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無常
2022年2月13日 23:59
疲れた時は羽をひろげよう春を探しに西へ行こうか追い風に乗ってどこまでも行こう私の知らない何かが待ってるあなたとともに羽をひろげよう夏を求めて南へ行こうか雨が降ってもどこまでも行こう私の知らない何かが待ってる考える時は羽をひろげよう秋を迎えに東へ行こうか向かい風が吹いてもどこまでも行こう私の知らない何かが待ってる寂しい時は羽をひろげよう冬を味方に北へ行こうか雪
2022年2月11日 22:36
オンライン授業期間ということもあり最近は友人とリモートで勉強することも多くなった。その日は友人Yと画面を通して顔を合わせた。ひと月ほど会っていないせいかYの顔は少し柔らかい顔つきになっていた。Yは自分のことを表現するのが非常に上手で普段私が関わる友人には絶対に持ってない何かを心の中に持っている。そんな事を考えているとYが思い出したかのように話し始めた。「この前ノートにミートソース
2022年2月9日 03:18
一人前を目指す僧侶が三日ほどで諦めてしまうことから三日坊主という言葉は生まれた。私も目の下に薄い隈を作りながらこのnoteの記事を書いて三日目になる。もうそろそろ書くネタが無い。ということをネタにしている時点でもう既に終わっている気がしてきた。飲みかけのmonster と最近水をやっていないサボテンが蛍光灯に照らされながら三日坊主の私を見守る。漠然とし過ぎている将来への不安と他人への
2022年2月8日 03:40
部屋で暖房をつけない私にとっては、家では基本パーカーを羽織る。向かいのマンションの燈は消え、信号機は赤く点滅している。睡魔に侵されながら聴く深夜のラジオでは古い洋楽が流れていた。とてつもなく幸せだ。言い表せない解放感と時折足先に触れる冬の空気が住み慣れた四畳半のすべてを満たしていた。幸せな時間はやがて過去の渋い記憶を思い出させる。ちょうど去年私は受験で頭の中がいっぱいだった。何度も志望
2022年2月7日 15:59
「2月4日は何の日ですか?」という問いがあれば、ほとんどの人が立春と答えるだろう。だが私の場合は「自分の誕生日」と答える。先日、私は16度目の誕生日を迎えた。いつものことなら学校へ行き誕生日を祝ってくれる友達がいるのだが、生憎わが高校では現在コロナウイルスの影響でオンライン授業になっており、現実で祝ってくれるのは私の父、母、姉だけだ。ただLINEやインスタのDMなどで時計の針が12時を回った瞬