柱を知ると世界が変わる!?柱で見る世界遺産。
世界遺産検定1級を目指して勉強しているみずたまです。
私が石垣マニアだというお話は先日のnoteでも触れた通りなのですが、
今日はそんな私の気になっていること、
柱
についてシェアしたいと思います。
柱といえば水柱、炎柱、音柱などがあり…って違ーう!😆
今回は鬼滅の刃ではなく、建物を支える「柱」です。
石垣の次は柱かよ~!
と思われたそこのあなた。
まあ、ちょっとでいいのでそう言わずに読んでいってくださいな✨
これを知ると明日から建物を見る目が変わるかもしれません💕
ただし私は建築家ではありませんので、もし間違っていることがあったら、優しくご指摘くださいね。
ノミの心臓なので、優しさの上に優しさをくるんでお願いしまーす😆
※
さてさてそれでは早速本題に入りましょう。
最近私は世界遺産としてはスペシャル有名な、ユネスコのアイコンにもなっているギリシアのパルテノン神殿について勉強していました。
やっぱり素敵ですねー!パルテノン神殿。
世界遺産マニアでなくともみんなが行ってみたい場所の1つかと思います。
そのパルテノン神殿について勉強していると、初めてお目にかかる建築様式用語?に出会いました。
ひとつは、ドーリア式。
もう一つはイオニア式です。
建築に疎い私は、なんじゃそれ?状態です。
パルテノン神殿と言えば、法隆寺にも見られる「エンタシス」(真ん中辺りが膨らんでいる柱)は有名ですが、様式があるなんて初耳です。
それぐらい、ギリシアの遺跡の神殿の柱は、私にはどれもこれも同じに見えていたわけです。
テキストには注釈があったので、参照してみます。
ふーん、なるほど。
あんまりピンとこないなあ。
しかも本を読み進めると、コリント式なるものまで出てきました。
アンカサス?
調べてみると、ギリシャ語で「トゲ」を意味するキツネノマゴ科ハアザミ属の植物で、ギリシャの国花らしい。
キツネノマゴ科ってなんか可愛いな🦊💕
この「アンカサス」が柱頭についてるのがコリント式、だということ。
なるほど。
今まで柱の頭(柱頭)なんて気にすることもなかったけど、改めて知ると面白いですね。
ちなみにパルテノン神殿は外側がドーリア式で内部がイオニア式だそう。
JTBのスタッフブログ、柱がわかりやすいです。
おー、どこから見てもかがみもちの男性的なドーリア式ですね。
ちなみに先日記事にもしたGoogle検索ですが、
パルテノン神殿も検索すると3Dで間近に見られます。
さてそれに対して、イオニア式の代表は同じくアテネのアクロポリスにあるエレクティオン神殿。
この写真ではわかりにくいけど、うずまきにちゃーんとなってる!
でもエレクティオン神殿はどちらかというと、6体の少女が重たい屋根を支えている柱の方が有名かもしれません。
最後にコリント式。
オリンピアのゼウス神殿が、これぞ、ザ・コリント式らしいです。
トゲトゲの葉っぱがついています🌿
と、ここまではギリシャの有名建築を見てきましたが、な、な、なんとこれらの建築様式は日本のそこここでも見ることができるのです。
例えばドーリア式。
うぉ~法務省!
イオニア式。
東京国立博物館 表慶門
大原美術館
キャー!うずまいてるー!😍💕
そしてコリント式。
三井本館。
日銀も。
内部にははドーリア式もありそう。
見学ツアー行きたい!
明治生命館。
大阪府立中之島図書館
などなど。
一部の建物をご紹介しましたが、この3つのギリシャの古代建築様式を知っただけで、今まで見ていたのに、見えていなかったものが見えるようになった気がするのです。
街を歩くのが楽しくなった気がする~😆💕
皆さんもお近くの建物の柱をちょっと眺めてみませんか?
もしかすると今まで見えていなかったものが見えるかもしれません🥰❤️