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ミステリの話

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Dミス部員によるミステリ関係の記事が載ってるマガジンです。※各記事の内容は執筆者個人の意見に基づくものであり、弊会の総意とは異なる可能性があります。
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記事一覧

ピーター・ディキンスン全作レビュー(予定地)part3 内に死を孕む社会 『英雄の誇り…

あらすじ ピーター・ディキンスン 1971(原著は1969)『英雄の誇り』 早川書房  長らくサ…

白令@DMSS
1か月前
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マーティン・エドワーズ"The Life of Crime"(ミステリ史の通史)の中の日本の「本格…

・はじめに  評論『探偵小説の黄金時代』、小説『処刑台広場の女』の邦訳がある、イギリスの…

斯賓@DMSS
5か月前
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ピーター・ディキンスン全作レビュー(予定地)part2 ディキンスンファンタジーの世界…

 ほぼ4ヶ月近く間が空いてしまいましたが、第2回です。 https://note.com/cute_holly580/n/n

白令@DMSS
5か月前
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絶版本レビュー 第3回 高木彬光『帝国の死角』

Dミスの定例読書会の課題本を選ぶ時その本がある程度手に入りやすいかどうかが問われることが…

天方@DMSS
5か月前
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絶版本レビュー 第2回 フェリシア・ヤップ『ついには誰もがすべてを忘れる』

 今回紹介するのは記憶力の低い人ばかり出てくるSFミステリ。もし人々が完全な記憶能力を持っ…

白令@DMSS
6か月前
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絶版本レビュー 第1回 フリードリヒ・デュレンマット『失脚/巫女の死』

 Dミスの定例読書会の課題本を選ぶ時その本がある程度手に入りやすいかどうかが問われること…

白令@DMSS
6か月前
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ピーター・ディキンスン全作レビュー(予定地)part1 ディキンスンとは誰か マイ・フェイバリット民族学ミステリ『ガラス箱の蟻』

ディキンスンとは誰か  ピーター・ディキンスンという作家がいます。アフリカのザンビアで生まれ、7歳までそこで過ごしました。奇抜な設定の本格ミステリを書くことで知られたイギリスの推理作家です。  私はこの作家のことが結構好きで、ミステリファンの集まりなどがあった時、自己紹介でたまにそう付け加えているのですが、恥ずかしながら邦訳すらすべて読んでいなかったりします。  そういうわけでここらで腰を据えてすべての作品を読んでおこう。ついでにレビューもしてしまおうという企画です。

アニメ『ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season』10話の(本当に)小ネタ~海外ミ…

・はじめに  先日本稿タイトルのアニメを見ていて、椎名ひよりと綾小路が図書館で出会う際、…

斯賓@DMSS
11か月前
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陰陽座「相剋」と『犬神家の一族』~ひとつの個人的な考え

※本記事では、横溝正史『犬神家の一族』について主要部分のネタばらしを行っています。ネタば…

斯賓@DMSS
1年前
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読みたさだけ叫ぶよ「絶対に面白いはずで家の積読棚に控えているイケメンの小説」

 こんにちは。伯林(ベルリン)です。  二十歳、東京都台東区の寺の長男だが仏道へは進まず…

上半期読んでよかった作品10作

・はじめに  今年の上半期に読んでよかったなぁ、と思った作品を10作あげます。順不同です。 …

斯賓@DMSS
1年前
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「ハードボイルド小説」にまつわるあれこれ

・はじめに  みなさんは、「ハードボイルド」と言われたときに、何をイメージするでしょうか…

斯賓@DMSS
1年前
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最近ミステリについてふと思ったこと

・はじめに  まとまった記事にするには分量が足りないけれど、ふとミステリについてなんとな…

斯賓@DMSS
1年前
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『ホワイト・ジャズ』覚え書き その2

・はじめに  読書会用のレジュメにまとめたジェイムズ・エルロイ『ホワイト・ジャズ』についての簡単な内容をこちらにも載せます。『ホワイト・ジャズ』について私が触れるのは二度目ですが、何卒ご寛容な目で見ていただければ幸いです。  何かの参考になれば嬉しいです。  また、こちらの内容を含め、ジェイムズ・エルロイ作品についてはいずれ私が同人誌にまとめる予定ですので、記述が被る可能性があります。その点ご容赦ください。 1.文体  /、=、––––、体言止め、現在形の多用、単語の羅列、