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Dミス部員の話

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Dミス部員たちの個人的なコラムや自分語りが読めるマガジンです。※各記事の内容は執筆者個人の意見に基づくものであり、弊会の総意とは異なる可能性があります。
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記事一覧

趣味の話~音楽アルバム編

・はじめに
 みなさんが、今自分にとっての音楽オールタイムベストアルバムを10枚選ぶとしたらどのようなものを選ぶでしょうか?
 ここでは、私にとってのATBアルバムを10枚、今の気分で選んでみたいと思います。これからあげるアルバムのお気に入り度合いは順不同です。

1:ジミ・ヘンドリックス「ライヴ・アット・ウッドストック」

 私なんかが言うまでもなく超名盤であり、伝説のロックフェスアルバムと言い

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ミステリ読み以外の趣味~個人的特撮ソング25選+α

・はじめに

先日は個人的なアニメソングの50選を行いましたが、今回は特撮ソングで行ってみたいと思います。
順不同、思いついた順です。
一言コメントを付記します。

・25選+α

1:「地獄のズバット」(「快傑ズバット」)
「怒りのメロディ 地獄節」という歌詞がとても印象的です。

2:「コンドールマンOP」(「正義のシンボル コンドールマン」)
この明るい曲調にこの歌詞を乗せるのか……という驚

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ミステリ読み以外の趣味~個人的アニソン50選

・はじめに

 私の音楽の趣味のひとつに、アニメソングを聴くことがあります。そこで、個人的にATB(オールタイムベスト)50選を選んでみようと思いました。色々あって聴いていなかった2010年代・2020年代に抜けがありますが、そこはご容赦ください。

・50選

以下順不同です。思いついた順に書いていきます。
軽くコメントも付けます。

1:「ダンバインとぶ」(聖戦士ダンバイン)
イントロのベース

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名刺代わりの失敗談

名刺代わりの失敗談

 老若男女集うDMSSきっての長老組がひとり、未蘭と申します。

 長い年月を生きた割には実りのない人生。垂れる頭も実りがあればこそ。常に背筋をぴんと伸ばした姿勢で生きておりました。
 若者に語れる有益や経験や知見もなければ、亀の甲も亀の子束子も待ちあわせていない私。
 はて、昨今の若者に亀の子束子は通じるのだろうかという疑問はさておき、「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」 とはよく言ったもの。

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ミステリ読み以外の趣味について~経済学の用語に軽く触れてみよう~その1(?)

・はじめに

 前回は数学のお話でしたが、僕は経済学の本も多少嗜みます。
 その中で、知っておくと面白い基礎的な用語や概念があります。今回はそれを軽く紹介していけたらと思います。
 経済学といっても、これまた分野は多岐にわたり、マクロ経済学・ミクロ経済学・行動経済学・財政学・開発経済学・環境経済学・医療経済学・社会的選択理論・ゲーム理論・計量経済学・金融論……思いつくままにあげても様々なものがあり

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ミステリ読み以外の趣味について~数学を少し覗いてみよう~その1……数列の収束編

・はじめに

 高校までの数学でどんなことを学習したか、覚えている方もいらっしゃることと思います。では、大学ではどのような数学を学ぶのでしょうか?
 分野は本当に多岐にわたり、ここに書くには紙幅が足りないですが、ちょっとだけ覗いた気分になってみましょう。
 一歩進んだ気持ちになって(?)、大学の初めのころにどのような数学を学ぶかについて、少し触れたいと思います。今回は数列の収束に関してです。

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小説を書いているとき、どうやって小説を読むのですか?

小説を書いているとき、どうやって小説を読むのですか?

 こんにちは。伯林(ベルリン)です。
 五十二歳、長崎県佐世保市のコンビニでパート勤め。雑誌コーナーのすみに並べていた五分で読める系アンソロジーからミステリ沼へドボンと落ち、そのままDミスへ――というのは真っ赤な嘘であり、私のプロフィールは全くもって秘密ということでご容赦願いたいと思います。

 最近悩みがあります。本が読めません。
 なぜかというと、執筆モードに入ってしまったからです。
 小説を

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積んでいる作品・読みたい作品・読み返したい作品

・はじめに
 私事で恐縮ですが、うちにある小説の多くは未読で(読んだ作品は、よほど手元に置いておきたいと思わないかぎり整理してしまいます)、その中から特に読みたい作品やシリーズをあげていきたいと思います。

・スティーヴン・グリーンリーフ ジョン・タナー・シリーズ
 一作目を読んだ限りだと、「ネオ・ハードボイルド」の中でも、正統派に近い作風です。これからさらに面白くなっていくそうなので楽しみです。

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自信の無い私がミステリを書き続ける理由

自信の無い私がミステリを書き続ける理由

 こんにちは。伯林(ベルリン)です。
 八十八歳、静岡県浜松市の元高校教諭。まだまだ元気じゃわいということでDミスへ――というのは真っ赤な嘘であり、私のプロフィールは全くもって秘密ということでご容赦願いたいと思います。

 私はよくミステリ小説を書いているのですが、はっきり申し上げて、頭が悪いです。
 物を知らないし一般常識もなく、学生時代の不学を恥じる日々。
 ちいちゃな脳みそでキコキコ考えたロ

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ChatGPTくんとnoteAIくんと伯林の3人で考えたミステリのプロット

ChatGPTくんとnoteAIくんと伯林の3人で考えたミステリのプロット

 こんにちは。伯林です。前口上が面倒になったものの匿名性を保ちたいので、非常に読みにくい、まるで私ではないかのような文体で書きます。
 どこまでが私が書いたもので、どこまでがAIなのか、どうなのだろうね?

本日のテーマ「AIふたりと仲良くなろう」 ふいに、今月の記事はAIとの共作にしようと決めてすぐに、「そういえばnoteさんが、AIアシスタントなるサーヴィスの提供を始めたな」と、思い出しました

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餓島がDMSSに入るまでの経緯

 あれは儂が小学生の頃のことじゃった。
 家の本棚や学校の図書室の本など、目につくものを適当に読んでいた時期の話じゃ。
 ズッコケ三人組とかアルセーヌルパンとかいう児童書が面白くて、学校の図書室や市の図書館でよく借りて読んでいたんじゃよ。
 たしか小学四年生とか五年生だった頃のことのように思うのう……。
 その頃に本の面白さを知ったのが、儂が本好きになったことの原因となっていると思うんじゃ。
 小

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ミステリ研時代の話その二 私は何を課題作に選んだか

ミステリ研時代の話その二 私は何を課題作に選んだか

・はじめに
 以前下記のように私のミステリ研時代の話を少し書きましたが、今回は「私が読書会で具体的にどの作品を課題作に選んだか」を思い出しつつ書いていきたいと思います。過去記事は以下です。

・横溝正史『悪魔が来りて笛を吹く』
 確か夏合宿でまとめて三作くらい行ったときの作品の一つだったと記憶しています。この作品は私の金田一耕助シリーズ最偏愛作品で(一番良いと思うのは何か、だったら『獄門島』です)

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読書遍歴という人生の振り返り

読書遍歴という人生の振り返り

序文

 私の名前は天方。天の方向と書いて「メッカ」と読む。かっこいい。
 なぜ私がこのような奇妙な名前を名乗っているかと言えば、すべては倫敦(ロンドン)という名前のDミス研の管理人が「どうせ会でnoteをやるならメンバーは統一感のあるペンネームを名乗ろう」ということを言い始めて、自分に寄せた「漢字二文字の外国地名」という縛りを作ったからだ。
 なので私以外のメンバーも同じように難読地名を名乗って

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大学ミステリ研時代のこと

大学ミステリ研時代のこと

 私は大学時代、ミステリ研に所属していました。そのころのことを少し書こうかと思います。

・活動
 ミステリ研の主な活動は、週一回の例会(読書会)でした。課題作を選ぶ人が一人いて、その人が選んできた作品で読書会(感想会)を行います。何の作品にするかは、選ぶ人の独断です。
 一応大まかな決まりがあり、国内ミステリと海外ミステリを一週ごとに交互に行うこと、会員は一年に一回程度は課題作選びをすること、読

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