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耳鳴り潰し227(娘の誕生日、売れたkindle書籍、ハグ回復)

 娘の誕生日。朝一でハッピーバースデーを歌ったら「うるさい」と喜ばれた。

 整形外科へ診察とリハビリへ。痛み止めを処方してもらうため。
「首後ろへ曲げたらいかんよ」とおじいさん先生。
「飲み物もストロー付きの容器で飲んでます」
「ええこっちゃ」

 待ち時間の間「中島らも短編小説コレクション」を読み始める。冒頭の「美しい手」は映画館の受付嬢の話だった。最近映画をよく観るようになっているから、自然と自分に関連付けて考えてしまう。その時興味を持っていることが、意図して手に取ったものではないものに出てくる、ということは昔もよくあった。ただの偶然であり、若い頃はそれだけ興味の幅も広かっただけに過ぎない。少し前に青春小説集「青春ドンドコドコドコ」で、三本目の足を求めるドラマーの話を書いた。中島らもは「DECO-CHIN」という短編で、フリークスバンドを書いているのだが、そこに三本の腕を持つドラマーが出てきた。夕飯時に観ていた映画「ペンギンズ」でも、片付けの最中なので前後関係がよく分かっていないが、なんか進化する機械的なもので、主人公のペンギンの尻から三本目の手が生えていた。

「架空書籍紹介(176冊目~182冊目)」追加。今ダッシュボード見てみたら、昨日投稿したビュー数が普段の倍くらいある。何かnoteの設定が変更になっているのかもしれない。特別閲覧数が増えるようなこともしてない。

※ちなみにnoteのビュー数というのは純粋なプレビュー数ではないので、元々あまりあてにならない。

 全然売れないことで有名になりそうになっていた(なっていなかった)新書系kindle書籍アカウントの方が、有料DLされていた。素直に嬉しい。そういえばAI美女イラストアカウントの方の作品集も、突然ポンポン、と有料DLされたことがある。「kindle書籍出しても全然売れないな」が「忘れていた頃に売れたよ」にはなったわけだ。

 本アカウントであるはずの泥辺名義の本は全然売れてないけれど。


 娘の誕生日プレゼントはヘアアイロン。売れ筋で値段もお手頃なのを注文していた。使い方に慣れないうちは私がかけることに。伸ばしている髪を綺麗なストレートにしたいみたいだがあんまり変わらなかったので、温度やらスプレーのかけかたやら試行錯誤しながらやっていこう。

 この日も家族でキャッチボール(ゴムボール)をして遊んだのだが、私の投げた球が高く上がり、息子が受け損ねて目の上に当たってしまった。息子が泣き出したためにキャッチボール中断。以前よくあった「楽しく遊んでいたらはしゃぎすぎて転倒、もしくは何かのトラブルにより中断」のパターン。息子の悲しみには、痛みによるものだけではなく、「楽しかった時間が終わってしまったこと」も含まれている。だっこしようか、と息子に聞くと首を振られた。妻にしばらくハグされているうちに機嫌と痛みは治まっていった。母親のハグでしか回復しないHPというものがある。

 その後は過剰回復という感じで元気になっていた。娘のバースデーケーキを食べる際に「120歳の誕生日おめでとう」と私が言うと、息子は「違うよ、一億二千万歳だよ」と言っていた。本当は12歳である。

 女の子の友だちが増えた、と息子が言う。二人増えたと。名前も教えてくれる。
「さすがパパの息子だ」と、まるで私も子どもの頃そんな風に異性の友だちがたくさんいたかのように振る舞う。
「パパ何言ってんの、女の子にモテたことないくせに」とすかさず娘が突っ込む。
「モテたのは男の人にでしょ」と妻も続ける。そこは違う、とちゃんと訂正しておいた。

 今日の一枚「泥棒に入られそうになっている家」

みんなのフォトギャラリーでの使用頻度、需要を見ながら生成してます


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泥辺五郎
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