童心社

紙しばい・絵本・児童書の出版社です。 こちらでは、童心社の「しごと」について、はたらく人の視点でじっくりご紹介していきます!

童心社

紙しばい・絵本・児童書の出版社です。 こちらでは、童心社の「しごと」について、はたらく人の視点でじっくりご紹介していきます!

マガジン

  • おしいれのぼうけんのススメ

    刊行50周年をむかえる絵本『おしいれのぼうけん』。 「『おしいれのぼうけん』が大好き!」という各界でご活躍の皆様に、「おしいれ」愛を綴っていただく連載企画です。

  • 童心社の本と紙しばい

    童心社が刊行する本と紙しばいについてのマガジンです。作品の内容や魅力など、新作からロングセラーまで幅広くご紹介します。

  • 新作がうまれる現場

    童心社の本と紙しばいはどのようにうまれるのか。だれのどんな「しごと」をとおして読者のみなさまの手に届くのか。はたらく人の視点でお伝えします。

  • 童心社のニュース

    童心社の本と紙しばいや作家さんに関するニュースやイベント、読者キャンペーンのお知らせ、メディア掲載情報をお伝えします。

  • 広告宣伝・はな の おしごと日誌

    童心社の広告宣伝を担当しているはなの視点で、日々の仕事のことを綴ります。多くの読者のみなさまに童心社の作品を届けるには……? と試行錯誤しつつバタバタの毎日ですが、子どもの本や紙芝居をつくる出版社の仕事に興味がある方、ちょこっとのぞいてみてください。

最近の記事

おしいれのぼうけんのススメ④長野ヒデ子さん(絵本・紙芝居作家)

ことしの11月に刊行50周年をむかえる絵本『おしいれのぼうけん』。 「『おしいれのぼうけん』が大好き!」という各界でご活躍のみなさんの言葉をご紹介していく連載企画、第4回です。 今回ご登場くださるのは、絵本・紙芝居作家としてご活躍の長野ヒデ子さんです。 長野さんは子どもころの思い出をつづってくださいました。 今回はなんと! 思い出にまつわる絵もかきおろしてくださいました。 長野さんにとって暗くてせまくてドキドキする場所、それがおしいれだったのですね。 おしいれが、家の

    • 『おしいれのぼうけん』50年めの新商品はこうして生まれた!

      ことし刊行から50年という大きな節目をむかえる『おしいれのぼうけん』。 このたび、なんと2つの新商品を発売しました。 「おしいれのぼうけん 立体すごろく」、そして「おしいれのぼうけん トランプセット」です。 こちらを手がけた制作スタッフの一人、編集部のサカキバラさんにインタビューしました! (聞き手:広告宣伝担当・はな) 童心社初! 立体すごろくの制作 ――「おしいれのぼうけん 立体すごろく」のアイディアは、社内の部署横断チーム「おしいれのぼうけん50周年委員会」から

      • 11/2(土)代官山蔦屋書店「えほん博」オープニングイベントに三浦太郎さん登場!

        今年も開催される代官山蔦屋書店の「えほん博」。 オープニングイベントには、絵本作家の三浦太郎さんが登場する予定です。 三浦さんが絵本作りや絵本とのつきあい方についてたっぷりと語ります。 トークイベント終了後にはサイン会も予定しています。 こちらもあわせてぜひご参加ください。 【三浦太郎さん トークイベント&サイン会】 ◇日   時 2024年11月2日(土)         10:30~11:30(15分前より入場/接続可能です) ◇場   所 代官山 蔦屋書店 3号館2

        • 10月26日は「柿の日」!  絵本『しぶがきくんがね‥』

          柿のおいしい季節ですね。 10月26日は「柿の日」だそうです。 みなさん知っていましたか? 子規に思いをはせつつ、あま~い柿を味わいたいものですが……みなさん、お忘れではないですか? そのままでは食べられない、この柿のことを……! そうです、しぶがきくんです。 食べもの自身がいきいきと動き出す、とよたかずひこさんの絵本「おいしいともだち」シリーズから、最新作『しぶがきくんがね‥』をご紹介しましょう。 しくしく しくしく 泣いていたのは、しぶがきくん。 「だれも たべて

        • おしいれのぼうけんのススメ④長野ヒデ子さん(絵本・紙芝居作家)

        • 『おしいれのぼうけん』50年めの新商品はこうして生まれた!

        • 11/2(土)代官山蔦屋書店「えほん博」オープニングイベントに三浦太郎さん登場!

        • 10月26日は「柿の日」!  絵本『しぶがきくんがね‥』

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        • おしいれのぼうけんのススメ
          4本
        • 新作がうまれる現場
          5本
        • 童心社の本と紙しばい
          56本
        • 童心社のニュース
          17本
        • 広告宣伝・はな の おしごと日誌
          9本
        • もぐらけんせつ 秘書のみみずのみすずさん おしごと日誌
          6本

        記事

          クジラがしんだら、どうなるの?

          童心社から新しい絵本が刊行されました。 その名も、『クジラがしんだら』。 深海でくりひろげられる、いっときの大宴会 舞台は、ふかーくくらい、海の底。 深海の生きものたちは、食べものをじっと待っています。 昼間でも光が届かないこの場所に落ちてきたのは、いのちを終えた大きなクジラでした。 最初にユメザメがクジラにかぶりつきました。 コンゴウアナゴやタカアシガニもやってきて、海の底はまるで大宴会! 深海の生きものたちによって、骨の髄まで食べつくされていく、クジラの体。 ユ

          クジラがしんだら、どうなるの?

          あたりまえの普通を問う、大人にもおすすめの絵本『ひとつめのくに』

          「せなけいこおばけえほん」シリーズは今年で刊行から50年! シリーズで最初に刊行された2冊から、今回はこちらの絵本をご紹介します。 むかし、めずらしいものを見せる見世物小屋がありました。 でも見世物師は、いんちきばかり。 「よにもめずらしいばけもので、目が三つで、歯が2本だよ」 お客が入ってみると、ただの「げた」がころがしてあるだけ。 (鼻緒をとめる穴=目が3つあり、げたの底部で接地する板を「歯」と呼ぶことから) とうとうお客がこなくなってしまいました。 こまった見世

          あたりまえの普通を問う、大人にもおすすめの絵本『ひとつめのくに』

          日テレアナウンサーのみなさんが、紙しばいを演じました!

          紙しばいが”あつい”夏でした! 広告宣伝担当・はなです。 この夏の気温は史上最高か、という話題も出ていますが、ことしは童心社の紙しばいにとっても、とても”あつい”夏でした。 8月3日には、はじめて大阪にて「紙芝居アカデミー」を開催しました。 会場は「大阪での開催を待っていました!」と言ってくださるみなさんの熱気にあふれていました。丸一日の講義で、みなさんといっしょに紙しばいの魅力を体感することができました。 そして時を同じくして、東京のある場所でも紙しばいが演じられ

          日テレアナウンサーのみなさんが、紙しばいを演じました!

          「紙芝居アカデミー 2024夏期講座」をおこないました!

          2024年8月3日(土)、ことしも紙芝居についてじっくり学ぶ「紙芝居アカデミー」を開催しました。 これまでの6回は東京の童心社KAMISHIBAIホールで行ってきましたが、今回は初の大阪、大阪府立中央図書館での開催となりました。 猛暑の中、50名を超える受講生の方がお集まりくださいました。さらにオンラインでのライブ配信でも、多くの方がご参加くださいました。 最初の講義は、童心社編集長の橋口が講師を務めました。『ごきげんのわるいコックさん』(脚本・絵/まついのりこ)など紙芝

          「紙芝居アカデミー 2024夏期講座」をおこないました!

          くずかごからはじまる、スリル満点のストーリー! 『くずかごおばけ』

          「せなけいこおばけえほん」シリーズは今年で刊行から50年! 50周年を記念したTシャツが絵本雑貨ブランド『えほん+えほん』にて発売開始しました。(ブランド運営協力・商品発売元:カルチュア・エクスペリエンス株式会社) 今日は、シリーズの中でも人気の高い『くずかごおばけ』をご紹介します。 あるところに女の子がいました。女の子は魚がだいきらい。 ご飯にでたお魚も、食べたくないので、はしでつまんで、  「こんなもの、くずかごへ すてちゃうわ。」 ポイ! こわれたり、古くなったも

          くずかごからはじまる、スリル満点のストーリー! 『くずかごおばけ』

          おしいれのぼうけんのススメ③ 汐見稔幸さん(教育学者)

          ことしの11月に刊行50周年をむかえる絵本『おしいれのぼうけん』。 「『おしいれのぼうけん』が大好き!」という各界でご活躍のみなさんの言葉をご紹介していく連載企画、第3回です。 今回ご登場くださるのは、汐見稔幸さんです。 今回汐見さんは『おしいれのぼうけん』にこんな言葉を寄せてくださいました。 「なぜ、『おしいれのぼうけん』は子どもたちに愛され続けるのか」という問いに対するこたえともいえる、汐見さんの言葉。 長年、子どもの育ちや、保育・幼児教育についての研究を深めてきた

          おしいれのぼうけんのススメ③ 汐見稔幸さん(教育学者)

          シリーズ50周年!『ばけものづかい』3・4歳から楽しめる人気のロングセラー

          「せなけいこおばけえほん」シリーズは今年で刊行から50年! 刊行50周年を記念したTシャツが絵本雑貨ブランド『えほん+えほん』にて発売開始しました。 (ブランド運営協力・商品発売元:カルチュア・エクスペリエンス株式会社) シリーズで最初に刊行された2冊から、人気の高い『ばけものづかい』をご紹介します。 むかし、とても人づかいの荒い、おじいさんがいました。 おじいさんが、家賃は安いがばけものがでるという評判のやしきにひっこすというので、いつも多すぎる用事を言いつけられていた

          シリーズ50周年!『ばけものづかい』3・4歳から楽しめる人気のロングセラー

          今の子どもたちにとってのお金とは? 新シリーズ「お金の使い方で未来を変えよう!」

          渋沢栄一、津田梅子、北里柴三郎。 この人たちに共通することといえば…… そう、まもなく発行となる新紙幣に登場する面々ですね。 新紙幣の話題に注目が集まる一方で、現代の子どもにとっての「お金」とは、どんな存在なのでしょうか。 ネットショッピングや、キャッシュレス決済などの広がりによって、現金を目にする機会、実際に使う場面は減っているのではないでしょうか。 そんな現代の子どもたちに向け、さまざまな買い物のあり方をわかりやすく解説し、さらに未来をよりよいものに変えていく「地

          今の子どもたちにとってのお金とは? 新シリーズ「お金の使い方で未来を変えよう!」

          アラスカで暮らす絵本作家にインタビュー!今年度 低学年向け課題図書『アザラシのアニュー』 作者・あずみ⾍さん

          本年度の「⻘少年読書感想⽂全国コンクール」課題図書(⼩学校低学年の部)に選ばれた 『アザラシのアニュー』(あずみ⾍・作)は、タテゴトアザラシのあかちゃんが成⻑する姿を描いた物語絵本です。 前作『ホッキョクグマのプック』につづき、南東アラスカのシトカで暮らしながら、絵本の創作をしているあずみ⾍さんに、お話を伺いました。 ――アラスカに拠点を移されたきっかけから伺います。 星野道夫(*1)さんの写真と文章がきっかけです。 美しいアラスカの大自然と、ひたむきに生きる野生動物たち

          アラスカで暮らす絵本作家にインタビュー!今年度 低学年向け課題図書『アザラシのアニュー』 作者・あずみ⾍さん

          みすずが解説「はたらく重機その5」にもつを つむのも はこぶのも おまかせ! アームつきトラック

          みなさま、大変ごぶさたしております。 お元気でおかわりないですか? 「もぐらけんせつ」秘書のみみずのみすずです。 はじめましての方もいらっしゃるでしょうか。 私たち「もぐらけんせつ」は町のため、お客様のために日々現場でがんばっているんですよ。 さてさて、「もぐらけんせつ」自慢の重機たちをご紹介するこちらの連載。ついに登場してくれるのは、荷物を積んだり、運んだり、スマートにお仕事をこなす、あののりものです。 そう、「アームつきトラック」です! トラック自体にアームがついて

          みすずが解説「はたらく重機その5」にもつを つむのも はこぶのも おまかせ! アームつきトラック

          いわさきちひろさん没後50年展に行ってきました。

          童心社広告宣伝担当、はなです。 先日、とある展覧会に行ってきました。 東京の上井草にあるちひろ美術館・東京で現在開催されている「いわさきちひろ ぼつご50ねん こどものみなさまへ」です。 絵本作家・画家として多くの作品をのこした、いわさきちひろさん。 没後50年となる今年は、「あそび」「自然」「平和」の3つのテーマについて、現代科学の視点も交えて、ちひろさんの絵を読み解く展覧会が開催されます。 私が拝見したのは、ちひろ美術館・東京で行われている「自然」をテーマにした「あれ 

          いわさきちひろさん没後50年展に行ってきました。

          不思議とおどろきに満ちたむしの物語絵本『ばったの たんちゃん うまれたよ!』

          むしのあかちゃんが大きくなって、たまごをうむまでをえがく絵本「むしのたまごシリーズ」。 5月にあたらしい仲間がくわわりました。 今回は『ばったの たんちゃん うまれたよ!』をご紹介します。 トノサマバッタのあかちゃん、たんちゃんは、ほそながい葉っぱが大好物!じょうぶなあごでバリバリ食べて、ぐんぐん成長していきます。脱皮をするうち、茶色いからだは葉っぱと同じ緑色に変わりました。 そしてある夜、最後の脱皮をして、りっぱなおとなのトノサマバッタになりました。 うしろあしで力づ

          不思議とおどろきに満ちたむしの物語絵本『ばったの たんちゃん うまれたよ!』