【続ける思考(井上新八)】【読書記録#28】
あれがしたい、これがしたい。でも時間がない…。
今日からこれを続けると決めたのに、やり忘れちゃった。
明日からでいいや!
そうやっていろんな物事を始めたり、続けたりすることを諦めてきた。
そんな飽き性なあなたに、ぜひ読んでもらいたい。
本書は「続けることが趣味」と豪語する筆者が、どのようなマインドでたくさんの物事を続けるようにしているのか、解説が施されている。
結論、一番大事なのは「毎日続けること」、この一言に尽きる。
自分が続けることをやめてしまったもの、本当にこの流れでやらなくなってしまっている。耳が痛い。
ダイエットのために毎日走ることを決めたが、筋肉痛になったり、仕事が遅くなったり、雨が降ったり……いろんな「やらない理由付け」をして後回しにした結果、日常での優先順位が下がってしまっている。
ぐうの音も出ない。私も意志が弱い人間の一人ということを自覚し、続けることを始めようと思う。
続けるためのマインドの解説はあった。では続けるために具体的にどのような取り組みをしていくのか。筆者は「仕組み」づくりを行うことが大切だと語る。
ここでは紹介しきれないぐらいの「仕組み」を実践しているが、私が本書読了後に実際にやっていることを紹介する。
今私は「朝起きたら牛乳を1杯飲む」「洗濯物をたたんで収納する」「植物の世話をする」「読書をする」という4つのルーティンができている。これらをスプレッドシートにリスト化し、〇つけを行っている。
こういった簡単なことでも記録することが継続の加速させると筆者は言う。
私はオタク気質なところがあるので、この考え方は腑に落ちた。
ソシャゲなどのデイリースタンプとか出されると、ついつい集めようと最低限ログインだけでもやってしまう。
こんな風に、日常をゲーム化して、楽しくやっていくことが大事なのだ。
続けるための考え方やテクニックが満載の本書。
続けることを難しく考えてしまうあなたにぜひとも読んでもらいたい。
私と一緒に、続けることをはじめようではないか。
それではまた、次の本で。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?