ことしの11月に刊行50周年をむかえる絵本『おしいれのぼうけん』。
「『おしいれのぼうけん』が大好き!」という各界でご活躍のみなさんの言葉をご紹介していく連載企画、第3回です。
今回ご登場くださるのは、汐見稔幸さんです。
今回汐見さんは『おしいれのぼうけん』にこんな言葉を寄せてくださいました。
「なぜ、『おしいれのぼうけん』は子どもたちに愛され続けるのか」という問いに対するこたえともいえる、汐見さんの言葉。
長年、子どもの育ちや、保育・幼児教育についての研究を深めてきた汐見さんならではの言葉をいただきました。
50年後の子どもたちは、どんなふうにこの物語に心を躍らせるのでしょうか。
『おしいれのぼうけん』の制作当時、保育園を舞台にした絵本はあまり出版されていませんでした。
本作の担当編集者、酒井京子が自身のこれからの仕事に迷い、古田足日さんにどんな本をつくっていけばよいかとたずねたとき、古田さんはこう話したそうです。
古田さんが「あるといい」と思い描いた絵本をめざし、作家・古田足日さん、画家・田畑精一さん、編集者・酒井京子、三者の共同作業がはじまりました。
保育園の取材を重ねる中で得た「おしいれ」にまつわるエピソードがもとになり、子どもたちが心からハラハラドキドキするぼうけん物語がうまれたのです。
「おしいれのぼうけんのススメ」、次回もどうぞお楽しみに!
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