#11 本が自分自身のネジを巻き直してくれる
前回投稿したnote、実は今までで一番よく書けたなぁと初めて思えたnoteだった。
自分でも読み返してみたら、読みやすくて、面白くて、素直に「あぁいいな」と思えた。
そしたら、今までで一番のスキをいただけた。
本当にありがとうございます。
普段スキが5つもらえたらいい方だったので、2桁もうれしかったし、20もスキがもらえたのは初めての経験で、少し興奮した。
その興奮と喜びは、ただ数字を多くもらえたからということよりも、
自分でも良いと思って書けた自分の文章を、他の人たちにも良いと思ってもらえたことが、何よりもうれしかったのだ。
その前回のnoteにも書いたように、今まで良いと思える文章が書けなかったのは、『言葉から離れてしまったから』であるわけだけど、不思議なことに、言葉に触れだしたら、途端に心地よく言葉が書けるようになった気がする。
本の力は偉大なり。
本が教えてくれること
世の中にはきっと、私が想像もできないほどの数の本を読んできた人というのがいるのだと思う。
前回『本』という話題で投稿したことで、そうした多くの人の目にも触れる機会になったから、スキの数字にもつながったのだなとも思う。
久しぶりに本というものを読んでみて思ったこと、
本は人間の脳みそ、人間の心みたいなもの
そんな風に思った。
私が読んだ本たちが教えてくれた、
作者の習慣や心がけ、
誰も知らない夜を過ごした感情、
もうこの世にはいない人の何気ない一言。
本には言葉以外にも触れられるものがたくさんあった。
私の中にはなかった温度で、人肌みたいに温かかったり、深い夜の空気のようにひんやりしていたり。
そこに触れたくなるから、本を読みたくなったりするのだろう。
少なくとも、私はそうだった。
ねじを巻いて、いざ
前回紹介した本の一つに、『今日もていねいに。(著:松浦弥太郎)』という本がある。
詳しい内容や感想はまた別のnoteに書きたいので割愛するけど、
この本を読むと、毎日を穏やかに過ごせる様々な工夫が書かれているのだ。
読んでみればある意味当たり前な、何てことないささやかな行動なのに、読むたびに新しいことに気が付かされたみたいな気持ちになった。
どうして気が付かなかったんだろう。
気が付いていたのに、なぜできなかったんだろう。
この本は私の心のねじをくりくりくりっと回してくれた。
やる気スイッチのようなぽちっと簡単なやり方ではなくて、優しくちょっとずつねじをまわしてくれたから、私はなんだか動けるようになった。
この本を読んだおかげで始めたルーティンもあって、
今のところはちゃんと毎日続けられている。
早くこの本の感想をきちんと書きたくてうずうずしているけど、読み終わるまでもう少しかかりそうなので、今日はここまで。
もう少ししたら、言葉の海から戻ります。