に託された兵器でもあるし、腕は奥州で確認済み。そもそも、ここで善児を殺したところで、三郎が生き返るわけでもない。
だったら思う存分使ってやろう、と思うくらいには義時はダークサイドに落ちている。

死んだ後のことは、正直どうでもいいわ。

三浦義澄

これくらいで老衰死が一番平和やん、しかも親友に看取られてさ、なんて死に様な三浦義澄に続き、安達藤九郎殿も亡くなりました。縁側の背中からのシーンがとても美しかった。
背中ショットで言えば、全成さんの祈祷シーンの背中ショットも美しかった。せつの背中ショットも。一人一人が其々に業を背負っている。そんな背中がとても印象的な回。

何年一緒にいるんですか？察してくださいな

りく

現鎌倉殿世代の乳人対決に、善哉の乳人（三浦義村）が加わり、蜘蛛の糸は益々複雑に絡まっていく。

お父上を越えたいのなら、人を信じるところから初めては如何でしょう？

義時

こんなことを言われた後でのせつさんとの会話で、頑なだった頼家の心が少し解け、更には

- まるで父上と話しているようです。
- こうしていると、かわいい甥っ子だな。

とさらに雪解けは加速したかに見えたのに… 見えたのに…

呪詛人形が一つ落ちてる… orz

「お前の喜ぶ顔が見たかった」から、義父に言われた通りに作ってみた呪詛人形が、何の効き目もなかった、と奥さんに白状した全成さん。そんな彼を全て理解した上で、

「だって、あなた見掛け倒しだから」と全て受け止める実衣ちゃん。流石「変なところに惹かれて結婚した」だけのことはある。

全方位的にホッと一息つかせて安心させたところに… やはり今回も三谷爆弾は炸裂するのです。

叔父上の中に父上を見て、ようやく「人を信じよう」という気になった矢先に、こんな人形見ちゃったら、そりゃ頼家さんじゃなくとも闇堕ちするわ。

そしていい人になった瞬間に退場になる法則は、全成さんにも当てはまるようで… 次回も辛い回になりそうです… 

って、明後日じゃん！

明日も良い日に。