不満があるのは、成長するチャンス。不満は成長の種。
不登校や発達凸凹の子どもを育てている少数派の親は、世の中に「ふまんがあります」状態になりやすいです。
学校の対応に
世の中のシステムに、
なんで親に負担をかけるのか?
要望に対応してくれないの?
うちの子を支援してくれないのはなぜ?と。
我が子の状態にも
なんで学校にいかないのか…
どうしてみんなと同じことができないのか…などの、
なんで??
どうして??
そうなると、
そんなことを思ったり言ったりする自分にも
こんな子育てしたかったわけじゃない!とか、
わたしばっかり…とかとか、不満を感じるのかもしれません。
私は、自分を整えるためのいろんなことを勉強しても、未だになんで? どうして?? の感情が津波のように襲ってくるのですが、みなさんはどうですか?
不満ってやな感じです。
もやもやするし、
いつもご機嫌でいたい私は、不満を感じる自分を「だから、あんたはダメなんよ!」とか自責したくなります。
でも…です。
〇〇さんが、××してくれない…というような分かりやすい不満の根っこには、自分はこういうことを望んでいるという相手(対象)に対する期待があることに、内省していくと気づくことができます。
そして、この「自分の期待」に気づけると、大事なのは、相手に満たしてもらうことではなくて、期待を実現させていくことなのだと、考え方をリセットすることも可能です。
人によっては、相手に満たしてもらうことが根っこになっていることもあります。その人に大事にしてもらったり、注目してもらいたいということが、願望のときもありますから。
この場合も内省していくことで、自分の欲求がなんなのか…を知ることができるのですが、この場合は素直に自分の本音を認めることが1人じゃ難しいかもしれないですけどね。
ストレスってやなことばっかりじゃない
でもね。
ストレスから不満を感じられたら、成長のチャンスがやってきた!とも言えるのです。
自分の期待していることがわかったら…
それを実現するには、今の状況に何を足したらいいのか、新たに誰に協力してもらうのかなどを考えたり、逆に今あるものは何で、本当にそれでは不足していて満たされてないのか…などを振り返ることができます。
一足飛びに、願望実現はできないかもしれないけれど、自分にできることからはじめたら、幸せな時間が増えていくと思います。
そして。
こうして保護者が自分の本音に向き合うことや、自分を知る」ことを日頃から行うことは、わが子の成長に有益な大人のモデルとなる、いう役割も担っているのではないでしょうか??
ですから、
不満は無かったことにするのでもなく
ひたすら文句や恨み辛みをいうだけでもなく
自分の感情を大事に受けとめたのちは、
根っこにある「期待」に目を向ける…をしていく育自される方が増えることを切望します。
多様な子どもの育ちを支えるのには、親の育自 は不可欠ですから…。
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