ウミネコの翔ぶ空
天気がいい!
部屋住まいの植物たちも日向ぼこ。もれなく付いて出てくる白いお犬。黒いお犬はカーテンから鼻面をのぞかせるけれど、ベランダへ出ようとしません。
一週間前の日曜日はしとしと降ったり止んだりで。
きっとわたしは雨女。小雨で済んだのは、晴れ人の皆さんのパワーですね。
某空港から弾き出され、羽田に着地するとモノレールで会場へ。夕刻には逆の軌道を描いて帰宅。新幹線よりも某スカイマークで往復する方が断然お得だったのだ。それに日帰りなら、お犬を預けずに済むしね。
東京で食べたもの。羽田空港のお蕎麦。リュックにしまっていたお菓子とお茶。羽田空港のパウンドケーキとカフェラテ。
我ながら潔いではないか。
東京文フリ、一点集中!!
いつもはお犬なわたしも、この日ばかりはウミネコTシャツを身につけてふわふわと翔び、猫のようにめぐり歩いた。
umineko創刊、そして文フリ進出(既に一部の書店にまで!)ですのよ。
お目にかかった寄稿者の方々、以下順不同。
編集長ぼんラジさんが笑うと、Tシャツの猫が一緒に笑った。じゅんみはさんと再会のハグしたら懐かしい温かさで泣きそうになった。geekさんとハイタッチしたら轟音がとどろいて、それが可笑しくて「イテテテ」なんて言ってみた。探そうと思った瞬間、ウミネコTシャツが眼前に現れて、名札を見るまでもなく「いぬいさん!」と叫んだ。さわきゆりさんと、いちゃいちゃ、いや、わちゃわちゃしながらラジオを録った。来れなかったしめじさんは分身の術を使って、その忍術はあまりにも爽やかだった。
お買いものしまくり。つるる書店のチームワーク、完璧。他にもたくさんの方にお目にかかれて本当に楽しかったです。ありがとうございました。
書店へ行くと、こんなにあるのか、と思う。文フリを知って訪ねてみると、ここにもこんなにある。
嬉しい気持ちの方が強い。読みきれないほどの豊かな時代に生きている。
でも、こわいのもまた本音。自分の書いたものを放っていけるだろうか。踏み出して、辿り着いた人の強さとしなやかさを思う。
ここのところ思うように書く時間がとれなくて。ちょっとマシになってきたけれど。
あながち間違ってないみたい。うふふふ。
先日、白いお犬が嘔吐しまして、そしたらなんと。
推理すると約半年、胃の中にあったものと思われる。まつぼっくり無傷。獣医さんに聞いたら、消化しないんだそうです。菩薩のように微笑んだかと思うと、悪魔的な破壊力の白いお犬。何はともあれ、吐き出されて良かったです。
この事件をそのまま書いたらエッセイになる。そこそこ面白いと思ふ。
でも。
やっと気がついた、というか言語化できた。
一旦細かく砕いてみること。自覚できたら、それは無意識の中へ戻しておけば、また出てくる。
これ、ボイトレの先生に言われたことと一緒。どうやってその声を出すか知って、できるようにトレーニングして、あとは考えずに歌えばやがて声が変わる。
ウミネコの翔ぶ空を見上げて、ぴよこのひとりごと。
お気持ちありがとうございます。お犬に無添加のオヤツを買ってやります。