大学ミステリ研時代のこと
私は大学時代、ミステリ研に所属していました。そのころのことを少し書こうかと思います。
・活動
ミステリ研の主な活動は、週一回の例会(読書会)でした。課題作を選ぶ人が一人いて、その人が選んできた作品で読書会(感想会)を行います。何の作品にするかは、選ぶ人の独断です。
一応大まかな決まりがあり、国内ミステリと海外ミステリを一週ごとに交互に行うこと、会員は一年に一回程度は課題作選びをすること、読んでいない人でも参加してもいいけれど、参加するならネタばらしは許容すること、程度でしたが、逆に言えば当時はそれくらいしかなかった覚えがあります。
・例会(読書会)
毎週金曜日の最終講義終了後に、大学の教室を借りるか、喫茶店に場を借りて例会を行っていました。
進行はというと、順番に感想を回していく場合もあれば、みな自分の感じたことを自由に発言するフリートーク的な場合もありました。
参加も完全に任意で、参加人数も回によってまちまちでした。極端に人の少ない回もあれば、人が多すぎてちょっとありがたいけどキャパシティ的に困ったなぁ、という回もあったと記憶しています。
課題作を選んだ人が軽いレジュメを書いてきて、それを見つつ会を進行していました。
大体一時間か長くても一時間半くらいの時間だったと思います(参加人数や教室の時間の期限にもよりますが)。
・人、日頃
サークルに所属している人の読んでいる本も様々で、国内謎解きミステリをよく読む人、社会派ミステリが好きな人、ライトノベルに詳しい人、古典ミステリに強い人、翻訳ミステリを主に読む人、ミステリはさっぱりだけど一般文芸専門の人、または逆に小説はまったく読まないけれどサークルの居心地がよくて所属している人、など多種多様でした。
ミステリ研ではミステリの話ばかりしていたかと言われると、そういった記憶はあまりないです。たわいもない雑談から、アニメ特撮マンガの話、ボードゲームの話、大学生らしい話が多くを占めていたと思います(まぁそれが普通だと思いますが……)。
・最後に
このような感じで日頃ミステリ研は活動していましたが、その他にも会誌作成や文化祭出店、有志の文学フリマへの出店、OB会の準備などがありました。
このような自分語りにお付き合いいただきありがとうございます。
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