【メタ読書】矛盾人間の本当の姿『人は悪魔に熱狂する』
メタ読書とは、本から得た知識をマインドマップ形式で整理して「メタ化(=俯瞰視)」する学習プロジェクト。
今回メタ化する一冊は、松本健太郎 著『人は悪魔に熱狂する』です。
本書は、人間の非合理性と欲望に焦点を当て、私たちが思っている以上にバイアスや感情で動いていることを明らかにしています。
たとえば、宝くじを買うのは合理的ではありませんが、当選の可能性が低いことを知りながらも、当たったらどうしようという夢想に酔いしれて購入してしまうのです。またマクドナルドが健康志向のサラダよりも、カロリー高めのハンバーガーを売ることに成功したのも、消費者の本音としての欲望を突いた結果です。
誰しも思い込みや偏見を持っていますが、外からの情報を鵜呑みにせず、自分の意思で噛み砕いて理解することが大切です。人は完全に合理的ではなく、欲望や感情の存在を認めた上で行動することが重要なのです。本書は人間の矛盾を浮き彫りにし、私たちの思考と行動の改善に役立つ示唆に富んでいます。
『人は悪魔に熱狂する』をメタ化してみた
この本をMindMeister(マインドマイスター)でマインドマップ形式で整理し、俯瞰できるようにしました。
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▼『人は悪魔に熱狂する』はこちらでもくわしく解説しています