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耳鳴り潰し247

 朝食時「ダンダダン」第七話、アクロバティックさらさらの過去の映像を観て息子が涙を流す。タオルを差し出しながら、実は私も泣いていた。息子のようにぽろぽろと涙をこぼすわけではないが、実はバレてないだけで結構感動シーンで泣いたりする。

 少しずつ読んでいた川上弘美「パスタマシーンの幽霊」読了。少し不思議な、少し淡い、恋愛絡みも多いけれど恋愛だけでもない、短編集。何かを書きたくなる。

「英語が苦手だから自習する」と言って自主的に英単語の勉強を始めた娘。私が子どもの頃はそんな発想をしたことはなかった。息子もつられて「漢字やる!」と言い出す。以前買っていた一年生の漢字ドリルを渡す。本当は二年生の漢字をやりたかったのだそうだ。少しやっていた部分の間違いを赤でお直ししている。その後は、わざと間違えた漢字を書いて赤でお直しをする先生ごっこに発展していた。

 この日も粘土で遊ぶ。
「どうしてヘビを作るようになったんだっけ」と昨日浮かんだ疑問を直接息子にぶつける。
「適当に粘土で遊んでいた時に、細長く伸ばせばヘビっぽくなるから、そこにパパが顔をつけたのが始まりだった気はする」と推論すると「多分そうだと思う」とのこと。
 その後近所の公園で小さなヒバカリ(ヘビ)を見つけたり、デイからいった博物館でヘビを見たり、でヘビ熱が高まっていったのだと思う。
 プチブロックのロボット、粘土でのヘビ遊び、息の長い遊びを分析してみると、創造性がキーかなとは思う。

 思えば漢字だって、自分で創るのが好きなわけだ。昔娘には「一番楽しいのは、何かを創ることだよ」と言ったことがある。娘は工作をすることだと受け取って、しばらく工作熱が高かったことがある。何かしらを創る楽しみを見出していれば、やりたいことがなくて困るということがなくなる。

 そういえばイマジン・ドラゴンズとAdoがコラボした曲を流していたら、Adoパートが始まった瞬間に娘が「Adoやん」と気付いていた。ワンフレーズ歌い出した瞬間に。

 今日の一枚「ものすごいブラック企業のイメージ」


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泥辺五郎
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