健大高崎 春季群馬大会2024全データ
選抜主力メンバー温存で群馬制覇
投打ともにセンバツ主力組を温存する形で、春季群馬大会を優勝した健大高崎。
プロ注目の2年生投手、佐藤龍月と石垣元気の左右ダブルエースは一度も登板せず。同じく2年生の加藤大成も大事をとってのベンチ外に。
打線は3戦目の準々決勝で、初めてセンバツ主力メンバーがスタメンに出揃う。
選抜主力組のフル出場は2人
控え組の出番が目立ったなか、センバツ主力メンバーからは森山竜之輔と田中陽翔が全試合に出場。
森山はスランプ気味だったセンバツとは、ガラリと変わる活躍を見せた。田中はチームトップの打点と安打を記録している。
健大高崎戦績(全5試合)
決勝戦◯ 4-3 前橋商
準決勝◯ 10-6 高商大附
準々決勝◯ 4-2 渋川青翠
3回戦◯ 7-0 高経大附
2回戦◯ 8x-1 前橋東(7回コールド)
健大高崎チーム成績
健大高崎投手成績
今大会は8人の投手を注ぎ込んだ健大高崎。すべて継投策での試合運びとなった。
3回の先発を務めた杉山を筆頭に、多くのイニング数を投げた上位3人の成績を紹介する。
杉山優哉 MAX147km左腕
自己最速を今大会で計測しているが、曰くつきの高崎城南球場のスピードガンであることを留意しておくように。
仲本暖 MAX145km右腕
ちょっと特殊な投げ方をすることで話題になったが、自己最速については杉山同様に注意が必要だ。
下重賢慎 MAX139km左腕
いわば今大会は、健大高崎の絶対的ダブルエースに次ぐ3番手候補の見極め期間。そんな見方もできるなかで、青柳監督に「3番目のエースになれる投手」と言わしめたのが下重賢慎だ。
佐藤と石垣を含めた3人のなかで184センチと最も上背があり、スリークォーターから角度のあるストレートを投げ込む。
タイプ的には、センバツに出場した日本航空石川の猶明光絆と似た、重たい球が持ち味の2年生ホープだ。
健大高崎打撃成績
1番ライト 斎藤銀之助(左)
2番ショート 田中陽翔(左)
3番セカンド 髙山裕次郎(左)
4番キャッチャー 箱山遥人(右)
5番ファースト 森山竜之輔(右)
6番レフト 横道周悟(左)
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