フラペチーノから溢れ出ているものはなに
昨日に引き続き 「若者は何を犠牲にして、スタバを飲んでいるのか」考えていきたいと思う
前回の記事はこちらから
前回は「若者は何を”犠牲”にして、スタバを飲んでいるのか」という問いの設定で答えにたどり着けなかった よって今回はアプローチを変え
俗に言うCost ⇆ Price ( /= Value)というコストと価値の表裏一体性に沿った考えの元、
「若者は何を”確保”する為に、スタバを飲んでいるのか」
で真実に近づいていきたい所存である (犠牲の対義語がわからなかった 確保でいいのか Sacrifice ⇆ Reservation なのか そうですか...?違うかな...)
言い換えるならば
若者の購買意欲を引き立てる「スタバ」を「スタバ」たらしめるモノは何かである私が欲しい答えは
フラペチーノから溢れ出ているものはなにか
犠牲は何かに対する対価であるとして 私たちは何に対しお金を払っているか
カロリーを取りたいなら ケーキでもよかったのではないか
スタバのコーヒーでなければならない理由はなんだったのか
私たちは物理的コストを出み出している「カップ」という有形な価値 (見える価値)以外の無形な価値 (見えない価値)に対しよりお金を払っているのではないか
ちなみに新作のピーチのやつ『ジューシー ピーチ フラペチーノ』は税抜630円らしい (写真見たけど美味しそう 欲しい) ではその630円を犠牲にして私たちは何を得られるのだろうか
・カロリー
・空間使用料 (勉強や読書 友人と語り合う場)
・「おいしい」と感じる瞬間か (砂糖によって持たらされた感情)
・「スタバを飲んだ」という事実
・サービス(注文したスタバを受け取るという行為)
・「スタバを飲んだ」という事実をTwitterやインスタ等のSNSへ掲載することを 通して得られる別の心理的満足感(第二波の価値形成)
別の問いとして これらの価値は高いから意味があるのだろうか
逆に 『ジューシー ピーチ フラペチーノ』が100円だったら価値は半減してしまうのか
「スタバ空間」には空気以外の何がある
空間についてもう少し深く検討していきたい
そもそも「スタバ空間」を特別な空間として醸成しているのは何か
・インテリア (椅子の配置 外を面した一人席)
・「スタバ」の看板
・立地条件(駅に近い 時間を潰せる場所)
・他の利用者 (かっこいい可愛い人 勉強している人 読書している人 友人とパートナーと談笑している人)
・自分が「スタバ空間」にいるという事実
みんながみんな恰も自分が「スタバ空間」にいるように感じているが実は一人一人がその空間を作っている?「スタバの空気感」は統一しているのか混沌としているのか スタバ利用者は統一した空気感が欲しいのか
飲み込んだのはどっち:私がフラペチーノを飲んだのか それとも 私はフラペチーノに飲み込まれたのか
「スタバに行った」ことは私たちにとって「目的」だったのか「結果」だったのか
「スタバに行くぞ」という強い決意を持ってスタバに行くのか (能動的スタバ) それとも 通りかかった際に「吸い込まれて行ったのか」(他動的スタバ)
・新作が出たから行くことを決意したのか
・仕事や学校からの疲労感があなたをフラペチーノにいざなったのか
・友人に誘われたからか
今日の個人的帰着点は
今日は余力がない さっさとランディングしたい為 この辺で手頃な帰着点に着陸させてもらう
今日の個人的帰着点は
1 フラペチーノから何かが溢れ出しているのは確か (付加価値)
2 その溢れ出しているの何かは意外と大きく深いが捉えずらい
3 私はこれまでその溢れ出したフラペチーノに知らず知らずの内に幾度となく飲み込まれていた そう つまり 私は溺れていたと スタバの沼に
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スタバ 2/3