ドラゴン@教師×文筆家×サウナー

小学校教員の真髄とネタが、此処に有る。

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#29 給食の放送で「面白い話」がバズった理由

 本校の給食事情はコロナの影響を受けて一変しました。ラッパーのANARCHYは、「たくさんの仲間とテーブルを囲むのが理想だな」というリリックを書いていますが、全く同感です。ごはんはみんなで談笑しながら楽しく食べたい。給食が苦行になったら、片翼をもがれたに等しい。しかし、新型コロナウイルス感染症防止のため、本校では、①給食はみんなで前を向いて食べる②食事中は会話をしないという2点のルールが設けられました。そんな中、私がメンターとして尊敬している先輩教員が、「この状況でも楽しい給

    • #148 ノーレコディング・ノーライフ

      レコーディングが好きだ。私は音楽家ではないので、レコーディング=録音ではない。私にとってのレコーディングは、日々の自分の生活の記録である。レコーディング内容は多岐に渡る。睡眠、体重、歩数、家計簿、トレーニング内容、日記など。私はそのレコーディング内容を見て、ニヤニヤしている。キモい。しかし、キモい以上に効果もあるので、自己満承知で共有していく。 睡眠は「Sleep Meister」でログをとっている。スマホを枕元にセットして寝るだけで完了。ログをとるようになって、6時間以上

      • #147 ハイビスカスとゴルフと教育

        我が家の玄関にはハイビスカスが爛々と咲き誇っている。そう、園芸にはまっているのだ。毎朝、萎れた花々を摘み、たっぷりと水をやり、「元気ですかー!」と猪木ばりに声をかけ、愛情を注いでいる。趣味は人生に彩りを与えてくれるものであるよなあと、あらためて感じている。ちなみに趣味が嵩じて購入した十○万円したベースは、マイルームのオブジェと化しているのだが。 体質的なものなのか、「知らない自分を知る」ことが好きである。そして、できるようにために修養を重ねる自分も好きなのである笑。それゆえ

        • #146 夜空の帳(とばり)から言語について考える

          日本語は奥深いなあと思う。先日何気なくApple musicで曲を流していたら、森山直太朗の「夜空の帳にあの星屑が 流れて落ちて消える日その刹那に あの日の夢や願いが叶いますように」という歌詞に衝撃を受けた。夜空の帳、とばりである。容易にイメージできない言葉、ディープインパクトである。深い衝撃をすぐに横文字に直してしまう自分に、今現在、辟易している。 「夜の帳がおりる」という意味は、夜になって暗くなるさまを、垂れ絹が下りたことにたとえたもの(コトバンクより)だそうだ。垂れ絹

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        #29 給食の放送で「面白い話」がバズった理由

          #145 おっさんと美容

          高校時代。授業が終わると一時間ごとにトイレに直行し、髪をネジネジしていた。パンクスのように尖らせるのが流行だったのだ。私も流行に乗り、ネジネジ、いやネジネジネジくらいしていた。卒業アルバムの写真はもう黒歴史で、珍妙なヘアスタイルをした自分が鎮座している。できることなら回収したい。いや、ネジネジできるならまだいいか。今の私は、毛量に自信がなくなりつつある。 アンチエイジングを真剣に考えるようになった。毛髪もそうだが、鏡面を前にしたときに一番気になるのが、肌だ。長年の不摂生がた

          #144 給食〜ビフォーコロナ・アフターコロナ

          小学生時代、給食は一種のエンターテイメントだった。一気飲みに適した形状(瓶)だった牛乳で新記録を競っては担任に怒られ、新メニューで手巻き寿司の巻き方が分からずボロボロこぼしては担任に怒られ、ご飯の蓋(当時はホイルだった)を折り曲げて(箸を忘れたときの秘技)食べては担任に怒られた。ワイワイガヤガヤしながら、くだらない話をして卓を囲む。思い出は尽きない。 世のエンターテイメントが大打撃を食らったコロナ禍、学校給食もまた然りだった。珍妙なネーミング、「黙食」が励行された。児童はみ

          #144 給食〜ビフォーコロナ・アフターコロナ

          #143 ふきだしくんを使ってみた

          某教育大学附属小の公開研究会で重宝されていたのが、「ふきだしくん」である。Google社が提供しているジャムボードの簡易バージョンとイメージしてほしい。授業(しかも1学年!)や参観者のアンケート収集として使われていた。まずもって、インストールしなくても、ブラウザで使用できる使い勝手感が個人的に好物。使用してみよたいなと考えたのは、晩のサウナの中。 帰校して速攻3学年担任に打診。「ちょっとやりたいことがあるから、総合の情報教育の枠で1時間ちょうだい。」と。快諾を得た私は授業に

          #143 ふきだしくんを使ってみた

          #142 パーカーのフードを被ったままの児童が、それを脱ぐまでの経緯

          休日は大抵、パーカーにスキニーのスタイル。ラッパーではないので、フードは被らない。というかラッパーでも最近はフードをあまり被らない。ショッピングモールで私がフードを被り闊歩していたら、家族はきっと3メートル位距離をとるだろうし、娘に関しては、もう一緒に出かけてくれないと思う。それ以前に教育公務員の立場上、その出立ちは信用失墜行為につながる、かもしれない。 先日補欠に入った時に、真っ白なパーカーのフードを深めに被り、着席している児童がいた。社会通念上、公的な場では脱帽が求めら

          #142 パーカーのフードを被ったままの児童が、それを脱ぐまでの経緯

          #141 google chat×協働的な学びの可能性

          私は新幹線に飛び乗り、一路南下した。某附属小学校の公開研究会に参加するためだ。その学校は文科省の研究指定校で、「情報」を教科として設置し、児童が主体となる学びを研究していた。巷で「情報教育のパイオニア」と呼ばれる私は、前泊してサウナで身を清め、当日朝も一時間以上のサ活を行い、臨戦体制で公開研究会に臨んだ。ととのいすぎて危うく一日が終了するところだった。 参観した授業は3本(低学年1本、高学年2本)。高学年の授業ではgoogle chatをフル活用し、生成AI、情報×デザイン

          #141 google chat×協働的な学びの可能性

          #140 私と彼(Chat GTP)との打算的な関係性

          誰に必要とされなくてもnoteに投稿するくらいだから、文筆には自信がある。それこそ、パスタを茹でるかの如く、ササッと書くことができる。昨年からChat GTPに代表される生成AIが話題になっているが、私は敵対視していた。「ミーの文章に勝負を挑むなんて百年早い!」と荒ぶっていた。今日とある打ち合わせがあったのだが、必要な文章はwith Chat GTP。いとも簡単に手のひらを返している自分がいる。そのくらい便利なのだ。ありがとう、Chat GTP。 最近では特に、発表原稿の作

          #140 私と彼(Chat GTP)との打算的な関係性

          #139 留守番電話サービス導入する対する一考

          ハンドルを握ると性格が変わる人がいるらしいが、電話を握ると性格が変わる人は確実に存在する。「あのジェントリーな人が?」と驚きを隠せず、電話越しに平謝りしたことは、一度や二度ではない。肌感覚だが、クレーム電話は夕方に多い。理性より感性で物事を思考するからだと思う。放課後は事務作業のゴールデンタイムだから、対応に追われない点において、導入には賛成である。 勤務終了と同時に留守電に切り替えたらどうなるか。メリットとデメリットがある。教員間で事務的連絡をしたくても、「対応時間外にな

          #139 留守番電話サービス導入する対する一考

          #138 地元のドーミーで、サウナ→飲み会→宿泊→朝ウナをした話

          サウナーであり、ドミニスタ(ドーミー系列のホテルを愛好する人の総称)である私は、昨日とある計画を実行した。それはサウナ→飲み会→宿泊→朝ウナを、地元のドーミーで実行するものである。この計画を実行するにあたっては、家族の許可が必要となる。「今日は帰って来ま宣言」をしているわけだから。冷ややかな視線は覚悟していたが、妻はあっさりOK。家にいない方がよいと思われているのではという疑念がよぎったが、気にしないことにした。 飲み会スタートは18時。15時にチェックインすれば、二時間の

          #138 地元のドーミーで、サウナ→飲み会→宿泊→朝ウナをした話

          #137 桃太郎電鉄教育版をプレイさせた結果

          クラスにゲーマーの友達がいた。放課後は彼の家に集合して、日々ゲームに興じる我々。その日のゲームは桃鉄であった。トップを独走するのはE君。総資産はみるみるうちに十億を突破。そんなE君に悲劇が。貧乏神が取り憑いた瞬間、あっという間に借金をこさえたE君は、「こんなゲームやってられるかあああ!」、と泣きながら家を飛び出して、その日はもう戻ってくることはなかった。小学生ながら、悲喜交々を感じた一日。 そんな桃鉄を教育版として、学校でプレイできる日が来るとは!貧乏神システムは不採用なの

          #137 桃太郎電鉄教育版をプレイさせた結果

          #136 教頭試験を受けて感じたこと

          父親は教員で、校長で退職した。彼は同業者としては尊敬に値するが、父親という点では、両手を振って「尊敬しています!」とは言い難い。すれ違いの生活が多かったからだ。二十一時に家にいれば御の字。働き方改革のはの字もない。痛風になったし、尿管結石にもなった。病気を患いながら管理職を務めた彼を見て、「よほどの覚悟を決めないと受験してはいけない。」と思ったものだ。 そんな私が、今年初めて教頭試験を受験した。理由はただ一つ。五日間の中央研修を受講したからだ。全国各地から集った猛者と、カリ

          #136 教頭試験を受けて感じたこと

          #135 習慣は第2の天性

          息子がハイキューにはまり、「バレーボーラーに、俺はなる!」と宣言した。しかし息子は舌の根も乾かぬうちに、その夢をフットボーラーに変換した。クラブチームに通うことになり、我が家のスケジュールは、息子のサッカーを中心に回っている。趣味のサウナは遠ざかり、愛しの酒場にも足が向かなくなった。送迎と応援で、図らずも競技場がサードプレイスになった。図らずも、である。 話はハイキューに戻る。全巻爆買いした息子から、「読まない選択肢はない。」と強制された私は、青春時代のスラムダンク並みに、

          #134 M先生の「最高じゃないですか!」という口癖が最高!という話

          「最高じゃないですか!」、M先生の口からよく出るワードである。最近自分の口に憑依して、あらゆるところで「最高じゃないですか!」と多用している。これがなかなか、いい。まずもって自分の体内にポジティブなパワーが注入されていくような感じがする。きっと故アントニオ猪木氏は、「元気ですかー!」と発することで、自分自身に闘魂を注入していたのだろうと思う。合掌。 M先生の学級児童からはポジティブなアティテュードを感じる。まさにPMA、肯定的精神姿勢(分からない人はKEMURIを検索)。と

          #134 M先生の「最高じゃないですか!」という口癖が最高!という話