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inagakijunya
耳鳴り潰し24
「たまには図書館にでも行ってきたら? 子どもがいるとゆっくり読めないでしょう」
と妻に言われる。
「今電子書籍でしか本を読んでないからいいよ。それに図書館は静か過ぎるから、耳鳴りの圧がすごいことになる。音楽を流して紛らわせる、みたいな防衛手段も取れない」
と私は答えた。
新しいトースターは上下の幅が狭いためか、食パンがすぐに焼ける。先代の感覚でいると焦げるので注意。
新都社でちんちん小説の新作をあげ、noteでこの「耳鳴り潰し」の記事をあげ、Xで架空書籍紹介をする。日課が増える。余裕のある日はストックを増やす。架空書籍紹介は一週間分溜まればnoteにまとめようかと思う。
Kindle出版をまず別名義のお試しでやってみてから、と思ってるのに進んでない。進めよう。
千人伝を進める。二百六十人に達した。五人分まとめて書くと、連作のような流れができる。今回は脇役ながら米派のおばあさんが思わず肉食系老婆へと進化して活躍した。
子どもたちは二人ともデイ・サービスで夕方まで帰らないので公園遊びなどもなし。これでいろいろ進められる、と思いきやそうでもなく。ストックを貯めるに留まる。
息子がはまっている友成空「鬼ノ宴」の歌詞をひらがなで書き起こして印刷する。それを見ながら曲に合わせて歌うと、不思議そうな顔で息子は紙を見ていた。
伊坂幸太郎「死神の精度」を読み進める。
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