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ただ守りたい… 生徒会選挙編

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「ただ守りたい…」の生徒会選挙編 141話〜151話
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2024年8月の記事一覧

ただ守りたい… 146話

ただ守りたい… 146話

○○の家で行われる熱き戦い。

第1回○○の胃袋を………いや、料理対決。

現在、飛鳥と珠美の料理は、既に審査員達が実食済みであり、キッチンで理々杏と紗耶が料理中。

そして、待機部屋には、まだ料理をしていない美月と、その話し相手になっている、司会進行のさくらと、飛鳥と珠美がいた。

また、リビングには、審査員である○○、日奈子、春時、麻衣、蓮加の5人がおり、次の料理を楽しみにしながら、最終的な判

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ただ守りたい… 147話

ただ守りたい… 147話



生徒会室

ガチャ

○○: おはようございます。

灰崎: あ、深川君。おはよう。

大園: おはようございます。

○○: ん?2人だけ?

灰崎: うん。中田先輩は、資料室に行ってて、会長と副会長は理事のところに行ってる。

○○: そっか。じゃあ、まゆたんは…

灰崎: まだ来てない。

大園: 登校途中だと願いたいです。

灰崎: どうだろね〜笑。もしかしたら、まだ寝てるかも。

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ただ守りたい… 148話

ただ守りたい… 148話

美月: よし、やるぞ、祐希!!

祐希: うん!!

久保: 絶対に無理だって。私なんかが会長になれるわけないよ…

○○から、絶賛ネガティブモード中の久保を説得して、立候補書類を生徒会室に提出しに行かせることを頼まれた2人は、ものすごく気合を入れて、その仕事に取り組み始めた。

美月: まぁ、まずは一旦、史緒里を教室に移動させるか。

祐希: だね。こんな暗くて静かなところにいたんじゃ、気分も変

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ただ守りたい… 149話

ただ守りたい… 149話

選挙活動開始日



裏門付近

久保: ふぅ…

祐希: ふぁぁ…

久保: 笑、ごめんね。朝早くから。

祐希: いやいや。大丈夫……のはず……

美月: ウトウトし始めたら、隣で顔をつねってあげるよ笑

祐希: …つねるのはちょっとな〜

美月: じゃあ、しっぺ!

祐希: う、うぅん……お願い。

美月: 分かった!

久保: いや、つねるのがダメで、しっぺがOKの判断基準はどこなのよ笑

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ただ守りたい… 150話

ただ守りたい… 150話

生徒会選挙当日



生徒会室

七瀬: …

○○: …

資料を触る音しか聞こえないような静かな空間の中で、並んで黙々と作業をする2人。

○○: …ふぅ……

結局、最後まで話しかけられなかったか…

この仕事を頼まれた時は、気まずいっていう感情しか湧かなかったけど、途中からは、元の関係に戻れたら、っては思ってた。

でも、どうしても、あの時のなぁちゃんの顔と言葉が思い浮かぶ。

なぁちゃ

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ただ守りたい… 151話

ただ守りたい… 151話

生徒会選挙が始まって、およそ1時間半。

美月からバトンタッチした久保の演説も、序盤の立候補をした理由や、中盤の公約の部分が終わり、残るは終盤の自分の思いを伝える部分だけとなっていた。

あっという間に過ぎていった演説の序盤も中盤も、美月のような明るさはないものの、落ち着いた雰囲気で、でも強く固く前向きな意志を感じられる久保の演説と、遊び心をふんだんに取り入れた資料が、作戦通りにことを進めた。

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