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私の比較論

人と比べてもいいこと一つないよ。 みんな口を揃えて言う。 けれども人間は無意識のうちに日常の中で様々なものを比較している。 買い物するとき、複数の商品を比べる。 学問・研究をするとき、実験結果やサンプルを比較をする。 人を比べることもザラにある。 バチェラーとか複数の美女を比べてバラを渡してるし、 世の中の親たちはパパとママどっちが好き?という陳腐な質問で子供を困らせる。 人と比べない、なんて人間の特性からして不可能だ。 毎回大盛り上がりの留学仲間との長電話中のことで

    • 1年以上続いた、私の不器用すぎる就活。EP2 フ◯と日◯レ、夏インターン出陣。

      さあ、待ちに待った2つのキー局インターン。 同じようで、全く違いました。 異なるスタイルのインターンを通じて、私は何を感じたのかをご紹介します。 フ◯インターン プロデューサー、そしてディレクターのお仕事について学べる。 錚々たる制作陣たちが登壇し、プロデューサー枠の時間では、企画を考え、ディレクター枠の時間では、実際に演出を考える。 そして途中では芸能人が登場したりなどし、、、。 お祭り好きと言われるフ○らしいイベントだなあ、と感じた。 あと、当時、視聴率が低迷していた

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      • 1年以上続いた、私の不器用すぎる就活。EP1 テレビ局に行きたい!!

        プロローグ 私は、25卒。 テレビ局を目指していた。 7ヶ月間、重いES、動画制作、自己分析、面接練習を重ねた。 でも内定まであと一歩のところで、その道が絶たれた。 何度も面接に足を運んだのに、あっけなく、振られた。 大学4年生の2月までテレビ局以外の就活をしていなかった私は焦った。 早期化が顕著なこの時期に内定一つ持っておらず、 3月ごろから本選考が始まる他の企業の研究は0。 血迷った私は、総合商社、メーカー、広告代理店、映画配給会社。 とにかくいろんな業界に手をだ

        • 傲慢と善良 読書感想文

          ああ、これ私だ。 10ページほど読んだ時、すぐさま悟った。 これほど、自分の物語のように感じた本は今までになかった。 私の未熟な部分、傲慢であり善良である部分を見事に言い当ててくる。 人に必死に隠してきた、恥ずかしい部分を、これでもかってくらいに解剖されて、つまみ出される。 自己肯定感が低くて、己の意思で選択できないから、どこか他人任せの部分がある。 だけど、自分のパートナーが誰でも良い訳ではない。 自己愛だけ妙に強くて、相手を知らず知らずのうちに値踏みし、自分と釣り

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        • 就職活動
          2本
        • 留学日記 カナダ
          14本

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          宿題、全くやる気おきない。 まあ、それはそれでええか。

          宿題、全くやる気おきない。 まあ、それはそれでええか。

          怒るのはカッコ悪いですか

          喜怒哀楽。 どれも等しく尊い感情。 全てが揃って初めて、人は人間らしく生きることができる。 なのに、最近の世の中では「怒り」があまりにも軽視されているように感じる。 笑顔で喜ぶこと。 誰かを想い、涙を流すこと。 共にイマココの時間を存分に楽しむこと。 これらは美しい存在として認識されるのに、 怒ることは、抑圧するべき感情、恥ずべき感情として理解されている。 可愛い芸能人はテレビで、 「私、怒りっていう感情、どこかに置き忘れちゃってるんですよね〜。だから人に怒ったことな

          怒るのはカッコ悪いですか

          Egg 〜留学を終えて〜

          私は環境が変わる直前になるとご飯が食べられなくなるらしい。 カナダに行く前も一瞬ご飯が食べられなくなったが、帰る直前もなるとは笑 (そこまで重度じゃないです。ご心配なさらず。というか今はモリモリ食べてる笑) 食欲が減ったのは最後の学期の期末期間。勉強に勤しんでいた分、体を動かさないために食べれないだけだと思っていたがどうやら違ったようだ。 この8ヶ月の留学で自分は変われたのだろうか。 そう自問自答した時、強く頷くことのできない自分がいたから。 食欲が減った原因はこれに尽き

          Egg 〜留学を終えて〜

          Mirror

          母はよく私に言った。 周囲はあなたを映し出す鏡なのよ。 人や状況は変わらない。変えようなんて烏滸がましい。 あなた自身が変われば簡単にそれが変わるのよ。 言われた当初は、あまりピンとこなかった。 どう考えても相手が悪いとしか思えない時。 理不尽な目にあった時。 努力が報われなかった時。 不運で起こったこと、相手の非が全て私に原因があるなんて信じたくなかった。他人関係なく努力した分、必ず自分に帰ってくると思いたかった。 でも留学に行ってようやく母の提唱する鏡の理論を実感

          保険証が届かない事件

          BC州の住民はMSP BC cardという保険証を持たなければなりません。 申請を行なってから発行されるまでに2〜3ヶ月かかり、その間は大学が提供する保険に入ることになっています。 学校の保険が適用される9−12月の間にカードが届いたら、Opt out の手続きさえすればRefundが帰ってくるということでした。 だからカナダに着いたらすぐに必要な手続きを行い今か今かと letterとcardが郵送されるまで待っていたんです。 しかし待てど待てどこにゃい。 1月になって

          保険証が届かない事件

          アジア人の足枷 〜留学中にアジア人と仲良くするのは悪か〜

          せっかく留学行っているのにアジア人と仲良くするのは格好悪い。 そう思っている留学生は意外と多いんじゃないかと思う。 「カナダは移民が多くてアジア人ばっからしいから英語伸びにくいらしいよ。」 「結局アジア人とばっかつるんでてさあ。なんかなあ。」 「カナダ人のイケメンの彼氏でも作ったらどう?」 皆、口を揃えてこう言うもんだから、 自分の中でも知らず知らずのうちに 白人>アジア人、英語圏から来た人>非英語圏から来た人 という超絶人種差別的な構図が潜在意識の中に刷り込まれていた

          アジア人の足枷 〜留学中にアジア人と仲良くするのは悪か〜

          waackが引き寄せた出会い

          あけましておめでとううう! 新年シーズンになって、みんなが出会いに感謝!と書いてあるストーリーを投稿し始めたからかな。友人が留学で出会って良かった人についてブログを書いて欲しいとリクエストしてきたことをふと思い出したのだ。 出会ってよかった人と言われると全員!(満面の笑み)と言いたくなるけど、それだとつまらないので。 今回は留学先で会った個人的に推している男の子の話をしたいと思う。 全ては、全く話したことのない女の子に自分がDMを勇気を出して送ったことから始まる。(自分

          waackが引き寄せた出会い

          一学期 授業の振り返り

          2022も終盤にかかった12月。 災難続きで参りました。 期末真っ只中、2回連続で風邪をひき、トイレでキラキラを捻り出しながらレポートを鬼の形相でひたすら書く毎日笑 今回は最終課題、テストの内容と反省点を書き残しておこうと思う。 Humanities この授業は紅楼夢の英訳をひたすら読みまくり分析するという謎授業。なんでとったのか分からない笑。毎週150pg相当のリーディングに生気を奪われるだけではなく謎の中国人の名前が大量に出てきて途中で迷子になるのが日常茶飯事。期末

          一学期 授業の振り返り

          降りる勇気

          みなさん、カナダの定期にあたるcompass cardさえあれば、BC州内、電車、バス、シーバス全ての交通機関乗り放題なのご存知でしょうか。 だがしかしだ。 ぶっちゃけ カナダの交通機関は本当にわからない。 勘弁してくれ、と思う。 例えばバス一本乗るにも注意が必要だ。 なぜなら同じバス停に来るくせに目的地が毎回違うから。 そしてよく遅延をするもんだから時刻も流動的に変わる。 ダイヤは存在していないのに等しく、アプリで毎度情報を確認をしながらでないと大変なことになる。

          降りる勇気

          カナダからガラパゴス日本を見つめた時

          EPILOGUE 忙殺されてる今日この頃、ふと初心に帰りたくなった。 データを探したら面白いものが出てきたのでここで共有したいと思う。 以下は私が大学に提出した太古昔の留学志望理由書である。 ーこれまで何かと、新しいものを創りそれを他者に伝えるという営為に漠然と惹かれ続けてきた。5歳から続けているバイオリン、中高時代の英語演劇部でのオリジナル脚本の執筆、そして企画制作。いつしか、将来は世界を舞台に新しいものを生み出す表現者になりたいと思うようになった。 しかし世界に通用

          カナダからガラパゴス日本を見つめた時

          根無草じゃない。歩く花。

          千と千尋の神隠しの登場人物。ハク、千尋。 作中で彼らは湯婆婆に己の名を奪われている。 湯屋で働く以上、自己を捨て、神様をもてなす駒としての役割を担わなければならないからだ。 しかし二人は湯婆婆の支配から逃れる。 互いに忘れていた本当の名前を教えあい、見失っていた己を取り戻すのだ。 私も留学という名の湯婆婆に多くのものを奪われた。 自分が自分らしくいるために必要な多くのものを。 日本語。 やはり母国語というのは心の拠り所だ。日本語は英語とは全く性質が違う。日本人にしか分から

          根無草じゃない。歩く花。

          リトルベイビー、危ない夜の世界に迷い込む in Canada

          私のダメなところ なんでも楽しんでそう! K.Mっていつも明るいよね。 太陽みたい!! よく周りに言われる言葉だ。 本当にありがたい限りである。 しかし、他者からみえている自分が全てではない。私の本質は陰の要素が大半を占めている気がする。   何でも寛容に受け入れることができて、それを柔軟に楽しめる人。 その楽しさを誰一人取り残さず、みんなを巻き込んで共有できる人。 それが本物の太陽だ。 しかし、私にはそれができない。 どうしても好きになれないものがある。ダメだとわか

          リトルベイビー、危ない夜の世界に迷い込む in Canada