喉の詰まり感がとれない！～ヒステリー球とは？～
早速ですが、今回のテーマの写真をご覧ください。
はい、喉を押さえている若い女性の写真がみえますね。
実はこの方は、喉が痛いのではなく、『つかえ感』や『モノが詰まったような不快感』が続いていて悩んでいるのですが、
こうした症状を訴えて外来を受診される方は、決して珍しくはありません。
検査で喉の病気がみつかることもありますが、耳鼻科や消化器科での検査でも異常を認めないと、原因不明とだけ言われて、病院をあちこち転々とするドクターショッピングを繰り返してしまうこともしばしばあります。
この原因不明となりやすい病気は、『ヒステリー球』と呼ばれることもありますが、これは一体、どんな病気なのでしょうか？
どのように診断して、治療には何が有効なのでしょうか？
ある主婦のA子さんが、『ヒステリー球』と診断に至るまでのエピソードをご紹介しながら、ヒステリー球を解説します。
お役に立てれば幸甚です。 ドクターP
「ドクターPのお悩み相談室」
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