森山竜之輔(健大高崎3年)
【最新情報】森山3年ぶり2度目バース・デイ登場
健大のベイマックスが上毛三山クリーンアップに返り咲くも、自慢の打棒は唸りを上げ切れずに沈んだ。
甲子園初戦で2安打と上昇気配を伺わせていただけに、より熱い眼差しが向けられた森山竜之輔。
結果は無念の4打数ノーヒットで、最後の夏に終止符を打った。
センバツ出場時より体を絞ったせいかベイマックスの面影は薄まったが、キレが増した動きは本家さながら。
顔つきもシャープで精悍、この夏に懸ける気合いの入れ様が印象的だった。
注目の進路は、大学野球を経てプロを目指すと明かしている。
そんな健大高崎が先週の中央学院に続き、TBSバース・デイに登場する。甲子園出場前の健大野球部に密着した、8月17日深夜放送の必見内容だ。
春夏連覇Vロード2戦目は名門対決
英明に辛勝したセンバツ王者の健大高崎が14日、奈良の強豪校・智弁学園と激突する。持ち前の打線爆発、健大の本領発揮が見どころだ。
打っては2安打、守備でも光った森山竜之輔
健大は英明のエース清家準に苦しんだなか、チーム最多の2安打と気を吐いた森山竜之輔。この日はファーストの守備でも光るプレーを魅せてくれた。
試合の均衡を破るかどうか、という4回ワンアウト満塁の緊迫した場面だ。
打球は一塁ゴロ、捕球後の森山の反応がとんでもなく早かった。稲妻のようなバックホームからのホームゲッツーで大ピンチを凌いでのけた。
健大は打線が注目されているものの、鍛え抜かれた守備も半端ないぞ。
健大初戦は甲子園開幕日!
第106回全国高校野球選手権大会の組み合わせ抽選会が4日、大阪フェスティバルホールで行われた。
健大高崎は大会初日の第2試合、香川代表の英明高校との対戦カードが決定している。
高校通算22発
センバツ2024までに記録した通算本塁打数は18本。
センバツ直後に行われた作新学院との練習試合で1本、春季群馬大会でも特大の1発を浴びせている。
そこから夏の群馬大会までの間に1本、そして後述するダメ押しベイマックス弾と、高校通算本塁打数を22本まで積み上げている。
↓1分11秒あたり(3打席目)
こちらの記事でも別アングル動画で掲載↓
森山竜之輔プロフィール
中学時代に出演した数々のテレビ番組によって、一躍その名が全国に知れ渡った森山竜之輔。
中学生離れしたガタイから放つ、プロ顔負けのスイングで強烈なインパクトを残し、私生活における数々の仰天エピソードも大きな反響を呼んだ。
豊富なクセ強エピソード集
テレビ引っ張りだこ
(インスタ)シュって右に3枚目の画像↓
13歳にして、既に44歳の川上憲伸と背丈も体格も変わらない森山竜之輔。川上が決して小さい訳ではない。川上憲伸179cm90kg。
川上憲伸が現役ではないとはいえ、弱冠13歳が元メジャーリーガーの球をセンターまで弾き返す規格外のパワーには脱帽しかない。
元中日ドラゴンズでアトランタ・ブレーブスでも活躍した川上憲伸との1打席対決。森山は2-2からの5球目を捉えるも、センターフライに倒れている。
3.炎の体育会TV
「マスクマン野球対決」で見事に5人勝ち抜きチャレンジをクリアした森山竜之輔ら3人のスーパー中学生。5人の元プロ野球選手と対決する体育会TVの名物企画だ。
トップバッターとして登場した森山は、高橋尚成、新垣渚、岩本勉、マック鈴木の4人に打ち勝っている。
4.バース・デイ
野球未経験の母が息子のノッカー役を買って出る一幕など、親子の深い絆も話題になった。
ニックネーム多すぎる件
1.ベイマックス
2.令和のドカベン
3.Yogibo(ヨギボー)
4.下町のおかわり君
テレビ出演が多いだけあって、各番組で勝手に付けられたキャッチコピーが浸透してしまう。
ニックネームではないが、最近は陸上やり投げ女子の北口榛花に似てる声も増えつつあるようだ。
中学入学時に標準ジャージ入らず
中学2年で身長180cm体重95kg
中学3年にして握力76kg(左)
高校通算120本塁打
上記の動画内でインタビュアーから「高校通算本塁打」について質問された森山竜之輔。向けられたマイクに、森山は「120本です」と答えて見せた。
中学3年から木製バット使用&柵越え
2024年のセンバツ甲子園から低反発バットが導入された高校野球において、森山はその3年も前から木製バットを使って練習していた。
驚きは中3での柵越えだ。木製バットを使ったフリー打撃で、両翼約98Mのレフトスタンドに叩き込んでいる。
動画内の練習場は区立大田スタジアム。市民球場とはいえ、高校野球の東東京大会や大学野球のリーグ戦などを行う、れっきとした野球グラウンドだ。
手首を返さず押し込める強靭なリストをもって、プロ並の鋭い打球を連発させていた。握力→左76kg、右75kgは伊達じゃない。
この動画がバズったことで、中学3年にして早くもドラフト候補という声も高まった。
川上憲伸や高橋尚成ら元プロ投手との対戦キャリアも豊富だ。U12侍JAPAN監督の仁志敏久は、森山の才能を早くから見出した1人。
まだ高校入学前なのに異例のプロ注目選手として、球団スカウトや野球メディア各社から熱い視線を向けられていたのが、中学3年時の森山竜之輔だ。
スポーツ一家
父が埼玉の強豪浦和学院野球部の出身で、兄も少年野球に打ち込むスポーツ一家の環境で育っている。
兄は3つ上で、名門帝京高校野球部の主力メンバーだった森山慎之輔。
球歴
小学1年で野球を始める、きっかけは兄
3つ上の兄が少年野球をしていたことで、森山も小学校入学を機に本格的に野球をスタート。地元の葛西ファイターズに入団し、6年間プレーしている。
小学6年でジャイアンツジュニア
葛西ファイターズでの打撃が注目され、小学校6年生の時に読売巨人軍のユースチーム「ジャイアンツジュニア」に選ばれる。
全国のプロ球団ユース12チームで競うジュニアトーナメントに出場するも、予選のグループリーグで敗退。ジャイアンツジュニアでは、のちに早実に進む宇野真仁朗らとプレーしている。
侍ジャパン4番、アジア銅メダル
ジャイアンツジュニア同様、通算30本塁打の長打力を買われ「U-12侍ジャパン」入りを果たす。監督は元巨人の仁志敏久。
小学生の日本代表として臨んだ「BFA U12アジア選手権」では3位と健闘。4番に座った森山をはじめ、宇野や西村大和(報徳学園)、芦硲晃太(星稜)、矢竹開(桐光学園)らがスタメンに名を連ねた。
森山は監督の仁志敏久について「ミーティング中にちょっかいを出されてました」と明かしている。森山のどこか憎めない愛されキャラを伺わせる一幕だ。
中学時代は江戸川中央シニアで全国3位
地元の区立篠崎中学校に通い、週末は江戸川中央シニアで打撃を磨いた3年間。
ともに健大高崎に進学することになるチームメイトの箱山遥人が3番、森山が4番で出場した、中学3年時のリトルシニア日本選手権では全国3位の成績を残している。
健大高崎で鮮烈デビュー
鳴り物入りで進学した健大高崎でも入学早々、4月の春季群馬大会決勝戦で背番号13ながらスタメンデビューを果たす。
結果は5番ファースト森山ノーヒット。同期の田中陽翔と髙山裕次郎も公式戦デビューを飾り、この代は当たり年と騒がれたが、チームは群馬準優勝に終わる。
続く5月の関東大会では背番号5、初戦から6番ファーストでスタメン出場。1打席目はノーヒットに終わるも、2打席目で公式戦初安打がホームランという劇的なメモリアルアーチを放って魅せた。
高校第1号は神奈川V右腕から場外弾
相手は神奈川1位の桐光学園、森山は最速144kmを誇る好投手針谷隼和からレフトスタンド場外に消える特大ホームランで自身の記念すべき1号を飾っている。
まさかの急転スランプ
華々しいスタートを切った森山だが、関東大会の直後まさかの急転。持ち前の打撃が極度に低迷してしまう。守備面でのミスが重なり、精神的に落ち込んだ時期もあった。
結局この関東大会が1年生森山の最後の試合に。健大高崎は翌春にセンバツ出場を決めているが、背番号18でベンチ入りした森山はあと一歩のところで出番が回らず。
森山は最終回に代打でのチャンスを得たが、奇しくも前の打者でゲームセット。敗北の瞬間をネクストサークルで見届ける屈辱を味わった。
空白の1年を経て
実戦復帰は、新チームが発足した2年生の秋季群馬大会から。5番としてチームの優勝に貢献する結果を残し、ファーストでレギュラーの座を掴んだ。チームも関東大会でベスト4まで勝ち進み、センバツの出場を決めている。
森山竜之輔復活の高校2年秋
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