ワイン好きに捧げるレシピ#130《鶏手羽先とロマネスコと白ワインと》
クリスマスには、ジューシーで食べ応えのある鶏肉料理が欠かせません。
しかし、丸鶏のローストチキンや鶏もも肉の骨付きチキンなどの豪華メニューはいざ作るとなると食材が手に入りにくかったり、手間がかかったりと大変ですよね。
そこで、今回は低コスト&どこでも購入可能な鶏手羽先で作るフライドチキンをご紹介いたします!
スパイス香るチューリップフライドチキン/Spice flavored tulip fried chicken
材料
作り方
①鶏手羽先は、関節部分に包丁で切り込みを入れる。関節部分を折ると2本の骨の先端が出てくるので、骨に付いている肉を指で下方向に押しながら剥がす。
②2本の骨のうち、細いほうの骨を回転させながら取り除く。鶏手羽先の先端部分を包丁で切り落とし、丸く成形する。
③②をジッパー付保存袋に入れる。Aをすべて加え、均一に浸透するようもみ込む。密閉して冷蔵庫で約1時間おく。
④ロマネスコは、包丁で小房に分ける。鍋に分量外の水を入れて沸騰させ、塩(水の約1%)・ロマネスコを加えて約2~3分茹でる。ざるにあげて粗熱をとる。
⑤③にまんべんなく薄力粉をまぶす。鍋に揚げ油を注いで加熱し、鶏手羽先を加えて揚げ焼きする。焼き色がついたら、鍋から取り出してバットに置く。
⑥器に④⑤を盛り付け、ピンクペッパーをちらして完成!
ロマネスコとピンクペッパーをツリーに見立て、クリスマスをイメージした色鮮やかな一皿です。
パリッと香ばしく揚がったフライドチキンにかぶりつくと、甘辛くジューシーな肉汁がじゅわりと溢れ出し、食欲を刺激するスパイシーなフレーバーが鼻に抜けていきます。
Soumah Chardonnay Hexam Vineyard
こちらのスパイス香るチューリップフライドチキンには、オーストラリアのヴィクトリア州ヤラ・ヴァレーで造られる白ワインとペアリングしてみました。
オーストラリアの中でも冷涼なエリアに位置付けされるヤラ・ヴァレー産シャルドネは、柑橘を想わせる果実味とクリスピーな酸味、カシューナッツやブリオッシュなどのアロマを兼ね備えているため、程よい脂とロースト香を持つフライドチキンと相性ピッタリ!
鶏肉&醤油と好相性のピノ・ノワール種の赤ワインもオススメですが、揚げ物にレモンをさっと絞るようにキリッとした白ワインを合わせると、脂が気になる方でもさっぱりとお楽しみいただけますよ。
最後までご覧いただき有難うございます!
◆ワインビストロ路地裏では、noteでご紹介したメニューのほか未公開メニューもございますので、横浜にお越しの際はぜひお立ち寄りくださいませ。
◆姉妹店のワインカーヴ レイズでは、常時10種類以上のグラスワインや100本以上のボトルワインをご用意しております。
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美味しい料理とワインに囲まれ、皆様の暮らしが彩り豊かなものとなりますように。