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ハートを鷲掴みにされないラブストーリー映画アナログ
はい、こんにちは
アマプラで配信されましたので
映画アナログについて
書いていきたいと思います
それでは、レッツゴー
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★五段階評価
映像 ★★★⭐︎⭐︎
シナリオ ★⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
ラブ ★★⭐︎⭐︎⭐︎
キャスト ★★★★⭐︎
音楽 ★★★⭐︎⭐︎
原作本からのトレースが害悪に、、
この映画においての最大の問題点は
恋愛映画なのに、
ほぼ恋愛らしい恋愛が描かれないところ
恋愛映画らしさとは、気持ちのすれ違い、相手との距離感、物理的でも精神的にも、かけひき
そういったことが必要で
まっ今作においては描かれてはいるのだけども
これが、あまりにも薄い
それはシナリオのプロット自体に問題があり、
毎週同じ時間にとある喫茶店で待ち合わせる、そしてその彼女が突然来なくなる、それまで順風満帆だったのに、、果たして彼女は?何者で何が起きたのか?
これである
物語の味噌としては
順風満帆に思えた恋愛に突然会えなくなったミステリアスな彼女の隠された何か?
だと思うのだが
これが本当に何もない!!
びっくりするくらい何もないのだ
ペラペラである
なんなら全てが後出しジャンケンであり
それがバラされたとて、、
はーそうですか、、っとなるのである
そしてまだ原作にあった
まぁ恋愛ものの皮を被ったそれはそうとした
男の友情物語としての人間ドラマ部分、たけしさん特有の描写部分がある意味魅力ではありむしろそこが味噌になっていた(これが恋愛小説として売られているのにどうか?という部分は置いておく)
原作にあった唯一の魅力が
ゴッソリ抜け落ちているので本当に中身のないワンアイデア映画になっているのだ
キャスティング
キャスティングにおいては悪くない、、
とも言い難い部分も多々ある
製作者は中身のないシナリオをどこかで気付くべきで、気付いた時点で何かしら対策をする必要があり、それに伴って演技力、芝居力でカバーするしかない。
にも関わらず到底期待できないキャスティングになってしまっているのである
二宮和也はアイドル出身の俳優としては天才肌でもあり映画ごとにとても良い芝居を見せてくれるいい役者であるのは変わりないわけだが
何せ中身のなさがより強調されてしまうほどにつまらない演技しかできないのだ
もしこれにデンゼルが出ていたら、、?まぁ出ないわけだが笑
つまり喜ぶのはファンだけである
この奥深さがないが故にヒロインの波瑠も大損をこいている
何せミステリアスさになんの捻りもなくただ素性を明かしていない謎の女としての役割しか与えられていないためまるで宇宙人見たいな扱われ方だ
本作最大の問題点
ヒロインが喫茶店に来なくなったわけ
理由が交通事故にあったから
なんじゃそりゃ、、
膝カックンもいいとこだ
むしろここは製作者の腕の見せ所だろう
ここまで期待感を煽りまくりどんなにやっても、なるほど!っと思わせなければならない
それが交通事故って
本人の描写を見せるわけでもなく
脇の登場人物から語らせるだけに終わるのだ
映画としては描写力としてあまりにも弱すぎる
まぁいいですわ交通事故まぁそういうこともあるでしょう
ほいじゃ、素性は?
音楽業界を追われたバイオリニスト
まぁなんかよくわからん理由で追われたんだけどもうそれも脇役の口から語らせるためマジで頭に入ってこない
なんつった?今?聞き逃したらわからんレベルなのである
つまりほぼ全く描写がないのである
というかバイオリニストでトラウマを生じたという心理的描写も主人公とのデートで行ったコンサート会場から逃げ出すというだけである
きっかけは描写されるが中身は描写されない本作の象徴的シーンとも言えるここにおいては、もはや皮肉を感じる描写だ
やめてくれー!と叫びたくなった
そうなってくると
主人公がただ単によくわからん女に一目惚れしてよくわからん女に時間を費やし人生を添い遂げ、、
そうである
最後は
後遺症がのこり歩けなくなった彼女の手を取り泣きながら
主人公がずっとあなたのそばにいます、、、
というのだ
俺にはただの痛い男にしか見えないのである
そもそも1週間に一回会っていた程度で素性も知らない女と結婚したいと思える純粋な男ではあるのだがあまりにもピュアすぎて現実世界で生きていっているのが不安になるレベルである
こんなある意味聖者のような人間性のかけらもない男の恋愛物語など誰が感動するのか?教えて欲しい
あとがき
映像は編集と共に終始オフビートで展開されて
描写の中身のなさに眠たくなる
ビートたけし原作、、
オフビート、、
そういうことか!!
なるほど監督が目指したのは
オフビートでビートたけしとかけて、、、
なんでもないです!
最近面白い映画か愛すべきつまらん映画ばかりだったので、単純につまらない映画見ていい刺激になりました!!
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