【WACK外伝】本の女神きいすと◯人の勇者に授ける本
コラボフリーRPG🎮WACK✖️きいすさんのコラボ記事です。
ノートガルドの街はずれにある乙杯神社⛩
神主のそばに大きな箱がやってきた。
「フリーザちゃん、お久しぶり」
箱から声が聞こえてくる。
「モンさん、おひさ」
「今日はどうしたの?」
「最近お腹が張って。便秘解消のためにお参りに」
「では神にお参りを」
フリーザは賽銭箱の前に立った。
「乙杯、乙ハイ、おっぱい、おっぱい……」
「フリーザちゃん、光ってる」
「え?」
なんとフリーザの扉の隙間から光が漏れている。するとフリーザの扉が開いた! あたりが強い光に包まれた。光が消えると2人の前にあらわれた女性の影。
「あ、きいすさん」
女性は大賢者白の書斎にいる司書、きいすに似ている。しかし女性は首を横にふった。
「わたしは女神きいす。本の女神です」
「きいすさんじゃん」
「きいすさんだね」
女神はまた首を横にふる。
「いいえ、わたしは女神きいす。あの司書とは違います」
「今日はそういうキャラ設定ね。で、なにしに来たの?」
女神は目を閉じつぶやく。
「今からまだ見ぬ勇者たちを召喚するわ」
「「勇者たち?」」
モンさんとフリーザの声がうわずった。女神が右腕をいきおいよく振りかざす。
「いでよ、世界を救う勇者よ!」
「うわー!」
フリーザの扉が再び開き、光がはなたれた! 光からあらわれたのはポニーテールの女性。目をキョロキョロさせている。
「よく来ましたね、勇者よ。あなたの名前は?」
「はぁ、KAIといいます。」
「わたしは女神きいす。あなたの望みを助けます。KAI、あなたの望みを言いなさい」
「ワタシの望みは、音声配信でみなさんを癒したいです」
「たしかにKAIの声は癒されますね。あなたに本を授けるわ。阿川佐和子の『聞く力』よ」
「癒すには人の話をよく聞くことが大事です。あなたにピッタリの本です」
「女神さま、読ませていただきます。ありがとうございます😊」
本を手にしたKAIは光に包まれて消えた。
「これで終わりかな?」
「いでよ、世界を救う勇者よ!」
「またー!」
フリーザの扉が再び開き、光がはなたれた! 光からあらわれたのは不思議な模様がいっぱいある紙をもった男性。
「よく来ましたね、勇者よ。あなたの名前は?」
「もっちーといいます。」
「わたしは女神きいす。あなたの望みを助けます。もっちー、あなたの望みを言いなさい」
「最近結婚しました。幸せな結婚生活をしたいです」
「結婚おめでとうございます㊗️あなたに本を授けるわ。入江久絵の『結婚一年目』よ」
「結婚に関係したお金、健康、マナーを学ぶといいわ」
「女神さま、読ませていただきます。ありがとうございます😊」
本を手にしたもっちーは光に包まれて消えた。
「これで終わりかな?」
「いでよ、世界を救う勇者よ!」
「まだー!」
フリーザの扉が再び開き、光がはなたれた! 光からあらわれたのは猫系の女性。
「よく来ましたね、勇者よ。あなたの名前は?」
「みき姐といいます。」
「わたしは女神きいす。あなたの望みを助けます。みき姐、あなたの望みを言いなさい」
「体も心もととのえさせたいさね」
「ヒーリングを極めたいのね。みき姐に授ける本は、ヴァイアナ・スタイバルの『シータヒーリング』」
「脳波をシータ波にするヒーリング法の本よ」
「女神さま、読ませていただきます。ありがとうございます😊」
本を手にしたみき姐は光に包まれて消えた。
「いよいよ終わりかな?」
「いでよ、世界を救う勇者よ!」
「まじでー!」
フリーザの扉が再び開き、光がはなたれた! 光からあらわれたのは銀髪の人物。
「よく来ましたね、勇者よ。あなたの名前は?」
「秋といいます。」
「わたしは女神きいす。あなたの望みを助けます。秋、あなたの望みを言いなさい」
「展示会を成功させたいです」
「展示会で作品をアピールしたいのね。秋に授ける本はこれ。前田雄一の『これが「凄い展示会」だ: 一度の出展で3倍の効果を得る「革新的展示会」』よ」
「画期的なアピールができる展示会のやり方を学べるわ」
「女神さま、読ませていただきます。ありがとうございます😊」
本を手にした秋は光に包まれて消えた。
「やっと終わりかな?」
「いでよ、世界を救う勇者よ!」
「出る〜!」
フリーザの扉が再び開き、光がはなたれた! 光からあらわれたのは顔をタオルで覆った女性。
「よく来ましたね、勇者よ。あなたの名前は?」
「まちやゆず子といいます。」
「わたしは女神きいす。あなたの望みを助けます。ゆず子、あなたの望みを言いなさい」
「親父ギャグを極めたいです」
「親父ギャグね。ゆず子に授ける本は、旺文社『ダジャレでおぼえる漢字とことば 小学1年生 ダジャレでおぼえる漢字とことばシリーズ』よ」
「小学1年生でもわかる親父ギャグを身につけられるわ」
「女神さま、読ませていただきます。ありがとうございます😊」
本を手にしたゆず子は光に包まれて消えた。
「次は誰がくるかな?」
「あ、書斎の掃除の時間! 戻らなきゃ」
女神はフリーザの扉を開け、強引にフリーザの中に入っていった。しばしの沈黙……
「モンさん、俺の中って一体……」
「…… ご神体だね。フリーザちゃん、まつらせてちょーだい」
「勘弁して……」
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