見出し画像

応募につなげるカジュアル面談のノウハウ

こんにちは。
お笑いが好きで、よくネタを見ているのですが、自分の笑い声だけが部屋に響いて時々悲しくなってる小砂子こすなごです。
咳をしても一人ってこういうことか。

今回は採用担当者に向けて、カジュアル面談のコツなどをまとめていこうと思います。


カジュアル面談とは

ご存じの方はぶっ飛ばすなり、かっ飛ばすなり、すっ飛ばすなりしてください。

カジュアル面談とは、企業と主に候補者がお互いをより理解するために、リラックスした雰囲気で行う面談のことです。
さっそく話逸れますが、夜寝る前に白湯を飲むとリラックス効果があると聞いたので飲んでみましたが、白湯を一杯飲める人尊敬します。まずい。
私は田中みな実になれないようです。コーラがいちばん!

候補者に直接スカウトを送って採用するダイレクトリクルーティングにおいて、候補者と初めて対面する場として導入する企業が増えています。

っていうのを以下のブログでも詳しく解説しているのでご覧ください。

目的

カジュアル面談に参加してくれた候補者に自社のことを説明し、働く場として検討に値するかを判断してもらいます。

ゴール

カジュアル面談に参加してくれた候補者がポジションとのマッチを認識して、応募してもいいな〜と思ってもらえるようにすることです。

会話の中で気をつけるべき4つのポイント

面談ではなくて面接だなと思われたら逃げられます

必ず「選考ではありません」と宣言しましょう。
候補者は面接っぽいなと認識した途端に離脱していきます。
マスターボールすら意味がなくなります。あ、これはポケモンの話です。
志望動機を聞くなんてもってのほかです。

私が採用担当をした時の日記でも少し触れていたので、念のため貼っておきます。

実質は面接です

\どっちだよ/
とはいえ、会話の中から選考に進んでもらいたい/もらいたくないは判断しましょう。
なんてったって採用担当だから。
明らかにアンマッチであれば候補者からしても、理由が明確であればそれを伝えられて悪い気はしません。

面接感のないマッチ/アンマッチの伝え方

選考に進んでもらいたい場合は、候補者の業務に対する姿勢や今後得たいと思っている経験に関して、候補者と自社の間に共通点があることを伝えましょう。

一方で、今後面接に進んだ場合は、必須スキルについて確認することになるので、面接前にどのような準備をした方がいいかも案内してあげましょう。

そうすることで、カジュアル面談内ではスキルのスクリーニングは行われておらず、書類選考や面接で落ちる可能性があることが伝わります。

このタイミングで選考に進んでもらわない方がいい場合は、事実ベースで必須スキルとのアンマッチについて説明をした上で、
「他にスキルマッチするポジションがあれば再度紹介してもいいか?」
の許可をとりましょう。
これによって、このカジュアル面談はマッチするポジションを確認するためのものだったことになります。

候補者に応募意思がある場合もない場合も、できる限りネクストアクションを設定

応募意思がある場合には、
「いつまでに何をする」(応募書類を用意する、面接希望日を聞くなど)
を明確にして終わるようにしましょう。
応募意思がない/検討中の場合も、いつまでに検討するかの期限を切って、そこまでは追いかけるのです。

応募意思がある場合もない場合も、期限までにアクションがなければリマインドを忘れないようにしてください。

カジュアル面談の流れ

会話って、ゴールはもちろんですが、だいたいの流れを掴んでおいた方がうまくいきます。というか焦らずに済みます。
なーんにも決めてないと、いつのまにかご飯の話になって一生ゴールに辿り着けなくなることが多々あります。
そうです。私はただの食いしん坊です。

  1. 面談の目的を明らかにする
    質問例:「今日は会社説明と募集ポジションを紹介します。もしXXさんの興味関心と合致するようであれば、応募方法を案内したいです」

  2. 候補者の面談の参加目的を聞く
    質問例:「XXさんは今日何を話したいと思っていますか?」「何が気になって返信してくれましたか?」

  3. 面談の進め方について合意する
    どのようなアジェンダに沿って話すのか、候補者が認識した状態(面接要素が含まれるんじゃないかという警戒が解けた状態)を作ってから会話を開始します。
    質問例:「〜のような流れで進めていって良いですか?」

  4. 会社・ポジション紹介を行う
    企業概要→組織構造→組織概要→職種概要
    といった進行が理解してもらいやすいです。
    できるだけ候補者側に質問をしながら、すでに知っていそうな話はスキップして後半に時間を残すようにします。
    質問例:「どこかで弊社の話を聞いたことはありますか?」「事前にご覧になった資料等はありますか?」

  5. 4の内容と候補者の経歴に関連がどの程度ありそうかヒアリングを行なう
    質問例:「プロフィールに〜とありましたが…」「これまでに職務記述書の内容と近い経験はありましたか?」「これまでどんなことをやってきて、今後どんなことをやりたいと考えていましたか?」

  6. 2が満たされたかどうか確認しながら、質疑応答を行う
    質問例:「聞きたいと思っていた話は聞けましたか?」「まだイメージが湧かない点はありますか?」

  7. マッチしそうだなと思った点をフィードバックしながら現時点での応募意思を確認し、ネクストアクションを設定する
    この時点ではスキル面ではなくて性格・人柄などのカルチャー面で共通点を探して、マッチしていると伝えます。
    「スキル面はこの後の書類選考と面接で見るから、今欲しいスキルではなかったら普通に落ちるかもしれない」とちゃんと伝えます。
    そもそもカルチャーもスキルも全然違うなと思ったら、応募は取りません。
    質問例:「今日は方向性のマッチが確認できましたが、面接では〜を重視するのでその点について考えておいてください」「応募にあたって、何に悩みますか?」「何が明確になれば結論が出ますか?」

  8. ネクストアクションの期日とリマインド目安を合意して終了する
    質問例:「何日までに結論を出せそうですか?」「書類の準備はいつ終わりますか?」「こちらからのフォローはいつぐらいがいいですか?」

ざっと流れをまとめてみましたが、ざっとでは物足りない方は以下のブログをご覧ください。

まとめ

粘着質な女なのでもう一度言います。
カジュアル面談のゴールは
面談に参加してくれた人がポジションとのマッチを認識して、応募してもいいなと思ってもらえるようにすることです。

「応募数が増えずに困っている!」
「マッチした人材に出会えない!」
などという方はぜひお話しましょう。

>>採用相談会の予約はこちら

ちなみに私が在籍している会社:株式会社ダイレクトソーシング

この記事が参加している募集