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英作文は方程式か?

本題の前に

こんにちは、長らく投稿していなかった、どこかの勉強机です。
投稿できていなかったのは、小学6年生末期から中学1年生前期ほど、忙しく、投稿できる状況ではなかったからです。
中学一年生となったどこかの勉強机は、学校生活に限らず幅広く「中学生目線」での投稿をしていきます。
投稿は毎週日曜日に行います。
今後ともみなさんに面白いと思ってもらえる記事を書いていきます。

英作文は方程式か?

中学校になって、外国語改め英語が本格的に始まりました。ただ、思うことがあります。

これは本当に英語なのか?

と。私は英語が母国語の人から英語を教えてもらったことがありますが、明らかな違いがあると思います。義務教育の英語を一言で表すと、

言語版の方程式を解く作業

です。それは、テスト・授業・英語に関する考え方まで、見えてくるんです。
それには、英語を嫌いにする作用も含まれています。

授業に見る「英語」

僕たちの授業は、大体このようなものです。

  • 文法(Do、Canなど)を学ぶ

  • それに関連する単語を学ぶ

  • 文法問題を解く

  • 具体的な文章例を読む

  • 発展問題を解く

という流れです。ここの問題は、

学ぶ = 記憶する

ということ。
それは本当に英語を「学ぶ」ことではないと思います。
国語で、文法を全て記憶しますか?
もちろん、ある程度の記憶が必要なものもあるかもしれません。
ですが、大体は使用して覚えますよね?
それをコミュニケーションのために使い、日常的に使って、体に染み付く。
それが「言語を学ぶ」ということではないでしょうか。
「日常的」というのは難しいかもしれませんが、ここで重要なのは、

言語はコミュニケーション会話のためにある

ということ。
学力向上でも、受験のためでもなく、その言語圏の人と会話するためにある。
その考えが足りないと思うんです。
確かに、これでもある程度の英作文はできるかもしれませんが、既存のパーツを組み合わせるだけにとどまっているように思えるんです。
何より、英会話ができない。
これは昔から日本で言われていることですが、その「既存のパーツを組み合わせる」のがまるで方程式のように見えるんです。

英語の「難しさ」

僕たちのテストは基本的には日本語です。
ですが、(難しいかもしれませんが)英語のテストは中学校から全て英語の方がいいと思います。
前章でも書きましたが、義務教育での英語は難しさを増しています。
それはなぜか。
そもそも、英語を単元に分け、テストをすること自体無理ではないですか。
義務教育という型を用意して全国統一の学習を行うのは難しいです。
義務教育がここまで歪むのは、そのせいではないでしょうか。
もし、柔軟な型を用意できれば、少しは改善できるのではないでしょうか。

まず、授業はALT(外国語指導助手)をLT(外国語教師)のようにして、会話中心に進める(その方が楽なため)。カードゲームなど「楽しみながら学ぶ」を中心にする。英語の時間中は日本語禁止(禁止でなくても英語を多くする)。

・・などといった工夫をすればいいと思います。
これって、この前つながりがある友達に聞いてみたのですが、私立学校でやっているものなんですよね。
富裕層が頭が良い理由はこのようなものなのでしょうか・・・?

まとめ

ここまで書いていると、義務教育の英語は英語でなく「英文」だと思うんです。
英文って、そこまで重要でしょうか?
そうではなくて、英会話ではないでしょうか。
学ぶものには理由がある。そこがあやふやな気がします。
ちなみに、僕は最初でも言った通り、英語圏の人に教えてもらいました。
その方が圧倒的に楽しく、身についたんです。
カードやゲームで学び、プリントは使わない。
そのことについてはまた別の記事で書くことにしましょう。
それでは、また次の記事で!

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