あるあるしかない

なんでもない人です。

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最近の記事

味噌汁との旅路

炊飯器に米と雑穀米を入れてセットする。 ひとまず一品確保した、と自分を褒める。 冷蔵庫にある食材をそっと覗き見して、色々考えるふりをする。いつもの味噌汁に必要なものがあったかどうかを考えているだけとは悟られないように。理想のレシピから少し材料が少ないくらいがデフォルト。 さつまいもさえあればなんとかなる。 なんとか甘い、丸い味噌汁になる。 私はその辛うじて味噌汁、なそれが好きだ。 子供の頃、あまり味噌汁が好きではなかった。 猫舌なのと、あまり食卓にあがらず食べ慣れてなかっ

    • 好きだから許せる。という話なのかどうか、という話。

      思い出すとなんとも言えない気持ちになる、それはもちろんややマイナスの気持ちなのだが、とにかくそんな昔お付き合いしていた人がいる。 その人は人生で2度、鳥にフンを落とされた事があると言っていた。それも、記憶は定かではないが、おそらく頭部に。 一気に百年の恋も冷める、ということはなかったが、どう反応したら良いか分からず、苦笑いするという最悪の手段を取ったことをよく覚えている。 そもそも百年の恋に陥っていたか、は別に論じるとして。 まだ色々と遠慮していた時期だったし、色々と遠慮

      • 文字通りの三日坊主。

        noteを始めようと決めた時、自分の中に色々溜め込んだ思いとか、面白くはないけれど色々日常の話題があると思って、ある意味ワクワクしてドキドキして始めた。 ところが、3日もすると、全てが想像以上になんてことがなくて、どってことのないことで、文字にするまででもないように思ってしまう。 何かを持続すること自体がまずは才能だ、と思ってしまっている。最初の数ページだけが書かれたノートや日記帳が一体いくつ実家に眠っているのだろう。その度に、ああ、何の才能もないな、という雑な結論で自分

        • 歯茎がうじうじすると春を感じる。

          日差しがあっても風が冷たい。 日差しがないととにかく寒い。 そんな日が続いていた中で、今日のように陽気に溢れる日が突然現れる。 気持ちが浮かれて徒歩2分の公園に足を運ぶが、 徒歩1分経過するあたりで口腔内に違和感を覚える。 痒い。 歯茎が痒い。 いる。 奴らが飛んでいる。 花粉だ。花粉がいる。そこかしこに。 花粉症と呼ばれるものの一端なのだろうか。命の芽吹きを感じると、同時に口腔内や耳の中の粘膜に腫れを感じることがここ数年で増えた。 感染症についての情報が溢れ

          美容室に行くなら…母の教え

          あ、髪を切りたい、髪を切って気分転換をしたい、という強い思いで突然頭がいっぱいになってしまうことが時折ある。 そんな時はどうしてか、いつだって行き慣れた美容室は予約が取れない。あくまでネット上での確認なので、もしかしたら電話をすれば調整して下さるのかもしれないが、そんなことはとてもとても怖くてできないし、何よりとにかく早く髪が切りたい私は、その日ないしは翌日に行ける美容室を探す方に頭が切り替わってしまう。 そうして行った美容室で必ず、次回はこう切って行きましょう、などと

          美容室に行くなら…母の教え

          赤いバッジが消えない

          何かに集中している時以外、意図的に遠くに置いておかないとすぐにスマホを手に取ってしまう。 何をするわけでもなく、LINEを見たり、SNSを見たり、ニュースアプリを見たり。見るものがなくなると、いつ何をキッカケにダウンロードしたのかさえ忘れたアプリを徐に開いてみたりする。 そんな私の雑多なスマホの中には、赤い丸に囲まれた数字がたくさん生息している。 今思い立って、そのスマホで調べたところ、バッジというらしい。このバッジは何らか変化があった時に、見るように促すお知らせのよう

          赤いバッジが消えない

          あるある、そういうこと。

          あるあるネタ、◯◯あるある、そういうことあるよね、分かる。 人生がそんな、誰かのあるある、ばかりで構成されている、なんでもない人です。 誰かの人生のモブキャラなのかもしれない…と思いながらもそれなりに一生懸命生きているので、 取り留めのない話ばかりですが、少しずつ日常を綴っていこうと始めました。

          あるある、そういうこと。